2006年05月31日

長崎県のコーヒー栽培

長崎空港から程近い場所に
「長崎スコーコーヒーパーク」
(大村市寿古町、年中無休・入園無料)

という観光施設があり、
ここでは鉄骨ガラスハウス内でコーヒー栽培が行われています。

「スコー」は、町の名前(寿古)をカタカナにしたものです。

「なぜ、長崎なのかexclamation&question
というのは、
日本のコーヒーの伝来が、
徳川の鎖国時代の寛永18年に長崎の出島に
オランダ人によって持ち込まれた、
ということだと思います。

歴史書によると、
当時は薬とも飲物とも書かれていたり、
最初に飲んだのは遠山の金さんの父親(当時・長崎奉行)だった、
という説もありますね。

同パークは1982年に、
日本初の「コーヒー園」として開園されたのだそうです。

当時は沖縄コーヒーの創始者・和宇慶朝伝さんの
コーヒー農園はすでにオープンしていましたが、
どちらかというと興味がある人が訪ねてくる、
という程度のものでしたし、
沖縄本島東村のヒロコーヒー・足立弘志さんは、
当時まだハワイのコナ・コーヒーで修行中でしたから、
確かに「コーヒー園」としての開園は、
日本で初めてだったはずです。

 西日本新聞ミのWebより.jpg

同パークではアラビカ種が
約200本植えられているようですが、
高さ4メートル前後にまでなっているものもある、
といいますから、
ピンチは充分されていないようです。

コーヒーの木は、放置すると6〜8mみの成長してしまい、
収穫はしにくくなりますから、
そのために高さ2mでピンチしてしまうのです。

同パークでの収穫時期は4月〜8月中旬くらいまでのようです。

収穫量はよく分かりませんが、
生豆換算で数百キログラム程度ではないでしょうか。

私はまだ行ったことはないのですが、
聞いたところでは、同パークでのコーヒーは、
収穫量の関係で輸入品と混ぜているとの話もありました。

沖縄でも一部のコーヒー栽培者は、輸入品と混ぜています。
もちろん、それを秘密にはしていません。

でも、私は、せっかく国産コーヒーを生産したのなら、
輸入コーヒーとは混ぜないでほしいのです。

国産大豆でも輸入大豆と混ぜないでしょう。

堂々と、その品質で勝負してほしいのです。

posted by COFFEE CHERRY at 14:14| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月30日

カイガラムシの被害

コーヒー栽培にとっての脅威は「病害虫」です。

海外のコーヒーの大生産地では、
“さび病”や“ウドンコ病”など
数百といわれる「病害虫」の被害が確認されています。

“ウドンコ病”は、
かぼちゃやキュウリ栽培でよく出るのですが、
葉の表面にうどん粉をふりかけたような白い斑状が広がって
光合成が阻害されたり、葉から栄養を吸収されるので
生育不良になって、
ひどい場合には枯死するなどの被害が出ることもあります。

ウドンコ病菌の胞子は風で運ばれるのでやっかいなのです。

“さび病”も、さび病菌の胞子は風で運ばれてやってきます。

葉の裏側にさび病菌が付着すると、オレンジ色の斑点が出て、
やがて次第に濃くなり、光合成機能が失われて、
葉が枯れてしまいます。

さび病菌には、
同じ種類の植物体上で生活を繰り返す「同種寄生菌」がいて、
コーヒー栽培にとっては、
広く一気に伝染してしまうようで致命的になりかねません。

これにかかると収穫量も著しく少なくなり、
2年〜3年後には、木全部が枯れてしまうそうです。

19世紀の中ごろ、アフリカやアジアで、
この“さび病”が猛威をふるい、
セイロン島(スリランカ)では、
コーヒーは全滅してしまったようです。

そのためにコーヒー栽培から紅茶栽培に切り替わった、
といわれています。

アラビカ種は、この“さび病”を始めとした病害虫に弱いので、
インドネシアでは、
「葉さび病に対して抵抗力が認められる
 ロプスタ種の栽培を増やした」
といわれています。

沖縄では、コーヒー自体の歴史も浅いし、
ミネラル成分の多い土壌であることや、
ミネラル成分を運んでくる潮風の影響もあって、
脅威的な病害虫の発生事例はありません。

沖縄コーヒーにとっては、“台風”が最大の脅威でしょう。

コーヒーの病害虫といえば、
カイガラムシやマイマイ、カタツムリなどは発生しています。

私のコーヒー園で時々発生するのは、
下の画像のような
カタカイガラムシ科のハンエンカタカイガラムシです。

カイガラムシは昆虫の仲間で、
セミ、アブラムシ、カメムシの親戚のようなもので、
約400種とも800種あるとも言われています。

マンゴーにも寄生しますから、
マンゴー栽培では有機栽培以外では例外なく
猛烈な殺虫剤を使用しています。

マンゴーの皮は薄いので、
果肉の中に殺虫剤が浸透している可能性もあるはずです。

カイガラムシは葉や枝に取り付いて、
樹液を吸ってしまうのです。

これだけでもやっかいなのに、
蜜を分泌するので、この蜜にアリがやってくるのです。

ひどいときは、
コーヒーの根元に巣を作って居ついてしまうほどです。

カイガラムシを発見したときには、
歯ブラシや割りばしなどで丁寧に丹念にそぎ落としています。

カイガラムシを見て思うのは、
「どう対処、処置するか」
という出現後の対策ももちろん大事ですが、
それ以前の根本的な問題として、
「予防策」
を講じないといけません。

世界ウルルン滞在期でも紹介されていましたが、
もちろん沖縄でも
有機栽培農家では「唐辛子」が活用されています。

私は、
・ 泡盛(焼酎)
・ 木酢液
・ 島唐辛子
・ 月桃の実

を配合した液剤を作り、
希釈して葉面散布するようにしています。

山城先生は、カイガラムシには
フマキラーのカダン(スプレー)を使うのですが、
殺虫剤は農薬ですから、
そうなると「無農薬」ではなくなってしまいますよね。
(「無農薬」表示については、後日書きたいと思います)

ウドンコ病は、
「在来種の植物には発生しにくい」
という特徴があります。

カイガラムシは全ての木に蔓延するわけではなく、
ごく一部の木についてだけ寄生されます。

“健康”な木ほど、カイガラムシは付きません。

健康そうに見えるけど、
どこか元気がないような木にカイガラムシは付いたりします。

こういう現象を見ていると、人間と同じだと思うのです。

いかに、健康に気を配り、「体質改善」させられるか、
また、そういう徹底した栽培管理が出来るが
分かれ道になりそうです。

そのため、カイガラムシが付いたりすると、
そのコーヒーの木には、心の中で謝罪しながら
カイガラムシをそぎ落としてあげなければならないのです。

 カイガラ虫.jpg


posted by COFFEE CHERRY at 11:05| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月29日

世界ウルルン滞在記「コロンビアコーヒー」を観ました

ぶどうのように、たわわに付いた実には驚かされました。
しかも1年中収穫できるとは…

具体的な品種や収穫量も気になりました。

典型的な、山岳地帯の傾斜地を利用したコーヒー栽培ですが、
約50ヘクタール(=1万5千坪)を
家族だけで管理しているのでしょうかexclamation&question

丈の高いバナナも植えてあるようでしたが、
特別シェードツリーのようでもなかったように見えました。

栽培面積を考えたら、多くに陰を作るのはムリですから、
密植にさせて陰を作っているのかもしれませんし、
コーヒーの高さが2m以上あったことから、
ピンチをしていない、
つまり人数的に管理が充分出来ないのかもしれません。

そのあたりは、よくわかりませんでした。


実の付き方や葉の形、枝葉の出方などが、
私が栽培している品種と明らかに違うようでしたし、
1年中収穫できるそうですから収穫量も多そうで
うらやましいです。。

持ち上げた麻袋が60sであれば、
買い取り価格が1万2千円ということは、
1kgあたり約200円になりますね。

買い取られたのが高品質なので2割高ということでしたから、
一般的には1kg当たり約170円なのですね。

1次加工した豆を屋上に持ち運ぶのが面倒にも思いましたが、
屋上で天日干しをして、
乾燥した豆は、
穴から落として袋詰めする様子は参考になりました。


村としてブランド化をする考えのようですが、
現状は農園ごとにバラバラで、
“栽培基準づくり”の必要性を説くのも時間がかかりそうなのは、
どこでも同じなのですね。

コーヒーがパスタなど料理にも使われていましたが、
日本でもカレールーにコーヒーを入れるくらいですから、
試していないだけで意
外といろいろ使えるのかもしれませんね。

コーヒーの生産現場は、
なかなか映像で観ることができませんから、
とても興味深く観ました。

私は、アジアのコーヒー栽培についての現状を
ますます知りたくなりました。

沖縄でのコーヒー栽培は、
「いかに栽培管理して品質を高めるか」
にあるかが、改めて理解させられました。

0603コーヒーの成木.jpg
posted by COFFEE CHERRY at 12:58| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

沖縄でのコーヒーの防風対策

沖縄は台風の通り道である以上、
“防風対策”は必須条件になります。

過去、多くの人がコーヒー栽培を断念・撤退したのは、
コーヒーの栽培よりも、
この「台風対策」に対する考え方の問題にあります。

防風対策の種類
・ 人工防風ネット
・ ビニールハウス(ネットハウス)
・ 鉄骨ガラスハウス
・ 防風林(ハイビスカス、カボック等)

防風ネットは、コストアップになるわりには、
その効果があまり期待できません。

また、台風の風は、
ネットを丸ごと持ってゆくだけの破壊力がありますから、
防風ネットを支えるための支柱も、
深さ1m以上に、コンクリートブロックを付けて設置するなど
しないといけません。

そうまでしても、その効果自体が期待できないのであれば、
使う意味はありません。

ビニールハウスは、
大型台風ではアルミパイプを押しつぶすくらいの
破壊力がありますから、万全とは言えません。

ビニールの代わりに防風ネットを貼り付けたハウスは、
風の通気性もありますから、
それなりの効果は期待できそうですが、
コストアップになります。

鉄骨ガラスハウスは、最も台風対策には優れていますが、
コスト的にも最大ですから
よほど資金力がないと出来ないはずです。

となると、残るのは、
「防風林(ハイビスカス、カボック等)」
による防風対策になります。

山城先生は、
「自然(台風)には、自然(防風林)で立ち向かえ」
「人間は知恵を使え」
という主義で、
台風対策が万全とはいえないまでも、
それなりの効果を出しています。

山城方式
ハイビスカスやカボックの垣根を、
台風の風の向きに垂直に作り、
この垣根を平行に並べて、その間にコーヒーを植える、
という方法です。

・ 垣根の幅は70cm、高さ2.5mという、
  ベルリンの壁を連想するような大きな垣根です。
・ 垣根は7mおきに、平行に並べるように作ります。
・ 間の7メートルにコーヒーの木を2列に植えてゆきます。
・ コーヒーの木の高さは、手を伸ばした高さ(=約2m)で、
  ピンチしてそろえます。

以上が、山城先生が考案された独自の防風対策です。

この方式は、それなりに効果があるのですが、
1つ大きな弱点があります。

それは、農地の3割近くが
防風柵の面積になってしまうことにあります。

でも、台風の通り道である沖縄でコーヒーを栽培するには、
私も山城先生の方法が最適だと思っています。

私は、さらに農地面積を減らすことになりますが、
山城方式をより堅固にした方法で、
「ブロック状に囲う」
ようにしています。

コーヒーの花芽.jpg

posted by COFFEE CHERRY at 13:01| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今晩の世界ウルルン滞在記は「コロンビアのコーヒー」が取り上げられます!

コーヒーの生産現場はなかなかテレビで放映されませんが、
今晩の「世界ウルルン滞在記」では、
コロンビアのコーヒーが取り上げられますので、
ぜひ見逃さずにご覧戴きたいと思います。

もちろん、私も楽しみにしています。揺れるハート

「世界ウルルン滞在記」のコーヒーの紹介記事

posted by COFFEE CHERRY at 12:41| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月27日

“安全”にこだわるなら、「鶏糞」は使えない

養鶏で「60」という数字は、
ふつう、食用肉鶏の孵化から出荷するまでの
飼育期間の日数の目安もことを言います。

正確には食用肉鶏は
「45〜60日」くらいで出荷しています。

ケンタッキーフライドチキン用の鶏肉は、
クリスマスなどの繁忙期は
ブラジルや米国などからも輸入されますが、
通常は国内の各都道府県の契約養鶏場から調達しています。

良心的と言われる「60日出荷」に対して、
ケンタッキーは「42日出荷」です。

この差は、みなさんがご存知のように
“薬漬け”のエサによるものです。

“薬”とは、
・ 抗生物質
・ ワクチン
・ ホルモン剤
などのことを言います。

「“薬”を入れたい」
というより、
鶏は孵化〜ヒナの幼少期の頃は病気にかかりやすく、
養鶏で大量の鶏を飼育することで、
伝染してしまうことを予防するために、
「“薬”を入れざるをえない」
のが現状のようです。

「鶏糞」という肥料の大きな特徴は、
・ 肥料の3要素以外に数々の微量要素が豊富に含有している
・ “遅効性”(ゆっくり長く効果がある)
・ 安価
で、
化成肥料や牛糞、米ぬかなどと混ぜて、
より有益化を奨励する人も多く、
沖縄県内のコーヒー栽培でも、
山城先生や足立さんも使われています。

コーヒー栽培というより、
「 “鶏糞”なくして沖縄農業なし」
というほど、沖縄では重宝されています。

そんな“鶏糞”の何が問題なのかというと、
鶏は、
「食べたエサの6割を未消化で出してしまう」
ことにあります。

畜産飼料、特に養鶏飼料では、
上記の“薬”が大なり小なり配合され、
病気を寄せ付けずに出荷を早めているわけですから、
「エサの6割を未消化で出す」ということは、
“鶏糞”を肥料にすると
「残留抗生物質」
が、
土壌に入ってしまうことになるのです。

コーヒーの木が「残留抗生物質」を吸い上げるのかexclamation&question
あるいは、
コーヒー豆に「残留抗生物質」が影響するのかexclamation&question
ということまでは、私には分かりませんが、
「安全」という観点から考えれば、
疑わしいものは使用しないに限るのです。

鶏糞がダメだというのではなく、
「養鶏飼料(エサ)に問題がある」
と思っています。

そのため、私は“鶏糞”を使わないのです。

 苗木と支柱、ヒマワリ.JPG

posted by COFFEE CHERRY at 06:58| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

徳之島のコーヒー栽培

本土最南端である九州の鹿児島県から台湾までに点在する
南西諸島の総延長は約1,200kmに渡り、
東シナ海と太平洋を分けています。
  徳之島1.gif
沖縄本島の那覇市を中心に地理的な位置関係を簡単に説明しますと、
・ 那覇市〜鹿児島市  660km
・ 那覇市〜台北市   630km
で、
南西諸島のだいたい中心に沖縄本島の那覇市がある、
とご理解下さい。

沖縄本島の最北端・辺戸岬から北へ、
・ 辺戸岬から23kmで与論島(ここから鹿児島県)
・ 与論島から40kmで沖永良部(おきのえらぶ)島
・ 沖永良部島から60kmで徳之島 
という順で連なり、奄美大島へと至るのです。

南西諸島の気候は琉球諸島と同じ亜熱帯性気候に属し、
年中を通して暖かく、
沖縄同様に台風の通り道で、被害も大きいのが特徴的です。

そのため、
バナナ、パパイヤ、パイナップルなどの熱帯植物でも
露地栽培が可能ですから、コーヒーも栽培できるのですね。

このブログでは、
「沖縄本島が露地栽培の北限地」
と決め付けていますが、
実際のところは、
沖縄本島より約120km離れた徳之島でも
露地栽培できているわけですから、
コーヒーの栽培北限地は、
徳之島なのか、奄美大島なのか、
種子島なのかよくわからないので、
「沖縄本島が露地栽培の北限地」ということにしておこう、
という意味合いでもありますから、
そのあたりはご容赦下さい。


日本離島センターの「離島統計年鑑」によりますと、
離島の大きな順位では、
1位 佐渡
2位 奄美大島
3位 対馬
4位 屋久島
5位 種子島
6位 福江島
7位 徳之島
になっています。
(沖縄本島は「離島」ではないようです)

 徳之島2.gif

奄美大島とともに
アマミノクロウサギの生息地として知られる徳之島の
コーヒー栽培では2つの取組みを聞いています。

1つは、養護学校が5〜6年前に
ハウスでコーヒー栽培に取組んでいましたが、
最近は聞かなくなりました。

現在、徳之島コーヒーというと、
吉玉誠一さんが取組んでいるコーヒーのことを指します。

吉玉さんは、約20年前に大阪から徳之島に移住され、
苦労の末にコーヒー栽培を専業にされています。

全体の栽培数量や生産量はわかりませんが、
約300〜500本くらいでしょうか。

とすると、
コーヒーの木の年齢と本数にもよりますが、
生産量は実で約1〜1.5トンくらい、
生豆換算で約400s前後の生産量と思われます。

防風対策などについても、
どういう方針で考えられているのかはよく分かりません。

吉玉さんのコーヒーの木は、
徳之島に隣接する宇検島のコーヒーの木を基に
増やしているそうですから、
おそらくアラビカ種と思われますが、
具体的な品種も明らかではありません。

吉玉さんのポリシーも、
「農薬を使用しない」
という“安全”に徹して居られるようです。

吉玉さんは
「日本のコーヒー生産の草分け」
と言われているそうですから、
沖縄のコーヒー栽培の歴史はご存知ないようです。


沖縄でも徳之島でもどこでも同じだと思いますが、
行政は成功したら飛びつくのではなく、
努力をしようとしているときに支援してほしいものです。

コーヒーのような個性的な農業は、
産業だけでなく観光や村おこしにも結びつくものですから、
「実績がないものには支援できない」
と突き放さず、
真贋の目を持って先を見通してほしいと思っています。

 コーヒーの成木.jpg


posted by COFFEE CHERRY at 11:53| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

コーヒーのオーナー制度の募集

日本は世界第3位のコーヒー輸入国となり、
今や緑茶の10倍の市場になりました。

いつでもどこでも手軽に飲めるコーヒーですが、
・ コーヒーの木をご覧になられたことがあるでしょうかexclamation&question
・ コーヒーがどのように栽培され、
  収穫・加工されているかご存知でしょうかexclamation&question
・ 粗悪なコーヒー豆や、
  混ぜ物(古い豆や安い豆、トウモロコシ等)をする
  一部の悪質な業者がいることはご存知でしょうかexclamation&question
・ 中南米から運ばれるコーヒー生豆が、
  船底で海水をかぶって納豆のように糸を引いたものでも
  製品化されているのをご存知でしょうかexclamation&question
・ 輸入コーヒーの一部は、
  生豆にくん蒸処理がされていることをご存知でしょうかexclamation&question

輸入バナナは、除草剤・農薬を撒いて栽培し、
港でポストハーベストで再度農薬漬けにして、
日本到着時に青酸ガスでくん蒸されていますから、
さすがにバナナの皮をかじる人はいないと思いますが、
粗悪なコーヒーですと、
輸入バナナの皮を焼いて、お湯をかけて飲む行為と等しいのです。

このコーヒーブログは、
「安全+品質」にとことんこだわった栽培で、
世界最高のコーヒー作りを目指し、
その過程を正直にご紹介していこう、というブログですが、
栽培面積を拡張するにあたり、
オーナーを募集することにしました。

「庭先で植えた木のオーナーになりませんか?」
という程度のものではありません。

“ホンモノ志向”の方や
コーヒーを沖縄で栽培委託してみようと思われる方には、
この機会に是非オーナーになられ、
今まで大事な栽培面があやふやだったコーヒーについて、
より深い知識を得られてほしいのです。


1.オーナー金額 3万円/本(消費税別)

  根拠:10年間なので、
      1年間3千円というように理解して下さい。

・ 追加費用は一切ありませんが、4〜5年目からの収穫した豆は
  着払いで発送させて頂きます。

・ いつでもスタートOKですし、複数本もOKです。

・ 入金確認後のスタートになります。

・ 領収書の発行はもちろん可能です。


2.オーナー期間 申込み後10年間
  コーヒーの若い苗木.jpg
・ 原則として苗からのスタートになりますが、
  苗木の在庫があるうちは、
  先着順に2〜3年木からスタートして戴いています。
  コーヒーの2〜3年木.jpg

・ オーナー様の見学、収穫は、もちろんOKです。


3.PSメールで、オーナー様のコーヒーの木の栽培状況を
  お知らせします。


・ 1週間に1回以上、「画像+生育栽培状況コメント」を
  オーナーに期間那中送信します。

・ 画像はCD−ROMに収録し、オーナー様に差し上げます。

・ 台風での倒壊や立ち枯れ、育成不良などでの交換は
  一切無料で行っています。
  当たり外れがないようにしています。


4.収穫量の目安
・ 早くて3年、遅くても4年目から開花し、
  実を付けるようになります。

・ 最初は数十粒程度ですが、年々収量は増えて、
  10年木ではだいたい4〜5sの実を付けます。

・ 実(コーヒーチェリー)と生豆では、
  3倍くらいの重量比があります。

・ オーナー様にお届けする豆は、生豆でも焙煎でもOKです。


5.他のコーヒー農園のオーナー制との違い
・ “こだわり”の違いには絶対の自信を持っています。
  “無農薬”を掲げている農園は
  本当に「無農薬」なのか疑問があります。

・ 定期的に画像で配信しています。
  オーナー様がコーヒーの生育状況が把握できます。

・ 追加金額が一切ない
  収穫期に入った豆の発送料金は着払いですから、
  追加料金のご心配は要りません。

・ 露地での防風対策としては堅固です。
  山城方式をさらに堅固にしています。


オーナー制のお振込み先
琉球銀行 西崎支店 
普通口座 278980
岡田康子(オカダヤスコ)

オーナー金額は、1本で3万円(消費税別・豆は着払い)です。

いきなり、お振込をされずに、
まずメールでお問合せをして下さい。

質問や疑問など、不明なことは何でもお問い合わせ下さい。

メールは、ご面倒でも
トップページ右上の「プロフィール」から、お願い致します。

  コーヒーの木(9〜10年木).jpg

posted by COFFEE CHERRY at 14:25| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーオーナーの募集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

宮古島のコーヒー栽培

宮古島や石垣島は、もちろん沖縄県なのですが、
沖縄県は広域に離島が分散されていて、
沖縄本島と宮古島は、東京〜名古屋間に相当し、
宮古島と石垣島でも、
名古屋〜大阪間に相当するほど離れているのです。

そのため、
「沖縄に台風接近」という天気予報があっても、
具体的に沖縄のどこに台風が接近したのかが、
沖縄人にとって必要な情報になるのです。

ここ数年は、石垣島・宮古島には
強力な台風がいくつも上陸、または接近して
大きな被害を出しています。

果樹は一般に弱酸性土壌で栽培しますから、
「平坦でアルカリ土壌の宮古島では、コーヒー栽培をしていない」
と思い込んでいたのですが、
宮古農林高校を退職された先生が、
ご自宅にあるハウス入口で
ハワイのコナ・コーヒーの種を発芽〜成木化させ、
毎年枝が折れるくらいに実が付いている、
という話を聞き、
直接電話連絡を差し上げたことがありました。

2年前の7月のことです。

2年前は8月から10月上旬まで、
週末になると台風が上陸か接近をした台風の当たり年で、
石垣・宮古も大きな被害に遭いましたので、
このコーヒーの木は相当なダメージを受けたに違いありません。

コーヒーの木は、
幹の直径でも10cmを超えるのはマレで、
一般果樹と比較すると幹は細く、枝は長く伸びますが、
風が吹いてもしなることがなかなか出来ずに、
“ポキッ”と折れてしまうのが、
コーヒーの木の特徴の1つなのです。

そのため、台風の通り道の沖縄では、
「防風対策」が必須条件になるのです。

過去、多くの人たちが、
「防風対策」を軽視して失敗・撤退しています。

防風林に使えるハイビスカス(原種)やカボックは、
コーヒーとは正反対で、よくしなりますから風に強く、
防風林に向くのです。

表現は良くないのですが、人間(の骨)に例えると、
ハイビスカス(原種)やカボックは「幼少年期」、
コーヒーは「老年期」くらいの違いがあるのです。


宮古島のコーヒーの木も、私は見れなかったのですが、
「宮古島でもコーヒー栽培は可能」
ということが分かっただけでも大収穫でした。

それでも、
宮古島では、ハウスも含めて、
「コーヒーを複数本植えている」
という話は、j聞いたことがありません。

0511コーヒーのタ.jpg

posted by COFFEE CHERRY at 09:45| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

石垣島のコーヒー栽培

沖縄本島から石垣島東側の星野地区に移住して、
コーヒー栽培に取組んでいる夫婦(東内原 稔さん)がいます。

今から18年前の1988年に初めてコーヒーを定植し、
何度か台風の被害に遭いながら
防風林やハウスなどの防風対策などを講じて、
1994年から収穫出来るように至ったようです。

沖縄は台風の通り道ですから、
沖縄でコーヒー栽培を行うということは、
よほどの情熱がなければ出来ないことなのです。

石垣島に移住されたのが2001年で、
それまではずっと本島から月1回石垣島に通い、
コーヒーの手入れをされていたようです。

同年9月には、自宅敷地内に喫茶店「人魚の里」をOPENし、
奥様が運営されているようです。

“石垣島産珈琲”は、1杯500円で,店内だけでしか飲めません。

飲物・食べ物というのは、
いくら「安全・安心」と言われても最終的には“味”で、
評価が決まるわけですが、
私はその飲物・食べ物が出来るまでの“こだわり”が
あるのかないのかexclamation&question
どこにどれだけこだわったのかexclamation&question
という、
生産者や加工者の「こだわりの質と度合い」を重要視しています。

「石垣島産珈琲」の東内原さんも、
除草剤・農薬は使わないというポリシーだそうですから、
ぜひ一度お目にかかり、
いろいろご教授を受けたいと思っています。

実は、私は石垣島に行ったことがないのです。

石垣島産珈琲は、
以前から新聞記事や雑誌、コーヒー栽培の恩師・山城先生からの
情報でしかありません。

沖縄本島より、石垣島・宮古島の方が台風の襲来は多く、
その威力も凄まじいので、
石垣島でコーヒー栽培にチャレンジされること自体、
大変勇気が要ることで、
いくら賞賛されても足りないくらいなのです。


白保盛山の約1,000坪の圃場に
約850本のアラビカ産モカ系の品種を栽培されているようで、
毎年10〜3月の収穫期に、週1回100〜200sを収穫し、
毎年約1.5トン(実)の収量前後で安定しているようです。

以前は、1kg1万円で豆を販売していたのですが、
昨年・一昨年の台風の影響があったのか、
最近は豆の販売はしていないようです。

圃場を拡大し、「石垣島産珈琲」のブランド化を計
画されているようですが、
私は沖縄では、コーヒーだけではなく
バナナ、紅茶、胡椒、島唐辛子など
ブランド化できるものは多いと思っています。

 0605コーヒー苗木1.jpg

posted by COFFEE CHERRY at 11:05| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月22日

契約栽培やオーナー制の趣旨

「収穫した沖縄コーヒーを買い付けしたい」
と、
今まで数多くの業者の方たちが沖縄のコーヒー生産者を訪れ、
例外なく断られて帰って行かれました。

せっかく、沖縄コーヒーにご興味を抱かれたのに、
生産者にしても買い付け希望者にしても
お互いがたいへん残念な出来事です。

というのは、
価格的な問題以前に、
どこも余分なコーヒー豆を持ち合わせていないためにムリなのです。

要するに沖縄のコーヒー生産農家は、
どこも“零細農家”だということです。
私のところでも全く同様です。

「コーヒー豆の買い付け」
という考え方から、少し視点を変えて
『沖縄でコーヒー栽培に取組んでみよう、
自分ではムリなので、提携先のコーヒー農園に委託栽培をしよう』

というように考えて戴きたいのです。

私は、バナナのオーナー制度も行っているのですが、
バナナオーナーの趣旨は、
「バナナ栽培が難しい地域に住んで居られる方が、
沖縄で、私にバナナ栽培を委託させて、
自分のバナナを成育させる、
途中の栽培経過を随時報告してもらう」

という考え方なのです。

コーヒーも、バナナと全く同じで、
オーナー制、契約栽培も基本的には
木の数の違いくらいです。

私は真剣に世界最高のコーヒー栽培に本気で取組もうと
考えているのですから、
せっかく収穫できた沖縄コーヒーを、
輸入コーヒーとブレンドするお考えの方は
丁重にお断りしたいのです。

理念に賛同して頂ける方と共に、
より高品質なコーヒー豆の栽培に取組みたいと考えています。

汚染されていない沖縄の“本物”のコーヒーを
単純にお買い求め戴くだけではなくて、
オーナーになって戴いて、
オーナー自身のコーヒーの栽培過程から収穫までをご覧戴く、
一種の“トレーサビリティ”として、
またコーヒーや沖縄の見聞を深め、
オーナー様のコーヒーの木に愛着を持って戴きながら、
さらに収穫後美味しく召し上がって戴きたい、
という盛り沢山の“試み”なのです。

バナナは、オーナーになられたら
その年か翌年には房を収穫できるのですが、
コーヒーは、苗木からのスタートになりますから、
最初の収穫までにも数年かかりますから、
長い目で見ていただける“本物志向”の方でないと難しそうです。

0605コーヒー苗木3.jpg

posted by COFFEE CHERRY at 11:25| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーオーナーの募集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月21日

葉たばこの花

“日刊”を心がけているのですが、
今日はあいにくまだ仕事が残っていますので、
3月の下旬に糸満市で撮影した葉たばこの花をご紹介して、
今日はお休みにさせて戴きます。
 葉たばこの花.jpg
コーヒーと葉たばこは特に関係ありません。

葉たばこの花は、こうして見るときれいなのですが、
葉を大きくしたいために、カットしてしまうのです。

posted by COFFEE CHERRY at 21:00| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

沖縄コーヒーを、より高品質にするための栽培管理上の考え方

単純に“純国産”とか“鮮度”、“希少性”、“安全性”を
売りにするだけでは、あまりにも“芸”がありません。

せっかくコーヒーを栽培するなら、
世界最高のコーヒーづくりに挑戦したいものです。

沖縄コーヒーの品質を高めるためには、
個々のコーヒー栽培農家のレベルアップも必要ですが、
コーヒー栽培者側の統一された基準づくりも
今後は必要になると思われます。

将来的には、
ハワイのコナ・コーヒーのように、
世界中で認知される沖縄ブランドのコーヒーが
出来るはずだと思っています。

熟慮したわけではありませんが、
私が常々念頭に置いている栽培管理上の考え方をご紹介します。

1.“品種”の統一
・ コーヒーの木で、
  「アラビカ種であれば何でも良い」
  というのではなく、
  その品種ごとに収穫・分類されなければならないと思います。

2.優良な木の種から発芽させた苗木を使うこと
・ 健康で、良い実をたくさん付けた優良なコーヒーの木の種から
  発芽させた苗木を使うべきだと思います。

3.苗木の選別
・ 発芽して育苗した苗木で、
  形の良いものを選別することも重要でしょう。

4.圃場、土壌作りと肥料
・ 防風対策の具体的方法と効果性
  ハイビスカスやカボックを防風林にされている
  山城先生の方式で良いと思います。

・ 除草剤や農薬の使用はしないこと

・ 使用して良い有機肥料と使用しないほうが良い肥料を分けること
  「鶏糞」は使用しない方が良い、というのは私の持論です。
  詳しくは、また後日書かせて戴きます。

・ 葉面散布の頻度と液肥の内容、希釈倍率など

・ 土壌の排水性についての考え方

・ 追肥の時期と施肥の内容・量、与え方

・ 病害虫対策の研究
  殺虫剤は島唐辛子、月桃などを木酢、焼酎漬けにしたもので、
  効果性を確認していますから、
  化学殺虫剤や農薬の使用はせずに
  予防をする方法を確立すべきだと思います。

5.移植の時期
・ 植え付けの時期
  沖縄では、
  3月下旬から台風が襲来する前の6月くらいが適当ですが、
  さらに旧暦や潮汐も関係しているのかもしれません。
  (現在、研究中です。)

・ 支柱の有無

・ 樹齢ごとの分類

6.収穫方法・熟度が不完全な豆は収穫しない
・ 収穫後の処理方法

7.剪定時期と方法


等級の基準づくりの必要性
現在の沖縄コーヒーは、
生産者がそれぞれ独自のやり方を貫いています。

悪く言えば「バラバラ」です。

将来的には、
沖縄コーヒーの“統一基準”をつくり、
沖縄コーヒー自体の品質を安定させ、
より価値を向上させる取組みをしなければならないと思います。

“統一基準”のプログラムは
コーヒー栽培農家だけではなく、
専門家や取引業者、行政も参加させることが肝要と思われます。

防風林に向くハイビスカス(在来種)
ハイビスカスの花.jpg

ハイビスカス.jpg

防風林に向くカボック
カボック3.JPG

カボック.jpg

カボック1.jpg



posted by COFFEE CHERRY at 18:32| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの品質を高めるための考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

桃栗3年柿8年、ゆずは9年で成り下がり、ナシの馬鹿めは18年

これは、原田知世主演映画『時をかける少女』のセリフです。

コーヒーも、種植えから3〜4年しないと最初の実が採れず、
待ち遠しい思いで管理しないといけません。

一般に、果樹は
・ 接木
・ 取り木
・ 挿し木
という方法で増殖できるのですが、
私が今までに行った実験では、
それぞれ成功率が1割程度しかありませんでした。

他の果樹では上手く増殖できるのに、
なぜかコーヒーは難しいのです。

そうした中で、
「挿し木」の方法を少し変えたところ、
成功率は格段に良くなった方法をあみ出しました。
(と、思います。)

せっかく成功した「新・挿し木コーヒー」の鉢が、
その後、他の鉢と混ざってしまい、
追跡調査が出来なくなってしまいましたので、
また落ち着いたらこの実験にかかりたいと考えています。

この方法がもし上手くゆけば、
コーヒー栽培では画期的なことなのです。

種から発芽・成育させると、
最初の収穫まで3〜4年かかるのが、
その半分程度になる可能性が見出せるからです。

以下は、コーヒー園の3年木の一部画像です。

 0605コーヒー苗木2.jpg
 
 0605コーヒー苗木9.jpg

 0605コーヒー苗木8.jpg

 0605コーヒー苗木5.jpg

 0605コーヒー苗木7.jpg

コーヒーの発芽方法と、
コーヒー以外の熱帯果樹の発芽・育苗方法が
画像で分かりやすく出ているサイトを
発見しましたので、お時間のある時にご覧下さい。
熱帯果樹の発芽と育苗

posted by COFFEE CHERRY at 15:11| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月18日

台湾のコーヒー事情

台湾というと、中国茶の印象が強く、
コーヒーのイメージはなかなか湧かないのですが、
若者を中心に近年急激にコーヒーが浸透して、
コーヒー栽培的に見ても、意外なことに
零細規模の沖縄コーヒーの比ではないほど規模が大きいのです。

今や、台北は中国語圏の中で、
最もコーヒーショップの密度が高い都市となっているのです。


台湾でのコーヒー
コーヒーは、台湾では
永らく富裕層の贅沢な嗜好品としての認識のために、
輸入数量がもともと少ないことはありましたが、
1998年以降コーヒー豆の輸入量が急増し、
2005年度の輸入数量は
10年前に比べて3倍を超えるほど成長しました。

台湾の税関当局の資料によると、
昨年(2005年)の生豆の総輸入量は1万191トン、
金額ベースでも1,900万米ドル(約23億円)を
突破しています。

年間の1人当たりの平均消費量でも、
10年前の53杯から123杯にまで増えています。

1人当たりの名目国内総生産(GDP)が
1万6千米ドルに迫る台湾では、
「量より質を求める消費傾向」
にあって、
台湾のコーヒー協会では
「新鮮なコーヒーを好む本物志向の消費者が急増している」
と分析するように、
焙煎豆より生豆での自家焙煎を好む“通”志向にあるようです。

それを裏付けるように、
焙煎豆の輸入数量はほぼ横ばいで推移していて、
加工製品など、その他のコーヒーは
昨年初めて前年度割れとなっています。

参考:国民1人当たりのGDPの比較(2004年度)
・ 日本  約3万6千米ドル
・ 香港  約2万3千米ドル
・ 台湾  約1万5千米ドル
・ 韓国  約1万4千米ドル
・ 中国   1,261米ドル


コーヒー人気に伴ない、喫茶店の出店密度も高くなり、
2003年度では台湾全土で約1,200店舗にも上り、
急激な出店ラッシュによる乱立も懸念され始めています。

すでに日米外国資本の
・ スターバックス(台湾名・「星巴克」)
  食品大手の統一企業などと提携し店舗展開をしています。
  2001年度75店、2005年度168店
・ ダンティ(台湾名・「丹堤」)
・ シアトルズベストカフェ(台湾名・「西雅図」)
・ イズコーヒー(台湾名・「伊是」)
・ 真鍋(1999年日本から進出)
・ 珈琲館(1992年日本から進出)
などのカフェチェーン店舗が続々と進出していて、
コーヒー1杯の値段は
スタンド式の大衆的なチェーン店の
35台湾ドル(1台湾ドル=3.5円)から、
日本の喫茶店方式の100台湾ドル程度まで、
TPOに応じて選べるようになっています。
 台湾の「IS COFFEE」.jpg

2002年度のカフェチェーン店は731店舗に上り、
ファストフード店の695店を上回りました。

ランチェスター戦略の「シェア理論」の通りに、
シェア争いは激化の一途で、
各社は店舗拡大にしのぎを削っているようです。

2002年度の台湾のコーヒー市場(総消費金額)は
135億台湾ドル(約459億円)、
昨年度(2005年)は150億台湾ドル(約525億円)
となって、
台湾人の生活の中で、コーヒーは確実に定着しているのです。


台湾のコーヒー栽培
沖縄がコーヒー栽培の北限なのですから、
沖縄の南西に位置する台湾は、
もちろんコーヒー栽培が可能で、
台湾産コーヒーも栽培されているのです。

台湾では、
・ 南投県
・ 雲林県
・ 嘉義県
・ 台南県
・ 高雄県
・ 塀東県
・ 台東県
・ 花蓮県
など、主に中南部が産地となっていますが、
総栽培面積は、
250ヘクタール(約75万坪)にも及んでいると言われています。

コーヒー栽培で、250ヘクタールという面積は、
中南米や東南アジア、アフリカの大産地と比較すると、
1%にも満たないのかもしれませんが、
250ヘクタールの70%に、1坪1本のコーヒーを植えて、
平均3sの収量があったと仮定しますと、

75万坪×0.7×3s=1,575トン
にも及びます。

ハワイのコナ・コーヒーの生産量は
年間900トンと言われていますから、
それをはるかにしのぐことになりますが、
本当なのでしょうかexclamation&question

話半分でもすごいですよね。
沖縄コーヒーは総量でも年間3〜4トンなのですから。

昨年2005年10月には
台湾で「コーヒーイベント」も開かれていて、
実際に自分の目で確かめたく、
ぜひ視察に行きたかったのですが、行きそびれてしまいました。

タイトル:「2005台湾コーヒーフェスティバル」
開催地: 古坑郷緑色隧道公園、剣湖山ワールドなど
内容:  雲林地区を「台湾コーヒーのふるさと」と産地宣言をして、
     コーヒー文化が盛んな国々を招聘するなど、
     国際的なイベントに拡大し、
     古坑コーヒーの付加価値を高めていく。

会場にはコーヒーテーマ館、コーヒーストリートなどを設け、
世界コーヒー交易会、台湾産コーヒー豆品評会、
コーヒーを使った美食の宴などのイベントが催されたようです。

台湾のコーヒー栽培は、沖縄の気候環境的にも近く、
視察しなければなりませんね。

参考サイト
・ 古坑の台湾コーヒー
・ フォトアルバム 台湾のコーヒーを探して
・ これが台湾、だから台湾 「臺灣珈琲」
posted by COFFEE CHERRY at 14:39| 沖縄 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 台湾のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

コーヒー生産地で農薬や殺虫剤を使う理由

コーヒーの木は、基本的には肥料は要らず、
放任で10m近くまで大きくなる高木で、
収穫しやすいように栽培管理的に
手を伸ばして届く高さ(約2m)に
ピンチ(中心の芽を摘む「摘芯」)しています。

そのためコーヒーの木は、
ピンチさえすれば高さは自由に設定出来るのです。

肥沃な、水はけの良い土壌であれば、
高品質なコーヒー豆が取れるはずですが、
問題なのはコーヒーの木の寿命が割合長いことです。

しかも、
コーヒーだけを同じ場所で数百年も繰り返して植えていると、
どうなるでしょうかexclamation&question

“連作障害(れんさくしょうがい)”といって、
特定の土壌成分が不足することで
次第に生育不良となっていく現象になります。

コーヒーの歴史が古いアフリカや
中南米のコーヒー農場で発生する病害虫が、
沖縄で発生していないのは、
沖縄のコーヒーが、
まだ始まったばかりだというように思われます。

沖縄のコーヒー栽培ではまだ“連作障害”がないからですね。

私が理想とする農耕のありかたは、
中世ヨーロッパ農業の“三圃式”
あるいは“四圃式”という農耕方式で、
・ 家畜(牛、ヤギ、うさぎ、鶏など)を放牧し、
  雑草を食べさせ家畜ふん堆肥で地力を増す
・ 農作物の栽培
・ 休耕地として寝かせる
などといった耕区を分けて、
毎年順繰りに移動していく農耕方式に憧れているのですが、
コーヒーは1年草作物ではありませんから、
コーヒーが実を付けて木がヘトヘトになった頃合に、
必要な量だけ、必要な有機成分を補充(追肥)していく、
という考え方が
コーヒーの“品質”を高めるに当たって
必要条件になるものと考えています。

要は、
「栽培管理の徹底」という基本的で当たり前のことが
求められているのです。

ブラジル、コロンビア、ジャマイカ、インドネシア、
エチオピアなどコーヒーの名生産地は、
私が調べた範囲内では、
相当数の農場が化学肥料と農薬を使用していました。

コーヒーの栽培中に使われている農薬は、
・ 除草剤
・ 殺鼠剤
・ 殺虫剤
で、
大規模な空中散布が行われている国や
無料で農薬を配布している国もあり、
安易に使用されているのが現実なのです。

これはコーヒーだけでなく、バナナでも同様でした。

「有機栽培」表示ではない農作物は、
“除草剤+農薬”栽培だと思っていた方が良いでしょう。

「有機栽培」表示は、
それはそれでまた問題点があるのですが、
それは後日書く予定でいます。

消費者は、
とかく最終的な“味”や“形”で判断しがちですが、
特に口から入る農作物については、
・ どうやって加工されたのかexclamation&question
・ どうやって栽培されたのかexclamation&question
・ 添加物の有無はexclamation&question
・ いつ作られたのかexclamation&question
などを“吟味”する「真贋の目」を養ってほしいと思います。

ショッピングセンターのコーヒー豆販売店を見るたびに、
「いつ焙煎したんだろうexclamation&question
と見入ってしまいます。

店員の方は商品知識も乏しく、
「2割引」での“得”を力説するのが精一杯のようでは、
とても“買う勇気”が出ないのです。

 0605コーヒーのタ.JPG

posted by COFFEE CHERRY at 13:10| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

沖縄コーヒーの歴史

ペリー提督率いる米国海軍の「北太平洋遠征隊」が、
日本開国交渉前に沖縄の那覇港に「開国交渉の基地」として
寄航したのが1853年から翌54年にかけてのことですから、
今から153〜154年前のことになります。

ペリー提督は、琉球内陸部調査と共に、
約200種類の植物を採集して米国に持ち帰っているのですが、
この中には「コーヒー」はありませんでした。

現在、樹齢100年以上のコーヒーの木は、
いずれも沖縄本島中北部にありますが、
樹齢150年を超えているものはさすがになさそうです。

1609年に、
琉球王国は薩摩藩島津忠恒に占領されてしまうのですが、
それ以前の琉球は、
「大交易時代」と呼ばれる繁栄期があって、
西欧〜インド〜東南アジア〜中国〜琉球〜種子島〜九州という
海上交易ルートが確立され、
「アジアのハブ港」として機能していましたから、
その時代にも品種はともかく
コーヒーの木が移入されていた可能性は否定できません。

コーヒーの成木.JPG

近年の沖縄コーヒー
1.うるま市(旧・具志川市兼箇段)の「和宇慶コーヒー」
・ 1972年の沖縄本土復帰に伴ない
  和宇慶さんの妹が「お土産に」と
  ブラジルから持ち帰った15粒のコーヒーの種が、
  記録にある沖縄コーヒー栽培の原点となっています。

・ 当時の和宇慶さんは中部農林高校に勤務されていて、
  農業の基本的な知識があったことから
  「沖縄でも栽培できないか」と
  興味本位で種を植えたところ発芽したことで、
  本格的に着手することに至りました。

・ 1980年には、自身がブラジルに渡り
  国立農業試験場でコーヒー栽培を学んで
  以降本格的にコーヒー栽培に着手しました。

・ 沖縄コーヒーを県内に普及させるため
  度々「コーヒー講座」を開き、
  延べ約200名が受講した、と聞いています。

・ 自宅庭の約1,500坪の農園に
  約1千本余りのコーヒーを植えられていましたが、
  度重なる台風でコーヒー園は残念ながら壊滅してしまい、
  現在は朝伝さんの息子さんが
  コーヒーの苗木販売を手がけています。

・ 私も7年前にコーヒーの苗木を6鉢買わせて戴きました。
  朝伝さんは、当時(93歳)は入退院を繰り返されていました。

2.恩納村の「ヤマーコーヒー」
・ 前述の和宇慶さんの「コーヒー講座」を受講し、
  ただ一人受け継いだのが山城武徳先生(75歳)で、
  現在の沖縄コーヒーの第一人者です。

・ 沖縄戦以降、10を越える職業に就きながら、
  そのノウハウを全て吸収しているために、
  自身で何でも作り上げる器用さを持ち合わせています。

・ 和宇慶さん同様、中部農林高校の教師となられて、
  基本的な農業知識を持たれてコーヒー栽培に活用されています。

・ 現在、約3,500坪で約2,000本のコーヒーの木を
  栽培されています。

・ 毎年11〜3月ごろ、
  恩納村の体験学習(修学旅行)の受入れをされています。

・ 私は山城先生から、コーヒー栽培を学習させて戴きました。

3.東村の「ヒロコーヒー」
・ 大阪で電気工事をされていた足立浩志さんが、
  ハワイ島のコナ地区でコーヒー栽培を3年修行され、
  小笠原か沖縄かの選択で沖縄を選び、
  苦難の末コーヒー栽培を確率させました。

・ 最初のコーヒー苗木は、前述の山城武徳先生から数鉢買われ、
  コーヒーの実を付けるまでの数年間は
  名護市でタクシーの運転手をされていたのです。

・ 農地を借りるのにも苦労の連続で、
  ようやく現在の土地を農家から直接借りて栽培されています。

・ カフェも出されていますので、
  現在沖縄で「沖縄コーヒー」が堪能出来るのは、
  唯一ここしかないはずです。

その他、鉄骨ガラスハウスやビニールハウスで
コーヒーを栽培されている方や、
露地栽培に挑戦されている方、
離島でのコーヒー栽培…
など県内のコーヒー栽培状況はだいたい把握していますが、
せっかく収穫出来た沖縄コーヒーを
輸入コーヒーと混ぜてしまう方もいて、
“理念”が違うようですから、
ここでは触れないようにしておきます。

沖縄県内では、コーヒーを庭に植えている方は
わりと多く見受けられますが、加工方法が分からず、
あるいは面倒だということで放置されていることが多いです。
もったいないですよね。

沖縄でのコーヒー栽培は“台風”対策が必須で、
またこれを上回る“情熱”がない人は、
次々に脱落しているのが現状なのです。

posted by COFFEE CHERRY at 12:29| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

沖縄コーヒーが“幻のコーヒー”と言われる理由

コーヒー生豆の世界的な取引高は、
今や石油に次ぐ大きなもので、
日本は米国、ドイツに次いで世界3位の
コーヒー消費国となっているのです。

2004〜2005年度の国別コーヒー消費国ランキング
1位  米国
2位  ドイツ
3位  日本
4位  イタリア
5位  フランス
6位  スペイン
7位  英国
8位  オランダ
9位  アルジェリア
10位 ベルギー・ルクセンブルク

もっともイタリアやフランスなどより日本が上位の理由は、
嗜好品としての伸びだけではなくて、
日本は“コーヒー缶”市場が熱いからなんですね。

ともかく、
昨年2005年度の日本のコーヒー豆輸入通関実績は、
41万3,282トン
で、
ここ数年年間40万トン前後で推移しています。

沖縄コーヒーは、
第一人者が恩納村の山城武徳先生、
2番目が東村の足立浩志さんが専業で、
その他10名足らずが生産しているのですが、
現在はいずれも小規模のため、
合計してもせいぜい年間3〜4トンのはずです。

 収穫したコーヒーのタ.jpg

国内では、小笠原でも4件の農家が
小規模でコーヒー栽培を営んでいたり、
徳之島や本土でもさらに小規模で栽培されていますが、
それらを合算しても、
数字的にはさほど変わらないと思います。

沖縄や小笠原などを含めた“国産”を年間4トンと仮定しますと、
国産比率は
4トン ÷ 41万3,282トン=0.001%

となります。

これでは、“希少”とか“幻”と
言われるのも無理はないですよね。

“希少”と言われる大豆でも、
国産比率が2〜3%ですから、
いかに“希少性”なのか
お分かり戴けることと思います。

沖縄人であっても、
沖縄県内でコーヒーが栽培されていることを
知らない人が多いのですから。

現在、沖縄コーヒーは、
ごく一部のコーヒー通・リピーターだけに
限定されて消費されていますから、
取次依頼はよくあるのですが、
余分に出せる生豆は存在しないのです。

そのため、
沖縄コーヒーの入手を希望される方には、
現在はオーナー制か契約栽培しか方法がないのです。

posted by COFFEE CHERRY at 12:07| 沖縄 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | コーヒーの基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月14日

“コーヒーの栽培”自体は難しくありません

赤く熟したコーヒーの実を、
回転させるように枝から取り、
赤く熟したコーヒー豆をつぶします。
 手のひらでつぶしたコーヒーのタ.jpg

ふつうは、落花生のように
2つの種が合わさるように入っているのですが、
まれに1つしか入っていないことがあります。

 つぶしたコーヒーのタ.jpg


容器に水を入れ、コーヒーの種を入れます。

浮かぶものと沈むものに分離します。
 コーヒーの種を浮かべる.jpg
浮かぶものは「廃棄」、沈んだものだけを播種用にします。

私は容器にHB101を1滴入れ、
発芽剤の代わりにしています。

冷蔵庫で種を冷蔵する方法も試しましたが、
はっきりした違いが出なかったので今はしていません。


播種後、約3〜4ヶ月もかかって、
モヤシのように頭を持ち上げてきてから、双葉になります。

まさに「忘れた頃に発芽した」という感じです。

沖縄コーヒーの創始者・和宇慶朝伝さんから
「発芽までに9ヶ月かかったことがある」
とお聞きしたこともありました。

ただ、コーヒーの種の入手はなかなか困難なのです。

 1年目のコーヒー苗木.jpg
約1年後のコーヒーは、成長の差がありますが、
典型的な大きさは、このくらいです。


posted by COFFEE CHERRY at 11:12| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月13日

コーヒーの「シェード・ツリー」の意味

中南米や熱帯アジア地域では、
高木の間の日陰でコーヒーを栽培する農園があります。

これは文献にも書かれています。

熱帯の強い直射日光から
コーヒーの木を守るために行われている
“日陰”栽培の手法です。

コーヒー生産国への視察で実際にこの手法を見たり、
文献で見た方が、杓子定規的に
「コーヒーの木=シェード・ツリー」
と捉えてしまい、
沖縄や本土でコーヒー栽培をするときにも、
“日陰”栽培の手法で栽培している人が見受けられるのですが、
ここで岐路になるのは、
「沖縄や本土でもコーヒーは“シェード・ツリー”なのかexclamation&question
という問題です。

前にも書いたと思いますが、
コーヒーの文献は、
中南米の生産地のことを基に書かれているのであって、
沖縄や小笠原の立場で書かれたものではありません。

そのため、文献はあくまで参考資料であって、
その栽培地域の気候風土や土壌に
大きく影響してくるはずだと思うのです。

“日照”を考えたときに、
沖縄を基準とすると、
本土や赤道付近の熱帯地域との日照には違いがないのでしょうかexclamation&question

植物の生態だけではなく、
情熱や理念・信念にも関係しそうですが、
私はコーヒーやバナナの“北限”である沖縄では、
コーヒーは日陰栽培せずに、
“てぃーだ・かんかん(太陽・じりじり)”のもとで、
サンサンと降り注ぐ直射日光のもとで
栽培すべきだという信念を持っています。

沖縄の直射日光と、ミネラル成分の多い土壌と、
ミネラル成分の多い潮風が、
沖縄のコーヒー栽培に最適であり、
高品質のコーヒーを栽培するための必要条件だと考えています。

熱帯地域で行われている
「コーヒーの木=シェード・ツリー」
という“日陰”栽培手法は、
熱帯地域に適合しているのであって、
北限地域では北限地域なりの手法で栽培するべきだと思うのです。

日照下だからこそ健康な沖縄コーヒー.jpg

実は、私も当初は
コーヒーを“シェード・ツリー”として
栽培をしていたことがあるのです。

結果は、「過保護」に似た感じで、見事に病弱になりました。

日陰に長いこと置いた苗木は、
沖縄の直射日光のもとに出すと、葉が焼けてしまうのです。

苗木のうちから、
しっかりと環境に即しながら健康に生育させることで、
病害虫や根腐れなどを防いでゆく過程は、
人間と同じだと理解できたのです。


posted by COFFEE CHERRY at 09:14| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 沖縄のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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