2006年05月15日

沖縄コーヒーが“幻のコーヒー”と言われる理由

コーヒー生豆の世界的な取引高は、
今や石油に次ぐ大きなもので、
日本は米国、ドイツに次いで世界3位の
コーヒー消費国となっているのです。

2004〜2005年度の国別コーヒー消費国ランキング
1位  米国
2位  ドイツ
3位  日本
4位  イタリア
5位  フランス
6位  スペイン
7位  英国
8位  オランダ
9位  アルジェリア
10位 ベルギー・ルクセンブルク

もっともイタリアやフランスなどより日本が上位の理由は、
嗜好品としての伸びだけではなくて、
日本は“コーヒー缶”市場が熱いからなんですね。

ともかく、
昨年2005年度の日本のコーヒー豆輸入通関実績は、
41万3,282トン
で、
ここ数年年間40万トン前後で推移しています。

沖縄コーヒーは、
第一人者が恩納村の山城武徳先生、
2番目が東村の足立浩志さんが専業で、
その他10名足らずが生産しているのですが、
現在はいずれも小規模のため、
合計してもせいぜい年間3〜4トンのはずです。

 収穫したコーヒーのタ.jpg

国内では、小笠原でも4件の農家が
小規模でコーヒー栽培を営んでいたり、
徳之島や本土でもさらに小規模で栽培されていますが、
それらを合算しても、
数字的にはさほど変わらないと思います。

沖縄や小笠原などを含めた“国産”を年間4トンと仮定しますと、
国産比率は
4トン ÷ 41万3,282トン=0.001%

となります。

これでは、“希少”とか“幻”と
言われるのも無理はないですよね。

“希少”と言われる大豆でも、
国産比率が2〜3%ですから、
いかに“希少性”なのか
お分かり戴けることと思います。

沖縄人であっても、
沖縄県内でコーヒーが栽培されていることを
知らない人が多いのですから。

現在、沖縄コーヒーは、
ごく一部のコーヒー通・リピーターだけに
限定されて消費されていますから、
取次依頼はよくあるのですが、
余分に出せる生豆は存在しないのです。

そのため、
沖縄コーヒーの入手を希望される方には、
現在はオーナー制か契約栽培しか方法がないのです。

posted by COFFEE CHERRY at 12:07| 沖縄 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | コーヒーの基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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