2006年06月22日

フィリピンのコーヒー事情〜その1

日本で、フィリピン産というと
「バナナ」のことをイメージするはずです。

フィリピンのコーヒー生豆が、
日本にはほとんど入ってきていないのですから、
認知されていないのも当然のことです。

それでも、
インスタントコーヒー(中間製品)としては、
ここ数年約600トン
(全輸入の約8%弱、平均単価約700円/s)
が日本に入っている
のです。

昨日の「インドの歴史」での記述のように、
1700年には、
ジャワ島でコーヒーの大量生産に成功しているようですし、
18世紀には
 「ヨーロッパ人のコーヒー・プランテーションは
  西インド、中南米に広まる」

と文献で出てきますから、
1740年に
「スペインの修道士がフィリピンにコーヒーを伝来した」
という文献は、キリスト教の布教活動の一環とも考えられ、
18世紀初頭には、
フィリピンでもアラビカ種が広域に栽培されていた、
と考えるのが自然でしょう。

1868年のセイロンでのサビ病被害を契機に、
東南アジアのコーヒー栽培地に大打撃を与えますから、
この後に、
ロブスタ種の栽培が始まってきたものと考えられます。

「フィリピン産コーヒーは、
 かつて世界第4位を誇るコーヒーの生産国」

という記述も文献に出てきますが、
それがいつごろの話なのかは出てきません。

それでも、
フィリピン産コーヒーの生産量が
その昔は多かったことは充分考えられ、
「フィリピン産コーヒーが珍重された時代もあった」
ということもあったのでしょう。

フィリピンでも、
輸出の約8割が巨大多国籍企業に支配されていて、
「生かさず、殺さず」
という奴隷に近い状態で
バナナやコーヒーは買い叩かれているのですが、
そうした中で、
フィリピンは“リベリカ種”の生産で、
特長を出そうとしています。

続きは明日書きます。

posted by COFFEE CHERRY at 15:42| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピンのコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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