2006年07月07日

屋久島のコーヒー栽培

農薬や除草剤、化学肥料を使用しない栽培方法は、
割合「安全」なのですが、“安心”ではないのです。

有機の“認証”を「安心マーク」として、
消費者との“信頼”が得られるような
システムになっているからです。

零細農家が、“認証”を取得しようとすると、
その煩雑な手続きや土壌検査などの認証費用の負担が
重くのしかかってきます。

沖縄でも、3千坪程度の農家が“認証”を取得しようとすると、
20〜30万円も費用がかかり、
それが全額、取得しようとする農家が負担することになっていて、
そのために尻込みする農家が多いのが現状です。

“認証”マークは、確かに「信頼の証(あかし)」ですが、
認証審査機関でも、審査が厳しいところや甘いところがあり、
また、“認証”シールを「偽造」する業者もいて、
必ずしも、消費者が思っているような“安心”ではない、
と個人的に思っています。

「“認証”マークがあるから安心、なければ心配」
というより、
私が目指しているのは、
「〇〇さんが作った農産物は安心」
という、
至極単純なものです。

この方法は
理解して戴くまでは、時間がかかりますが、
理解さえして戴ければ
“認証”マークの有無は関係ないはずだと、
考えています。

エクアドルで認証を得ていない
“有機栽培”コーヒーの小農家が、
数年前に日本にやってきて、
販路拡大のため九州地区で
「フィエスタ・エクアドル」
を行ったそうです。

このイベントで、
コーヒー生産者が屋久島にも行ったのですが、
イベントに参加した屋久島の有機マンゴー生産者グループは、
エクアドルのコーヒー生産者が持参した
インタグコーヒーの種を屋久島で栽培し、
このコーヒーがうまく育ったら、
エクアドルのインタグコーヒーとブレンドして、
屋久島特産「エコヴィレッジ・ブレンドコーヒー」として
売り出すことを思い立ったのだそうです。

約1kgのコーヒーの種を、
マンゴーハウスと露地でテストしたようですが、
「コーヒーの種が悪かったのか、
  どちらもうまく栽培出来なかった」
と、
結果だけを先日お聞きしました。

「種を発芽させ、それをポットに移し、
  高さ30cm程度になったら移植する」
という方法であれば、
・ 移植の時期が冬場だった
・ シェードツリーにこだわって、陰で栽培して日照をさえぎった
・ 生豆だった
・ 水やりを充分しなかった
などが原因でしょうかexclamation&question

「種が悪かったのかも」
というのは発酵・腐敗しかけていたのでしょうかexclamation&question

本土でも、ハウスではコーヒーの栽培が可能ですから、
屋久島で栽培できないはずはありません。

うまくゆかなかった原因は、私は
「原因は栽培工程か栽培環境にある」
と想像しているのですが、
真相はどうだったのでしょうか。


台風3号が、ゆっくりと沖縄本島に接近しています。

コーヒー園やバナナ園などに行って、
支柱を立てたりネットを張ったりして、
準備に手間取っています。

そのため、コナ・コーヒーの続編は
明日に延期させて戴きました。

 昨年12月のコーヒーのタ.jpg

posted by COFFEE CHERRY at 20:40| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 国内のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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