2006年08月23日

コーヒーの高品質化についての考え方〜その3

人の手が入らない森林の土壌がなぜ肥えているか、を考える
雑草が生える畑には、昆虫やミミズ、微生物など、
様々な生き物が生息していますが、
虫害は以外に少ないのです。

これは、雑草が虫の住家であると同時に、
天敵の住家にもなっているからだと思われます。

天敵が多く活動できる畑は、
自然が調和のバランスを保っていることで、
農作物がよく育つのだと思います。

虫害は、やせた土壌や不健康な生育を除くと、
・ 化学肥料や未熟肥料による多肥
・ 草を抜いたり、除草剤を撒く

など、
人為的なものに起因していることが多いようです。

圃場に、
「虫が嫌う薬効成分を持つ植物を植えて虫害を防ぐ」
とか、
「一緒に栽培すると、
共に成育が良くなる相性の良い農作物を混植する」

などの方法もあり、
それらも併用すべきですが、
基本的には、
「作物の日照をさえぎる雑草を、
剪定バサミや刈払機で刈り取れば、
雑草は放任してもよい」

と考えています。

「雑草が、作物に必要な養分を横取りしてしまうのではexclamation&question
という心配も確かにありますが、
「自然は相互に関係して“共生”していて、
一連の生命循環を成り立たせている」

はずで、
雑草を目の敵にする必要性はなく、
人間に置き換えて考えれば、
人間は人に分け与えるものを横取りしたり、
余分なものは貯蓄したりしますが、
植物は、自分が必要な養分だけを吸収しているだけなはずです。

養分が少ないやせた土壌であれば、
「とても雑草と共生できない」
とも考えられますが、
これだと、雑草以前の問題で、
作物も健康に生育できないはずだと思うのです。


「雑草には、深く根を張るものや、浅く根を張るものがあり、
雑草の根が地中に伸びたり、微生物や集まり、
ミミズが地中を這い回ることで、自然に土が耕され、
酸素を地中に送り込むことになり、
ふかふかの団粒土がつくられ、
やがて、枯れ落ちた植物は腐敗し、根も枯れて、
有機物を微生物が分解し土の養分になる」

という一連の自然循環を考えれば、
人の手が入らない森林の土壌が
なぜ肥えているかが少しだけ理解出来るような気がします。

私のバナナやコーヒーの畑が雑草が生い茂っているのは、
単に“怠惰”というわけではなく、
少なくとも心の中では、
森林の肥よくな土壌を目指しているのです。

posted by COFFEE CHERRY at 18:52| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの品質を高めるための考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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