2006年12月31日

コーヒー生豆1トンを収穫出来る自社農園の投資目安

自社農園や契約栽培、
団塊世代などの退職後のコーヒー農園経営の相談などが、
ときどきメールで届きますので、
アバウトな数字などをご紹介しましょう。

沖縄でのコーヒー栽培は、
・ 台風対策
・ 水が使える圃場
・ できれば弱酸性土壌

など、
必要最低条件がカバーできれば、
それほど難しいものではありません。

何といっても“果樹”ですから、
野菜のように毎年植えることもありません。

農業的な専門知識も、特に無くても問題ありませんし、
逆に農業経験者の方が、
要らぬ知識が邪魔になって問題かもしれません。

そう考えると、
都会でスーツを着たサラリーマンが定年退職してから、
沖縄でコーヒー栽培を始めても、特別問題はないのです。

もちろん、コーヒーの栽培では、
移植の時期や剪定方法など特殊なノウハウはありますから、
それなりの勉強や学習は必要になりますが。

一般に売られているコーヒーの本は、
“焙煎”や“美味しい飲み方”などがほとんどで、
コーヒーの栽培方法に関する本がないことから、
コーヒーの栽培ノウハウ自体が知られていないので、
難しく感じられる方が多いようです。


1.コーヒー栽培は、デメリットから考える
 @ コーヒー栽培の投資は、
   「投下資金と同額が10年後から毎年入ってくる」
   と基本的に考えた方が良いでしょう。
   つまり、資本投下しても、初年度は赤字、翌年も赤字…、
   コーヒー栽培だけだと、
   収穫できるまでは赤字続きになることが
   我慢できるかどうかexclamation&question

 A 沖縄は「台風の通り道」ですから、
   台風の影響で、収穫量が増減することが覚悟できますかexclamation&question

 この時点で、「ムリ」な方は、
 コーヒー栽培には向いていません。


2.メリットを考える
 @ 沖縄コーヒーは、国産コーヒーで、
   ライバルも少なく、
   希少性が大きな“アピール”になりますし、
   コーヒーの国際相場と無関係に販売が出来ます。

 A “国産”ですから、
   くん蒸処理されない安全なコーヒーです。
    (農薬・除草剤を使用しなければの話ですが)

 B 現在、沖縄でのコーヒー生産量は、
   せいぜい約4トン程度しかありませんから、
   日本のコーヒー生豆輸入量約40万トンと比較しても、
   国産比率は0.001%でしかありません。

 C コーヒーの木の寿命は40年以上と長いです。

 D 収量は徐々に増えて、10〜20年木が
   最も収穫量が多いといわれています。


3.コーヒー生豆を年間1トン収穫する農場を数字で考える
 @ コーヒーの木は、30〜50cmの苗木を植えると、
   3〜4年で最初の収穫が出来ます。
  ・1トンの収穫には、500〜600本くらいの苗木が必要になり、
   1本を1坪に植えると、500〜600坪の農地は、
   最低限必要になります。

 A 防風対策を防風ネットにするか、
   ハイビスカスによる垣根にするかexclamation&question
   の選択がありますが、
   防風ネットの支柱は、
   土中にコンクリート塊を設置しないと、
   台風で吹き飛ばされてしまいますので、
   防風ネットの設置は高コストになります。
   防風林にする場合は、
   防風林の占める面積も計上しなければなりません。

B 沖縄での農地賃借で安全な方法は、
  10年間分前納し、10年後に「更新」することです。

C 借受する遊休地は、
  雑草などが生え放題のところが多いですから、
 ・ 開墾代が必要になります
   耕運機は30cm程度、ユンボだと70cm程度が
   撹拌されますから、ユンボでの開墾が望ましいです
 ・ 堆肥(牛糞、豚糞、バガスなど)や
   米ヌカ代が必要になります

D 圃場での水周りのポンプ、水道管、スプリンクラー、
  雨水タンクなどが必要になります

E コーヒー苗の調達が必要です

F 住居と車、生活費が必要です

G 圃場を管理してもらう場合はその管理費、
  収穫後の実の加工代、包装・梱包・出荷代は別

上記@〜Eまでで、約300万円は必要かと思われます。


アバウトな考え方ですが、参考になれば幸いです。


posted by COFFEE CHERRY at 15:26| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

「フジサンケイ女性起業家支援プロジェクト2006」の2次審査が通過しました!

2次審査通過の書面が、先ほど自宅に届きました。

3次審査.jpg

3次審査は訪問面接らしいですから、
産業振興公社の支援オフィスを撤去していますので、
選考委員が自宅に来られることになります。

自宅では本島北部への引越し準備も進めていることで、
家の中は段ボール箱だらけで散乱しているので、
室内の整理もしなければなりませんから、
この年末年始は大変なことになりそうです。


参考記事
9月13日 女性起業家ビジネスコンテスト
11月3日 1次審査通過!

ちなみに、2次審査資料として、提出したのは、
1.事業計画書(目次付き29頁)
2.計画書のCD−R
3.沖縄県産業振興公社の
  @ 創業支援準備室の入居許可通知コピー
  A 企業化支援オフィス入居許可通知コピー
4.平成14年沖縄ベンチャービジネス大賞事業報告
  ・ BEST8に選出の紹介記事
5.平成14年 第26回沖縄の産業まつりのプログラム
  ・ ベンチャースタジオでのプレゼンのステージスケジュール

でした。

3次審査は、どうでしょうかexclamation&question

posted by COFFEE CHERRY at 12:53| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Business Plan Contest | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

ヤギ糞を買いました

南城市大里字大城にある「畑人市」で、ヤギ糞を買いました。
 畑人市0612.jpg

 畑人市0612-2.jpg

 ヤギ糞1206-1.jpg

 ヤギ糞1206-2.jpg

このヤギ糞の出どころは、
八重瀬市具志頭(大頓)でヤギを約40頭飼っている農家でした。

ヤギは1頭あたり、半乾きか乾燥した草木類を
1日で2〜3s食べるといいますから、
ヤギは数多く飼うと、
食べさせる段取りだけでも大変そうですね。

約40頭のヤギには、素人目の私にも、
数種類のヤギがいることが判りました。

その中でも、耳が茶色で垂れている
南アフリカ原産のヤギ(ボーア種?)が、
イヌに似て可愛く見えましたので、
 ヤギ(ボーア種)1206-2.jpg
これをぜひ飼ってみたいと思いましたが、
1頭15万円もするそうです。

 ヤギ(ボーア種)120601.jpg

ヤギを飼育する目的は、
・ エサが雑草で、除草になること
・ 安全なヤギ糞堆肥

にあります。

ヤギの生態は、よく分かりませんので、
これから学習しなければならないのですが、
沖縄の薬草・月桃(ゲットウ)も食べるそうです。

また、食べてはいけない植物に、
ナンテンやイジュなどがあるそうですから、
それらもよく聞いておかないといけません。

南城市佐敷に、「恵牧場」というヤギ牧場があるらしいので、
近いうちに訪問させて戴こうと考えています。

将来的には、ヤギ肉は食べませんが、自家用で、
・ ヤギ乳
・ チーズ
・ ヨーグルト
・ アイスクリーム

などにも活用できるかもしれません。

posted by COFFEE CHERRY at 15:50| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月05日

自宅庭のコーヒー苗木の様子

ヤギ糞を使うようになり、
苗木はますます元気に生育するようになっています。

コーヒーの苗木061205-1.jpg

鶏は、飼料の6割を未消化で排泄しますし、
鶏の配合飼料の中には、抗生剤や薬剤が投入されていますから、
私は鶏糞を使わない主義なのですが、
ヤギは雑草が主食ですから、
除草剤を撒かない地域の雑草を食べるヤギの糞は
安全と考えて使っています。


沖縄の雑草には、いろいろな種類がありますが、
主にサシグサが多いです。
サシグサ.jpg
画像で見ると白い可憐な花ですが、
猛烈な繁殖力旺盛な北米原産の帰化植物で
放置すると1mくらいまで密生しますから厄介なのです。

(画像の左下の赤いのは、島唐辛子です)

画像の花の下の種子が衣服に付着するので
“刺し草”という名前が付いているのですが、
和名は「センダングサ」で、沖縄では、
・ シロバナセンダングサ
・ タチアワユキセンダングサ
・ ハイアワユキセンダングサ

の3種類を指します。

ヤギは、この繁殖力旺盛のサシグサを主に食べているはずです。

また、沖縄産のハチミツは、
この白いセンダングサの花の蜜から作られています。

蜜の質は良いそうですし、またお茶や健康食品にもされたり、
近年抗癌効果も発表されましたので、
重用もされている不思議な雑草なのです。

やんばるに移転後は、ヤギも飼いたいと考えています。

ヤギを放し飼いにすると、
大事なコーヒーまで食べられてしまいますから、
杭にロープでつなぎ、
周囲の雑草駆除対策と糞の堆肥利用に効果があるものと
期待しているのです。

コーヒーの苗木061205-2.jpg

コーヒーの苗木061205-3.jpg

コーヒーの苗木061205-4.jpg
画像の右奥に見えるヤシはココヤシです。
(ココヤシの周りのコーヒー苗木は2年弱のものです)

ココヤシも、実から発芽した状態で植えましたので、
2年近くの間に、だいぶ大きくなりました。

沖縄では、ココヤシは建物より高くなり、
実(ココナッツ)の落下で瓦や外壁、窓などを壊しますし、
根が横に張るので、台風時には倒壊の可能性もあるので、
自宅の庭に植えているのは少ないようです。

ココヤシは、熱帯地域では
年間40〜80個の実が付く(=1週間に1個の計算)ようですが、
ヤシは熱帯果樹を代表する植物ですから、
現在所有している多量のマニラヤシの苗ともども、
コーヒー農園の周りに植えたいと考えています。


posted by COFFEE CHERRY at 17:20| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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