2007年03月05日

コーヒーの木の中に棲息するカミキリムシの幼虫を発見しました!〜A

コーヒーは、広義で“ハーブ”の種類に入るそうで、
もちろん立派な果樹でもあるのですが、
恩納村の山城武徳先生から、
「まれに、シークヮーサーの木に入る
カミキリムシの幼虫が、
コーヒーの木に入ることがある」

と、
ずいぶん前に聞いたことがあり、
その後、私の栽培場所では、
枯れそうな木でも、
時間をかけて再生出来ていましたので、
「カミキリムシ」の話は、
実はすっかり忘れていたのでした。

  オオシマゴマダラカミキリムシの成虫.jpg
    オオシマゴマダラカミキリムシ

圃場では、黒くて白い斑点が特長的な
オオシマゴマダラカミキリや
名前の判らないカミキリムシらしい昆虫に
何度か出会ったことがありましたので、
今まで枯れそうな木の中にも、
もしかしたら「カミキリムシの幼虫」が
入り込んでいたものがあったのかもしれません。

そのため、無知な私は
「カミキリムシ」
と勝手に決めつけていたのですが、
念のために昆虫の識者の方に,
幼虫の画像をお見せしたところ、
「ゴマダラカミキリではなく、
コーヒーゴマフボクトウという
蛾の幼虫
ではないかexclamation&question

「白い俵状の糞は、
カミキリムシではなく蛾などのイモムシのもの」

という
衝撃の結果が明らかになったのでした。もうやだ〜(悲しい顔)

 発見した幼虫2.jpg

ボクトウガの幼虫も、
ゴマダラカミキリムシと同じように生木の中に寄生し、
幼虫は赤みがかっているのが特長なのだそうです。


確かに、
ゴマダラカミキリの幼虫とは姿が似ているものの、
赤みがないですよね。


 発見した幼虫.jpg

ゴマフボクトウガは、
一般にお茶の木に被害を与えることがあり、
別名チャノテッポウムシと呼ばれるそうですが、
テッポウムシとはカミキリムシのことを言いますから、
“似ている”ことになるのでしょうか。


私の無知をさらけ出す結果になってしまいましたが、
なかなか奥が深くて勉強になりました。もうやだ〜(悲しい顔)

カミキリムシと思い込んでいましたが、
沖縄本島には、判明しているだけでも、
下記のように多くのカミキリムシも
棲息していることが分かりました。

 沖縄本島にいるカミキリムシ
 ・ アトモンチビカミキリ
 ・ アマミアカハネハナカミキリ
 ・ アマミクスベニカミキリ
 ・ アマミヒメヒゲナガカミキリ
 ・ アマミモンキカミキリ
 ・ アマミリンゴカミキリ
 ・ イエカミキリ
 ・ イチジクカミキリ
 ・ イツホシシロカミキリ
 ・ イボタサビカミキリ
 ・ イリオモテトラカミキリ
 ・ イリエシラホシサビカミキリ
 ・ ウスバカミキリ
 ・ オオキハネナシサビカミキリ
 ・ オオシマゴマダラカミキリ
 ・ オオシマドウボソカミキリ
 ・ オオシマヤハズカミキリ
 ・ オオシマビロウドカミキリ
 ・ オオシマホソハナカミキリ
 ・ オオシマミドリカミキリ
 ・ オガサワラチャイロカミキリ
 ・ オキナワアヤモンチビカミキリ
 ・ オキナワウスアヤカミキリ
 ・ オキナワカスリドウボソカミキリ
 ・ オキナワカノコサビカミキリ
 ・ オキナワキボシカミキリ
 ・ オキナワキンケビロウドカミキリ
 ・ オキナワクビジロカミキリ
 ・ オキナワクロオビトゲムネカミキリ
 ・ オキナワクワカミキリ
 ・ オキナワゴマフカミキリ
 ・ オキナワコブヒゲカミキリ
 ・ オキナワサビカミキリ
 ・ オキナワスジシロカミキリ
 ・ オキナワズマルトラカミキリ
 ・ オキナワセンノキカミキリ
 ・ オキナワチビトラカミキリ
 ・ オキナワトゲヒゲトラカミキリ
 ・ オキナワチャボハナカミキリ
 ・ オキナワトゲウスバカミキリ
 ・ オキナワノブオケシカミキリ
 ・ オキナワハネナシサビカミキリ
 ・ オキナワヒゲナガコバネカミキリ
 ・ オキナワビロウドカミキリ
 ・ オキナワモモブトコバネカミキリ
 ・ オキナワヨスジシラホシサビカミキリ
 ・ オキナワヨツスジハナカミキリ
 ・ オキナワルリボシカミキリ
 ・ オビレカミキリ
 ・ キイロミヤマカミキリ
 ・ キマダラミヤマカミキリ
 ・ キュウシュウトゲバカミキリ
 ・ クビナガケシカミキリ
 ・ クロカミキリ
 ・ ケナガカミキリ
 ・ ケブトハナカミキリ
 ・ コウザンドウボソカミキリ
 ・ コウノゴマフカミキリ
 ・ コゲチャサビカミキリ
 ・ コゲチャヒラタカミキリ
 ・ コジマクロオビヒメカミキリ
 ・ コバネカミキリ
 ・ コブバネサビカミキリ
 ・ ゴマダラカミキリ
 ・ ゴマフサビカミキリ
 ・ サキシマトゲムネカミキリ
 ・ サビアヤカミキリ
 ・ シバタヒゲナガコバネカミキリ
 ・ シマトゲバカミキリ
 ・ シモフリナガヒゲカミキリ
 ・ シロオビチビカミキリ
 ・ シロスジカミキリ
 ・ タイワンメダカカミキリ
 ・ タカサゴシロカミキリ
 ・ タケトラカミキリ
 ・ タテスジドウボソカミキリ
 ・ チャイロヒメカミキリ
 ・ チュウジョウトラカミキリ
 ・ ツシマムナクボカミキリ
 ・ ツマグロアメイロカミキリ
 ・ ツヤケシヒゲナガコバネカミキリ
 ・ ドイカミキリ
 ・ トラフカミキリ
 ・ ニセコゲチャサビカミキリ
 ・ ニジモンサビカミキリ
 ・ ハイイロヤハズカミキリ
 ・ ヒゲナガヒメカミキリ
 ・ ヒゲナガホソハナカミキリ
 ・ ヒメスギカミキリ
 ・ フタオビヒメサビカミキリ
 ・ フタオビミドリトラカミキリ
 ・ フタオシサビカミキリ
 ・ フタモンサビカミキリ
 ・ フッケントラカミキリ
 ・ フトガタヒメカミキリ
 ・ ベニモンゴマフカミキリ
 ・ ベーツヒラタカミキリ
 ・ マツノマダラカミキリ
 ・ ムツボシシロカミキリ
 ・ ムネスジウスバカミキリ
 ・ ムネマダラトラカミキリ
 ・ ムネモンアカネトラカミキリ
 ・ ムモンアラゲサビカミキリ
 ・ ムモンチャイロホソバネカミキリ
 ・ モモブトトゲバカミキリ
 ・ ヤノヤハズカミキリ
 ・ ヤエヤマトラカミキリ
 ・ ヤンバルアトモンチビカミキリ
 ・ ヨコヤマヒメカミキリ
 ・ ヨツスジトラカミキリ
 ・ リュウキュウアメイロカミキリ
 ・ リュウキュウクリイロシラホシカミキリ
 ・ リュウキュウトビイロカミキリ
 ・ リュウキュウヒメアメイロカミキリ
 ・ リュウキュウヒメカミキリ
 ・ リュウキュウヒメクロトラカミキリ
 ・ リュウキュウモウセンハナカミキリ
 ・ リュウキュウルリボシカミキリ
 ・ リョウブモモブトヒメコバネカミキリ
 ・ ワモンサビカミキリ


これだけ多くの種類がいると、
名前も覚えきれないのですが、
亜熱帯の沖縄では蛾の種類も相当多そうですよね。

「蝶は昼に飛び、蛾は夜に飛ぶ」
というのも、
私の思い込みで、
蛾の仲間には昼行性のものも多くいるのだそうです。

栽培法のコンセプトの根幹が「安全」にある以上、
農薬や除草剤は1滴も使わないのですから、
圃場には多くの昆虫や生物と共生しなければいけません。

テレビ朝日の「Qさまexclamationで、
お笑い芸人の無知ぶりを笑っている場合ではなく、
私も昆虫や生物を、
もっともっと勉強しなければいけないことを
思い知らされました。もうやだ〜(悲しい顔)

posted by COFFEE CHERRY at 13:26| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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