2007年04月30日

コーヒー苗木に止まっていたニシキヒロハマキモドキ

「コーヒー苗木に虫が止まっている」
というだけで、
『害虫かexclamation&question
と疑心暗鬼になるのは、
「人を見たら泥棒と思え」
とか、
「不審者対策の立て看板」
だとか、
欧州中世での魔女狩りのようで、
私の不勉強さがイヤになります。もうやだ〜(悲しい顔)

070429ニシキヒロハマキモドキ.JPG

このニシキヒロハマキモドキは、
こんなメタリック調の昆虫のような形をしていながら
ヒロハマキモドキガ科の“蛾”ですが、
果樹害虫ではなく、
ガジュマルを食餌にしているようです。

自宅庭には所狭しと置いてあるコーヒー苗木だけでなく、
ガジュマルも地植えしてありますから、
ガジュマルでランチを終えて、
コーヒーブレイクでもしていたのでしょう。

ニシキヒロハマキモドキは、
琉球列島の亜熱帯気候の地域に生息しているようです。

大きさは5mm程度と小さく、見落とすところでした。

070420ハイビスカス5.JPG
4月20日に糸満市うまんちゅ市場のJAイベントで
1,050円で売られていたハイビスカスの苗木ですが、
優雅な色合いに、思わず衝動買いするところでしたが、
我慢して移転後に買おうと思います。もうやだ〜(悲しい顔)
posted by COFFEE CHERRY at 13:09| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

吸汁性害虫・アオバハゴロモ(青翅羽衣)

「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」
というと、
美人の例えとしてよく知られた言葉ですが、
アオバハゴロモの学名は
「Geisha distinctissima」
で、
“芸者”
なのです。

「羽衣」は、鳥や虫の翅(ハネ)という意味ですし、
幼虫は真っ白で綿(わた)のようで、
とても綺麗とは言いがたく、
また、成虫は青緑色の前翅(ハネ)を持っている、
といっても“芸者”のイメージにはほど遠く、
花木、庭木、果樹などの汁を吸うので、
アオバハゴロモ(青翅羽衣)は
「吸汁性害虫」
なのです。


成虫は夕方に登場するためなのか、
いつも私と行き違いになっているようで、
出会った記憶がなく、
デジカメではまだ成虫を撮影出来ていませんが、
アオバハゴロモ(青翅羽衣)はカメムシ目なので、
カメムシとか、セミの仲間に入り、
 ・ 卵
 ・ 幼虫
 ・ 成虫

の不完全変態(小変態)を繰り返す昆虫で、
幼虫でも成虫でも、
小集団を作って暮らしていることが多いようです。

070428 アオバハゴロモの幼虫5.JPG
   3匹がタテに並んでいるのが判りますかexclamation&question


アオバハゴロモ(青翅羽衣)の幼虫は白い綿状の分泌物で、
枝と共に覆われることで、
目立たなくして外敵から身を守っているようですが、
綿状の分泌物は真っ白ですから、
かえってよく目立っています。もうやだ〜(悲しい顔)

070428アオバハゴロモの幼虫4.JPG
   大きさは5〜6mm程度で、
       よく見ないと個体が判りにくいです


真っ白い綿状の分泌物からすると、
アオバハゴロモ(青翅羽衣)と同じカメムシ目に
「ワタフキカイガラムシ」
という、
天敵・テントウムシに
絶滅に追い込まれつつある害虫もいるのですが、
なぜアオバハゴロモと判るかというと、
葉枝や幹に付いている真っ白い綿状を
取り払おうと指を近づけると、
白い幼虫がピョ〜ンと勢いよく跳ねるからです。

070428アオバハゴロモの幼虫1.JPG
   ここでも3匹がタテに並んでいましたもうやだ〜(悲しい顔)

ワタフキカイガラムシは
葉枝を移動するだけで跳ばないようですから、
アオバハゴロモの幼虫だと判るわけです。

070428アオバハゴロモの幼虫3.JPG
   3匹がタテに並んでいるのが判りますかexclamation&question

主に果樹の枝の中に卵を産み、
卵のままで越冬し、春に孵化するので、
冬場は見かけませんでしたが、
4月に入ってから、
風通しや日当たりの悪い場所に置いてある苗木が
被害に遭っています。

070428アオバハゴロモの幼虫2.JPG
     葉の裏側でも発見exclamation

吸汁性害虫といっても、
果樹の生育に重大な影響を及ぼすものでもないようで、
「実害はあまりない」
とされています。

これを防除するには、
幼虫の住みかの真っ白い綿状を取り払うことと、
成虫が嫌う
 ・ 剪定をして
 ・ 風通しを良くし
 ・ 日照があたるようにする

という環境にすることです。

070428アオバハゴロモの幼虫6.JPG
  奥まった左上の苗木に白い綿状のが見えますかexclamation&question

今は、移転準備中なので、
苗木が所狭しとひしめき合っていますから、
風通しも悪くなり、日当たりが悪い苗木もあったりして、
アオバハゴロモが好む環境に一部なってしまっているので、
これは移転後には解決できるはずです。

070429ハイビスカス.JPG
    今朝、自宅庭で撮影したハイビスカスです

posted by COFFEE CHERRY at 13:19| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月28日

植物との心の通じ合い〜ハイポニカ農法

植物に、
「元気に育って、キレイな花を咲かせてね」
と、毎日話しかけると、
美しい花を咲かせる、
というような話を
半信半疑で聞いたことがある方が多いと思います。


数年前の琉球新報にも、
台湾の小学校の校庭に枯れそうな木があって、
学校側が切り倒しを検討し始めたところ、
生徒たちがその木に向かって、毎日話し始めたところ、
半年ほど経って、たくさんの見事な花を咲かせた、

という記事を見ました。

これは、“奇跡”でもなんでもなくて、
植物学者の故・野澤重雄先生が研究された
「ハイポニカ農法」
という手法そのもので、
笑われるかもしれませんが、
私も真剣に実践しています。


ハイポニカ農法を確立された故・野澤重雄先生は、
急激な世界人口の増加に伴う
食糧危機を救おうという生命研究から、
「1粒のトマトの種から
 1万数千個の実のなるトマトの巨木を育て上げた」

ことで知られています。

「ハイポニカ農法」では、光合成は、
 ・ 太陽(光)
 ・ 空気(二酸化炭素)
 ・ 水
 ・ 適当な温度

さえあれば、
サトウキビでもトマトでも限りなく成長する、
という考え方なので、
土を使わずに水耕栽培で徹底した管理のもとに、
植物にとって最適な根圏(水・肥料)を、
最適で最良の環境にして育てる方法とされています。

もちろん、私が
「コーヒーを水耕栽培で育てる」
と考えているわけではなく、
その農法の精神に共鳴しているのです。

その精神とは、
「心の持ち方と自然の法則に対する素直さが
 植物の生育に密接な関係のある」

というものです。

少し宗教がかったような考え方ですが、
自然界に起こる現象には、
すべてのものが正しい形で制御されながら生存していて、
幸福になる道をたどらせるようになっている、
判りやすく言えば、
私たちの幸福とか将来の世界を左右する根本の機能を
自然自体が持っていて、
それが生命の本質であり、
私たちの想像を越えた大きな力が
世界のあらゆるところに働いている、
というのです。

生命原理とか生命法則とも呼ぶべき法則が
生命の源であって、
生命現象として、
自然がある一つの法則の下にコントロールされているので、
「生命の持つ機能をよく働かせれば幾らでも植物が成長する」
というのです。

そのため、
「植物に病気が出たら薬を与えたらいい」
「自分の我とか欲望達成のためにする」

というような考え方を持っている人が
ハイポニカ農法を行うと、
必ず病気が出てしまい、
なまじ栽培に熟練していて、
近代農業の知識のある人ほど失敗する、
ともいわれています。

ハイポニカ農法では、
「植物を育てるのに技術の有る無しは関係なく、
 むしろ、技術はない方が良く、
 最も大切なのは“植物との心の通じ合い”で、
 植物に向かって心の中で
  『好きなだけ大きくなっていいよ』
 と思うこと」

で、
「心の持ち方と自然の法則に対する素直さが
 植物の生育に密接な関係があり」

心の状態によって、
その心のままの結果が現れると考えているのです。

心が生命の現れ方、現象の現れ方を決めてしまい、
それが生命力であり、生命の働きであって、
「心と生命力とは一体である」
というのです。


「心に従って生命力の機能なり能力が
 発揮されるわけですから、技術とは違う」

ので、
「科学的な技術の問題ではなく、
 心がこれをどう捉えるかで結果が決まってしまう」

というわけです。

拡大解釈をすると、
「良い人生を送りたいと思ったら、
 各自が心を制御し、
 生命法則を利用してそれを実現していくことが出来る」

ということですから、
ハイポニカ農法は、
 ・ 自身の心を磨き
 ・ 我が子も、ペットも植物もみんな尊い生命で
 ・ 素直で清い心で接しよ

という、
仏教の
「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」
という、
「日常の心が道」
が、
植物の栽培にもそのまま通じている、
というのですが、
いかがでしょうかexclamation&question

070426ハイビスカス.JPG
   4月26日許田道の駅で撮影したハイビスカス
posted by COFFEE CHERRY at 22:23| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの品質を高めるための考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

コーヒーの実を放置してみると@

4月14日と4月20日に、
圃場でコーヒーの赤い実を数個採りながら、
その後忙しさですっかり忘れてしまい、
4月22日になって撮影した画像をご覧下さい。もうやだ〜(悲しい顔)

070414コーヒーの実.jpg
4月14日に採った2つの赤い実

070422コーヒーの実.JPG
4月22日に撮影したコーヒーの実
上が4月14日のもので8日目、
下が4月20日で、まだ2日目です。

徐々に果肉部分の水分が蒸発することで小さく、
フレッシュさが無くなり、黒っぽくなってきましたね。

こうなったら、もっと放置しながら
継続的にどうなるかを見ることにしましょう。もうやだ〜(悲しい顔)


以下は今日4月27日に撮影したコーヒーの苗木です。

070427コーヒーの花.JPG
まだまだ咲くコーヒーの花たち

070427 コーヒーの花托(かたく).JPG
落花後、約2週間を経過したコーヒーの花托(かたく)
  実が赤くなって収穫できるまで、まだ半年かかります。
  その間の台風で実が落とされないように、
  沖縄では防風対策が必要なわけです。もうやだ〜(悲しい顔)

070426シークヮーサーの実.JPG
 これはコーヒーではありません、
  昨日撮影した名護市・比嘉良雄様の
  シークヮーサーの実です。
  8月下旬ごろには収穫出来るそうです。

posted by COFFEE CHERRY at 23:57| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの花托(結実)から収穫までの過程 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

今日は本島北部名護市に行きましたので、記事はお休みです

070426許田道の駅.JPG

許田(きょだ)道の駅から
3kmほど北にある数久田(すくた)の「轟の滝」を、
地元の比嘉良雄様に案内して戴きました。

070426轟の滝1.JPG

070426轟の滝2.JPG

070426轟の滝3.JPG

絶景の「轟の滝」は、
沖縄海洋博が1975年(昭和50年)に行われる前までは、
修学旅行や遠足のメッカだったそうですが、
人工的で商売目的の観光地と比較すると、
轟の滝は、単に風光明媚という一言より
自然の偉大さに心が洗われる思いです。
070426轟の滝4−1.JPG
 張り出す根は、屋久島を連想させます

070426轟の滝4−2.JPG

070426轟の滝4−3.JPG

070426えびす食品.JPG
 比嘉良雄様宅は「えびす食品」を経営されていて、
  許田(きょだ)道の駅にはお店が出されていました


 070426ブラジル食堂.JPG
 名店・ブラジル食堂は、今日は臨時休業でしたもうやだ〜(悲しい顔)

070426許田道の駅で売られているcoffee.JPG
 許田(きょだ)道の駅で売られている
  コーヒー(やんばるブレンド)は、
   残念ながらピュアな沖縄コーヒーではなく
    輸入コーヒーの焙煎豆でしたもうやだ〜(悲しい顔)
posted by COFFEE CHERRY at 23:20| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月25日

毒性が強いタイワンキドクガ

先日伺った西原町の玉那覇コーヒー園で、
開花した花に付いていたタイワンキドクガの幼虫
撮影しました。

070420タイワンキドクガの幼虫.JPG
 コーヒーの花に付きまとうタイワンキドクガの幼虫

この蛾は、琉球列島から台湾にかけて生息していて、
日本産のドクガ科の毛虫の中でも、
毒性の強さがWORST5に入るほどで

この幼虫に直接触ったり、
たとえ触れなくても
ドクガが落とした毒針毛(どくしんもう)が
体に付着した場合でも、
毒蛾皮膚炎(どくがひふえん:毛虫皮膚炎ともいう)が起きて、
通常の虫さされに比べて赤みが強く、
小さくて硬い発疹があちこちに発生して、
ひどいかゆみを伴います。

毒針毛は、幼虫が葉にちょっと触れただけでも外れて、
風で飛んでくることもあるそうです。

県内では例年、
清明祭からゴールデンウイーク明けごろまでに
各地で被害例が報告されているのですが、
なぜその症状に詳しいかというと、
私も数年前に被害に遭っているからです。もうやだ〜(悲しい顔)

この成虫は我が家でも時々見かけますので、
ということは危険な幼虫も
どこかに潜んでいるということですから、
要注意ですね。

チョウや蛾の幼虫は一般に多食性ですが、
このタイワンキドクガの幼虫も同様に、
葉からつぼみから何でも貪欲に食べるようです。

posted by COFFEE CHERRY at 23:27| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

コンパニオン・プランツ〜月桃

沖縄の代表的な薬草というと、
 ・ 月桃(サンニン)
 ・ ウコン(ウッチン、ターメリック)
 ・ ヨモギ(フーチバー)

が上げられますが、
今日は月桃について考えて見たいと思います。

070424月桃3.jpg

過去の記事
2005年6月27日 沖縄といえば「月桃」
2006年1月 7日 今日は“ムーチー”の日
2007年1月27日 今日は“ムーチー(鬼餅)”の日

月桃は、熱帯・亜熱帯に自生している
ショウガ科ハナミョウガ属の多年生常緑草本で、
沖縄ではポピュラーな薬草です。

葉は長さ40〜60cmで濃緑色で光沢があり、
長い楕円形のような舟を上から見たような形をして、
先端がとがっているのが特徴的です。


沖縄では、旧暦12月8日の日に、
仏壇や火の神(ヒーヌカン)に
“ムーチー”という餅をお供えして、
家族の健康や無病息災を祈願する、
厄払いの行事があるのですが、
そのムーチーを包むムーチーカーサーが月桃の葉なのです。

これは、古来から月桃の効能が、
 ・ 抗菌作用
 ・ 防虫作用
 ・ 坊カビ作用
 ・ 消臭作用

として優れていることが知られていたからでしょう。

070424月桃1.jpg

葉を粉末にして練り上げて虫除けのお香にしたり、
種子を漢方薬や香辛料にしたり、
泡盛に月桃の茎や葉、島唐辛子を漬け込んで、
農産物の害虫駆除エキスにしたり、
沖縄では、わりと生活に密着した薬草なのですが、
コンパニオン・プランツとしての考え方は、
何らかの効果はあるはずですが、
沖縄ではあまり聞きません。

070424月桃5.JPG

本土では、
「バラの栽培に月桃を混植させると、
 アブラムシが寄り付かない」

とされているようです。

月桃がショウガ科植物ということで、
“ショウガ”で考えてみると、
ショウガのコンパニオン・プランツとしての効果は、
 ・ アブラムシを遠ざける
 ・ ゾウリムシを遠ざける
 ・ モグラを遠ざける
 ・ うどん粉病を寄せ付けない
 ・ 萎ちょう病を寄せ付けない

というのがありますが、
月桃も同様の効果が期待できるかもしれません。

また、沖縄を代表とする薬草の1つである
ウコンもショウガ科で、
こちらも同等の効果が期待できるはずですが、
昔の沖縄の民家の敷地の周囲にウコンを植えて、
ハブの進入を防いだといわれています。

070424月桃6.JPG

同じショウガ科植物である月桃のそばでハブを見た、
という人もいますので、
どこまで効果があるのかはわかりませんが。

ウコンの過去の記事
2005年12月15日 地元市場の野菜画像
2006年 2月23日 沖縄といえばウッチン茶
2006年 7月31日 秋ウコンが開花しました


月桃やウコンは、
コンパニオン・プランツとしての期待だけでなく、
生活に密着した用途もありますから
沖縄では植えるべき筆頭といえるのではないかと思うのです。

posted by COFFEE CHERRY at 13:31| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培におけるコンパニオン・プランツの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

西原町の玉那覇コーヒー園

先週の4月20日(金曜日)に、
西原町の玉那覇コーヒー園に初めて伺いました。

070420玉那覇コーヒー2.JPG

私のレキオ掲載をご覧戴いて、
玉那覇さんからご連絡を頂いたことで、
恥ずかしながら初めて知ったのです。

同じく、
レキオを通じてお問合せを戴いた具志堅さんが、
名護市で約40本のコーヒーを
栽培されていることを伺いましたし、
県内ではコーヒーを小規模ながら
栽培している方があるようですね。

これが、広がらない理由は、
台風での倒壊はともかくとして、
収穫した実から生豆に加工したり、
焙煎技術がないことにあるようです。

070420玉那覇コーヒー3.JPG

ここでは、
約400坪に約150本のコーヒーが栽培されていました。

除草剤や農薬は1滴も使用していませんから、
ここでも「安全・安心」がコンセプトになっています。

070420玉那覇コーヒー.JPG

玉那覇コーヒー園の最大の特長は
@ 樹高を1m20〜30cmと低めに幹の先端をピンチして、
それ以上樹高を上げない低木栽培に徹していること
A 防風対策はしていないこと(そのために低木化する)

にありましたが、
そのために収量は少なめになっているようです。

070420 玉那覇コーヒー5.JPG

約10年くらいの歴史があり、
コーヒーの苗木は、
沖縄コーヒーの祖・具志川の和宇慶さんから
入手されたようです。

070420玉那覇コーヒー4.JPG

ここでは、ウイキョウやドクダミ、クローバーなども
植えられていて、
コンパニオン・プランツの影響か、
マイマイはあまり見かけないとのことでした。

070420サボテン.JPG
    名前は不明ですが、立派なサボテンもありました

070420ハイビスカス.JPG
     玉那覇コーヒー園のハイビスカス

posted by COFFEE CHERRY at 17:38| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 沖縄のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

自宅のコーヒー苗木群で発見したユウマダラエダシャクという蛾 A

4月11日に記述したように、
ユウマダラエダシャク(夕斑枝尺)という蛾の幼虫は
“尺取虫”

ですが、
070422 ユウマダラエダシャク.jpg
今朝のコーヒー苗木群の中で、
虫のフンを発見し、付近を捜索すると、
070422尺取虫のフン.jpg
苗木の先端部分に近い軟らかい葉の裏側に、
“尺取虫”を発見しました。

070422尺取虫2.jpg

今までは、この蛾は
コーヒー圃場では時々しか見かけませんし、
尺取虫や特長的な産卵も見かけませんでしたので、
4月11日の記述では、
「コーヒーへの関与はあまりなさそう」
というように書いた
のですが、
コーヒー苗木群の、
「特に新芽や若くて軟らかい出来立ての葉が、
  何者かに食われてしまう」

ということが時々あって、
その犯人探しに追われていたのですが、
どうやら、その犯行の一部は“尺取虫”のようですね。もうやだ〜(悲しい顔)

070422尺取虫3.jpg

虫のフンを発見したことから付近を捜索する過程は、
警視庁の特別捜査班が、
逃亡中の犯人を追い詰めて確保したようで、
「ついに、捕まえたexclamation
という達成感がありました。

070422尺取虫1.jpg

今後も、
「まず虫のフンを発見し、付近を捜索すれば、
  必ず“犯人”が潜んでいる」

ということを忘れないようにしなければなりませんが、
自宅や圃場には、
タイワンシロガシラを始めとした鳥もいますので、
そのおかげで大発生を免れているのかもしれませんね。

070422ハイビスカス.JPG
  今日も糸満市「うまんちゅ市場(JA系)」の
   JAイベントに行きました
posted by COFFEE CHERRY at 14:31| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

チョウや蛾についてB「沖縄文学」

蛾はともかくとして、
蝶がひらひらと飛び交う姿には、
優雅さと同時にうら悲しさも感じられ、
昔は死者の霊を運ぶものと考えられていたようです。

「沖縄文学」は、
 ・ 奄美
 ・ 沖縄
 ・ 宮古
 ・ 八重山

の4つの諸島にまたがる地域で生まれた文学の総称をいい、
沖縄の古代文学は呪詩と歌謡が中心で、
・言霊信仰に基づいた呪言で唱えたり謡われたりする呪祷文学
・農耕儀礼に関わりが深い叙事文学
・島歌、琉歌などの抒情(じょじょう)文学
・組踊、狂言などの劇文学

で、構成されているようです。


琉球の12世紀〜17世紀ごろにわたって、
琉球方言圏の中の沖縄、奄美諸島に伝わる古代歌謡を、
首里王府が1532年〜1613年にかけて
全22巻に1,544首(重複を整理すると実数1,248首)を
採録したものが、
琉球の古事記や万葉集としての性格を持つ
「おもろそうし」
ですが、
「万葉集」は歌集であり、
「おもろさうし」は歌謡集ですから、
両者には大きな違いがあります。


琉球では、12、3世紀頃、
アヂ(按司)と呼ばれた族長的支配者が
次第に政治的支配者として成長しつつあり、
「鉄器の武器利用や生産用具としての工具・農具への活用」
によって各地の農村の支配者になり、
アヂ達は、
 ・ 支配権拡大のための武力
 ・ 生産拡大のための鉄器利用及び神女による呪力

という2面性を持ちながら、
地域のリーダーとして統率し、
14世紀に入ると、アヂ同士の闘争によって、
社会的勢力が統合されるようになり、
・ 中山(ちゅうざん、浦添城〜首里城・世界遺産)
・ 南山(なんざん、大里城〜現・糸満市高嶺小学校の南城跡)
・ 北山(ほくざん、今帰仁村城・世界遺産)

という三山時代(琉球戦国時代)に突入します。

13世紀から15世紀にまたがる動乱と変革の時代を経て
15世紀の初め(1429年、室町時代)に、
第一尚氏の統一王国になります。

統一王国の成立後は、
 ・ 日本
 ・ 中国
 ・ 朝鮮
 ・ 南方諸国

とも頻繁に交通し、
中継貿易のできる地理的条件を最大に活用したことで、
16世紀の初めには、
王国の首都首里を中心として仏寺、城郭、橋梁などの
造形美術が大きく発展するのですが、
オモロが謡われた時代は、
 ・ 部落時代(5、6〜12世紀)
 ・ 按司時代(12〜15世紀)
 ・ 王国時代(15〜17世紀)

の3時代、
十数世紀というロングランにまたがって
編纂(へんさん)されていることに比べて、
6世紀半〜8世紀までの1世紀半の
歌集を編纂(へんさん)したのが「万葉集」ですから、
「万葉歌」がリッチな富裕・特権階級層の
個人的叙情詩であるのに対し、
「オモロ」は、
一般大衆の生活に密着したフランスのシャンソンのような
叙情詩的労働歌ですから、その性格も違うわけです。

おもろそうし.jpg
おもろさうし写本(仲吉本)は明治末期のものといわれています

「おもろさうし」には、
琉球の酒の歴史にみられる「神酒(みき)」についても
書かれていて、
琉球の酒は、その後中国やタイから蒸留酒が入ることで、
酒の作り方も一新し、
黒コウジを使って、泡盛を作り出すのですが、
この話はまた後日するとして、
「おもろそうし」22巻のうちの
第13巻965「すずなりがふなやれの節」に
「船ゑとのおもろ御そうし」
があり、
「おもろそうし」の中で、
ただ1つ“蝶”が歌われているのです。

 吾がおなり御神の
 守らて おわちゃむ
 やれ ゑけ
 又 弟おなり御神の
 又 綾蝶 成りよわちへ
 又 奇せ蝶 成りよわちへ



 私の姉妹神(おなり御神)が、
 私を守ろうとして、
 船においでになられた。
 美しい蝶に化身し給いて、
 おいでになられた


というような、
よく判らない現代訳が載っていましたが、
 ・ 綾蝶―あやはべる=美しい蝶
 ・ 奇せ蝶―くせはべる=美しい蝶
という意味らしく、
要するに、
「妹の霊が蝶と化して船路を守る」
という歌のようです。


『古事記』の日本武尊(やまとたけるのみこと)は、
大和を目指しながら、
途中の三重県亀山市で病死するのですが、
その後白鳥に化身していますし、
昆虫の幼虫や人間の胎児を形どったともいわれる
古代の勾玉(まがたま)は、
縄文時代では、動物の牙(犬歯)や石、貝などで作られ、
弥生時代には、主に石製のものが多く、
古墳時代になるとヒスイ、メノウ、水晶などを
利用して作られていますが、
勾玉(まがたま)も霊的なものを持っていると
考えられていたように、
蝶や蜂、鳥、コウモリは、
古来からSOUL(魂)-ANIMALと信じられてきました。

沖縄では“魂”のことをマブイ(MABUI)といいますが、
マブイ(魂)は、人を守る霊能力ですから、
家の姉妹は特殊なマブイ(魂)でつながっていて、
マブイ(MABUI 魂)とマムイ(MAMUI守り)が関連することで、
兄弟・姉妹の守護霊として働くことをセヂ(霊力)として
沖縄の宗教の源である「オナリ神」信仰になったようです。


古代中国戦国時代の思想家『荘子』の斉物(せいぶつ)論に
『胡蝶の夢』という、有名な漢詩を残していますが、
これにも蝶が出てきます。

 昔者、荘周夢為胡蝶
 栩栩然胡蝶也
 自喩適志与
 不知周也
 俄然覚、則遽遽然周也
 不知周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与
 周与胡蝶、則必有分矣
 此之謂物化


 昔者、荘周夢に胡蝶と為る
 栩栩然(くくぜん)として胡蝶なり
 自ら喩(たの)しみ志に適へるかな
 周なるを知らざるなり
 俄然(がぜん)として覚むれば、
  則ち遽遽(きょきょ)然とし て周なり
 知らず周の夢に胡蝶と為れるか、
  胡蝶の夢に周と為れるか
 周と胡蝶とは、則ち必ず分有らん
 此れを之れ物化と謂ふ


昔、荘周(=荘子)は夢で蝶になった
ひらひらとして胡蝶そのものであった
自然と楽しくなり、気持ちがのびのびしたことだった
自分が荘周であることはわからなくなっていた
にわかに目覚めると、なんと自分は荘周であった
荘周の夢で蝶になったのか、
 蝶の夢で荘周になったのかはわからない
しかし、荘周と胡蝶とには、
 間違いなく区別があるはずである
こういうのを、「物化(万物の変化)」というのである



無学な私が、今日は難しい話になってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)

「害虫・益虫・タダの虫」
という定義や概念は、
人間側にとっての利害を基準にして、
一方的に決め付けただけものですから、
逆に昆虫世界から見た“人間”というのは、
さぞ怖ろしい対象になっているに違いありません。

そのため、“害虫”に認定されている虫には、
いつも申し訳なく、心苦しく思っているのです。

070421ハイビスカス.JPG
今日、糸満市「うまんちゅ市場(JA系)」のイベントにて撮影
posted by COFFEE CHERRY at 18:17| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

コンパニオン・プランツ〜クローバー

1973年(昭和48年)に、
当時16歳の高校生だった小坂明子さんが作詞・作曲した
「あなた」
は200万枚の大ヒット曲で、
その歌詞は、

るんるんもしも私が家を建てたなら
小さな家を建てたでしょう
大きな窓と小さなドアと
部屋には古い暖炉があるのよ
真赤なバラと白いパンジー
子犬のよこには あなた あなた
あなたがいてほしい
それが私の夢だったのよ
いとしいあなたは今どこにるんるん


というもので、
将来の夢や憧れを描いたものでした。

歌詞では「白いパンジー」でしたが、
洋風の一戸建てで、
庭にクローバーや芝生を生やすのを
理想にしていた方も多いのではないでしょうか。

070420クローバー.jpg

クローバーはもともと牧草として栽培されたものらしく、
原産地はヨーロッパで、
英名のひとつに
Dutch clover(ダッチクローバ)
というのがあるそうです。

”Dutch(ダッチ)”
はオランダの意味で、
雑草名の「シロツメクサ」の名の由来は,
「オランダから輸出したワレモノの荷物の詰めものに
 緩衝材として、クローバーの枯れ草が
 使われたところから来ている」

らしく
“詰め草”
なのだそうです。

クローバーは地を這う茎から根を出して
群落を形成する性質の強健な植物で、
勝手にどんどん広がってゆきますから、
欧州のように牧草としてだけでなく、
地面の表面を覆うグランドカバーとしても最適なのです。

クローバーや芝生のように、
植物が地面を密集して覆っていると、
土の表面で日光を遮断することで、
他の雑草が生えるのを抑える役割をしてくれます。

また、グランドカバー植物の利点は、
・地面を覆うことによって、寒さや暑さを吸収し、
 土の温度変化を抑える
・風雨による土壌侵食から土を守る
・日照りによる地割れを抑える
・地面の表面に植物があることで、
 常に土が水分を保持した状態が保たれる
・クローバーなどマメ科の植物は
 根に根粒(こんりゅう)をつくる根粒菌があり、
 空気中のチッソを吸って成長し、
 土の中にチッソ養分を供給してくれる
・トラップ植物としての役割もあり、
 アブラムシやヨトウムシの天敵・ゴミムシの発生を
 増やしてくれる

  (ゴミムシは体長10〜20ミリで黒っぽい虫で、
   「(クワガタ+カミキリムシ+ゾウムシ)÷3」
   のような形をしています)


というように、
クローバーを生やすことで
 ・ 他の雑草が生えにくくなる
 ・ 土を砕き、耕し、肥やしてくれる
 ・ 害虫の天敵を増やしてくれる

利点があるわけです。

070420クローバー&ナスタチウム.jpg
  オレンジの花のナスタチウムは自然生えです

私のコーヒーの圃場でも、
開墾直後からクローバーの種を撒きましたが、
クローバーはもともと寒地向きの牧草ですから、
沖縄のような亜熱帯気候では、
クローバーの種類によっては、
向き・不向きがあるようで、
 ・ ピンククローバーは沖縄では不適
 ・ ホワイトクローバーは沖縄でもOK

などと、
フタバ種苗様でお聞きし、
コーヒー圃場では、
ホワイトクローバーを生やしています。

どんどん広がる、というよりは、
ジワジワと確実に広がり、
不思議と夏場でも枯れることはありません。


クローバーは、
コンパニオン・プランツとしての使い方だけでなく、
食用にも出来るそうで、
アクが少なく甘味があり、
葉と花は、あえものや、天ぷら、炒め物にして
食べることが出来るようですから、
今後testしてみたいと思います。

また、シロツメクサの花を乾燥させて、
ハーブティーにすると、
咳止めの効果や、利尿効果もあるようですし、
肌荒れや、湿疹にも有効ともいわれているようですから、
ローションにしてもいいのかもしれません。

また、虫に刺された時など、
葉をすりつぶして直接塗れば効果がある、
ということですから、
たかがクローバー、されどクローバー
として、
クローバーは、なかなか侮れませんね。

posted by COFFEE CHERRY at 18:25| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培におけるコンパニオン・プランツの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月19日

コーヒーの“花見”

レキオに掲載させて戴いてから、
電話やMailで、移転候補地の申し出や
圃場の見学の問合せが多くなり、
またデジカメが昨日故障するアクシデントも発生して、
blogは2日間お休みしてしまいました。

070419コーヒーの花6.JPG

その間、コーヒーが次々に開花してきました。

07041909コーヒーの花4.JPG

沖縄は亜熱帯気候ですから雪は降りませんが、
コーヒーの花は純白なので、
緑と白のコントラストが、
まるで“雪”が降り積もったようなイメージがわくのです。

070419 コーヒーの花2.JPG

070419コーヒーの花1.JPG

移転後の話ですが、
コーヒーの開花時期に、
“花見”を行うことも考えています。

07041909コーヒーの花3.JPG

コーヒーの花は、
2〜3日で散ることはご紹介したと思いますが、
散るのが早いコーヒーの花見が体験出来た方は、
印象深い想い出になるのではないかと思うのです。

07041909コーヒーの花5.JPG
  新しいデジカメの方が、画質が良いようですね
  早く操作に慣れないといけません

posted by COFFEE CHERRY at 16:09| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

チョウや蛾についてA「チョウと蛾の違い」

羽に細かい毛のような鱗粉が生えている
鱗翅(りんし)類に分類されるチョウや蛾は、
日本では約5,000種が生息していて、
そのうち、チョウは230種程度で、
蛾はチョウの20倍もいるらしいのですが、
「チョウと蛾の違い」
について、考えて見ました。


チョウと蛾の違い
・日本では、蛾はチョウの約20倍も生息している
・チョウは昼間活動し、蛾は夜間に活動するものが多い
・チョウは色鮮やかな種類が多く、蛾は地味な色が多い
・チョウの胴体は比較的細く、蛾は太いものが多い
・チョウの行動範囲は広く、蛾は比較的狭い
・チョウの幼虫は“イモムシ”(全身に毛がない)で、
 蛾の幼虫は“ミノムシ・尺取虫・毛虫”が多い
・触角はチョウが針状あるいはこん棒状で、
 蛾はブラシ状
・チョウは花や葉の表面に止まることが多く、
 蛾は葉の裏側に隠れて止まることが多い
・チョウや蛾は輻射熱による体温上昇のために、
 日光浴をして静止しますが、その時の翅(はね)の形が、

   ・チョウは翅(はね)を立てて、裏側を見せる、
    あるいは翅(はね)を開いたり閉じたりする
   ・蛾は翅(はね)を開き、表面を見せたまま

・チョウは口がストロー状になっているものが多い
・チョウは、幼虫の食草に卵を産み付ける


私は、昆虫の専門家ではありませんから、
「違い」については、
間違っていることもあると思いますが、
広義にとらえてお許し下さい。


日本では、チョウと蛾を区別していますが、
中国語でも、
 ・チョウは「蝴蝶」
  胡蝶蘭(コチョウラン)の胡蝶に近い字ですから、
  “優雅”を表わし、
  胡瓜(キュウリ)の「胡」に虫へんですから、
  チョウの胴体を表わして、
  「優雅な胡蝶蘭(コチョウラン)のような虫」
  という勝手な解釈をしてみました。
 ・蛾は「蛾子」
と、区別されていますし、
英語でも、
 ・ チョウは「Butterfly」
 ・ 蛾は「Moth」

と、区別されています。

それ以外の国では、チョウと蛾の区別はされていないようで、
 ・ ロシア語「бабочка(バーバチカ)」
 ・ インドネシア語「kupukupu(クプクプ)」
 ・ ドイツ語「Schmetterling(シュメッタリンク)」
 ・ スペイン語「Mariposa(マリポーサ)」

と、
チョウと蛾を同一単語で表わしているようです。

スペイン語では、特に蛾に対しては、
「夜の」という形容詞を付けて、
「Mariposa nocturna(マリポーサ ノクターナ)」
と言うこともあるそうですから、
酒呑みが“夜の蝶”に魅せられて、
ネオンや赤提灯の灯りに集まるのを考えると、
男性は“蛾”ということになるのでしょうか。


ちなみに、世界で最も大きな蛾は、
日本の最西端、沖縄県与那国島の
“ヨナグニサン”
で、
翅(はね)を広げると、
20〜25cmもあるそうです。

また、
“ヨナグニサン”はモスラのモデルで、
与那国島の「町蝶」に指定されているそうですが、
「町蛾」ではないのですね。

070417近所の蘭.jpg
    近所の庭に咲いた見事な蘭

070417近所の蘭2.jpg
    木に寄生させて咲かせているのですね
posted by COFFEE CHERRY at 10:29| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

コンパニオン・プランツ〜ミント類

ミントは独特の芳香がありますが、
「ミントの香りを害虫が嫌い、寄りつかなくなる」
といわれて、
殺菌効果や消臭効果もあり、
・ カメムシ
・ アブラムシ
・ ミノムシ、イモムシ、尺取虫、毛虫
・ モンシロチョウ

などを遠ざけ、
野菜をはじめ植物全般に有効とされていて、
本土でも、稲作や果樹などで、
ミントとの混植を
「害虫の防除対策」
として、
取り入れている農家が多いようですが、
同時にミントは、放任していても繁殖力が旺盛で、
どんどん広がってゆく、
というデメリットもあるようです。


ミントが遠ざける害虫で、
特にコーヒー栽培では、
“ミノムシ、イモムシ、尺取虫、毛虫”
というチョウや蛾の幼虫と、
蛾の成虫による産卵に効果を期待したいところです。

07041609ペール栽培のミント1.jpg

自宅の庭で、ペール栽培のバナナに、
約1ヶ月前から一緒にミントを入れて実験中ですが、
どうもマイマイが寄り付かないようにも感じます。

07041609ペール栽培のミント2.jpg

ミントよっては、
アリ防除に効果のある種類もあるようで、
これもテストしてみる価値がありそうですね。


posted by COFFEE CHERRY at 09:38| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 栽培におけるコンパニオン・プランツの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

コンパニオン・プランツ〜ナスタチューム

ハーブ(薬草)と一般の草花や野菜を混植して、
それぞれの植物の特性を活かして病害虫を防ぐことを
「コンパニオンプランツ(共栄植物)」
といいます。

ナスタチュームは、
沖縄では自生して広がってゆきますので、
栽培管理する必要はまったくありませんが、
「アブラムシやカメムシ、アリを防除するのに効果がある」
といわれ、
特に、
 ・ トマト
 ・ バラ
 ・ マメ類

などで効果性が高いようです。

070414ナスタチューム2.jpg


コーヒーには、
「アブラムシ」が付いているのは見たことがありません。

070414アブラムシ.jpg

コーヒー苗木のポットに、
自然生えした雑草(名前不明)があり、
その雑草にアブラムシが大量発生しているのに、
周囲のコーヒー苗木には
アブラムシが1匹も見当たらないところをみると、
コーヒーにはアブラムシは付きにくいと思われます。

(アブラムシ被害の雑草は、
 ナスタチュームから離れた場所にありました)


また、やっかいなカメムシも、
コーヒー苗木と混色していた島唐辛子には、
ビッシリと付くことがありますが、
コーヒーにはほとんど付きませんので、
アブラムシ同様に、
カメムシも付きにくいのかもしれません。


アリは、コーヒーの苗木の根あたりに、
巣をつくることがあります。

アリが巣を作るコーヒー苗木には、
・コーヒーの根の成育が悪く、健康苗木ではない
・コーラルを入れすぎて土の排水が良くなり、
 アリにとって住み心地が良い環境になっている

という共通点があるようです。


アリは、カイガラムシと仲が良いお友達のようで、
コーヒーに寄生して共生してしまいますから、
アリの防除には気をつけないといけません。

そのために、コーヒーの圃場では、
ナスタチュームを一部で植えていますが、
効果性はあるようです。

070414ナスタチューム3.jpg

ナスタチュームに関する記事は、
私のバナナのblogに昨年記載しましたので、
ご覧下さい。

posted by COFFEE CHERRY at 12:34| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 栽培におけるコンパニオン・プランツの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月13日

チョウや蛾について@

昆虫の中で、チョウと蛾を合わせた鱗翅(りんし)類は、
世界で約16万5,000種、
日本では約5,000種が生息しているようです。

日本では、チョウは約230種らしく、
ということは、
蛾はチョウの20倍もいることになるわけですね。


園芸害虫としては、
 ・ アブラムシ
 ・ カイガラムシ
 ・ カメムシ
 ・ コガネムシ
 ・ ミノムシ・芋虫・尺取虫・毛虫
 ・ ハダニ
 ・ アリ
 ・ マイマイ・ナメクジ
 ・ バッタ

など、
防除したい虫は多いのですが、
この“害虫”や「益虫」という定義や概念は、
人間側にとっての利害を基準にして、
一方的に決め付けたものですから、
“害虫”に認定された虫には、
いつも申し訳なく、心苦しく思っています。


「ミノムシ・イモムシ・尺取虫・毛虫」
と呼ばれる虫の大半は、
チョウの仲間である蛾類の幼虫なわけです。

私は、昆虫の専門家ではありませんから、
毒性があって、皮膚をかぶれさせることを恐れるあまり、
直接捕獲できないのも困ったものですが、
チョウや蛾の幼虫は、主に葉を食害してしまいます。

ふつうなら、除草剤や殺虫剤を散布することで、
防除や駆除の対策を図るのでしょうが、
私は、世界で最高の品質を目指しているのですから、
これらの有害農薬を使うことは脳裏をかすめることもなく、
多くの生物体が複雑に関わりあって生きる自然生態系に、
出来るだけ近い環境で、
「“害虫”には、天敵やハーブ(薬草)で防除する」
方法を研究・改良したいのです。

例えば、
カマキリやクモ、カエル、トカゲで、
小さな昆虫類を駆除できますし、
テントウムシはアブラムシを食べます。

タイワンシロガシラやヒヨドリ、メジロ、スズメなどは、
農作物(主に果実)を食べることもありますが、
毛虫・尺取虫・アオムシなどの幼虫も食べてくれますし、
ペットを伴侶動物として
「コンパニオン アニマル」
というように、
友好的な植物を一緒に植えることで、
お互いに好気的に影響を与え合い、
成長を促進したり、
病害虫を最小限にするという考え方で
「コンパニオン・プランツ」
があります。

次回は、コンパニオン・プランツについて書く予定です。

07041309アカバナー.jpg
    今朝、庭に咲いた見事なハイビスカスです
posted by COFFEE CHERRY at 12:42| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(2) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月12日

今朝(4月12日)の琉球新報の週間レキオに、掲載させて戴きました!

今朝(4月12日)の琉球新報の週間レキオに
掲載させて戴きました。


2007年4月12日レキオ表紙.jpg
  レキオ表紙

2007年4月12日レキオ表紙ー記事.jpg
表紙の記事部分の拡大


2007年4月12日レキオ3面.jpg
   3面です

2007年4月12日レキオ3面ー記事1.jpg
   3面の記事拡大ー1

2007年4月12日レキオ3面ー記事2.jpg
   3面の記事拡大ー2

2007年4月12日レキオ3面ー記事3.jpg
   3面の記事拡大ー3

2007年4月12日レキオ3面ー写真下のプロフィール部分.jpg
   3面の写真の下のプロフィール部分の拡大


週間レキオに掲載させて戴いてから、
多くの問合せがあるのですが、
昨日も、名護市の比嘉様から、
「海岸近くの1,000坪で、コーヒーを栽培したい」
というお電話を頂戴し、
今月お伺いすることになりましたが、
この方は78歳だそうです。

恩納村の山城先生も、
今年で76歳ですが、
「まだ10年、現役で頑張る」
と言われていましたから、
そのエネルギーには驚かされ、敬服するばかりですが、
同時に、私もまだまだ努力が必要のようです。


週間レキオ社の
 ・ 山城興勝社長
 ・ 仲宗根雅広取締役
 ・ 島営業副部長
 ・ 赤嶺亨太編集担当
様方のおかげで、
コーヒー事業が具体的に動き出したことを実感しています。


posted by COFFEE CHERRY at 11:01| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Business Plan Contest | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月11日

コーヒー圃場と自宅ミニバナナ園で発見したユウマダラエダシャクという蛾@

今朝、コーヒーの葉に止まっている蛾を見つけました。

07041109ユウマダラエダシャク2.jpg
  コーヒーの葉に止まっていたので、「害虫」と思い込み、
  あわてて払いのけて踏み潰した姿ですもうやだ〜(悲しい顔)


この蛾は、
「ユウマダラエダシャク」
という聞きなれない変な名前の蛾ですが、
漢字で書くと、
「夕斑枝尺」
で、
北海道から沖縄まで生息するシャクガ科の蛾です。

大きさは、3.5〜4cm程度で、小さい蛾です。

シャク(尺)は、
シャクトリムシ(尺取虫)のシャクで、
シャクトリムシはエダシャクの俗称らしく、
エダシャク(枝尺)は
シャクガ科の蛾の「幼虫」の呼び名のようです。

翅(はね)に斑(まだら)模様があるので
名前に「マダラ」とつくのだと思われますが、
生息する地域によって、斑(まだら)模様が違うらしく、
コーヒー圃場で発見したのは、
「琉球亜種」という沖縄地方独特のタイプのようです。

名前の最初にある「ユウ」は、
この蛾が夜行性なので
夕方の“夕”という意味なのかもしれませんが、
この蛾を見かけるときは、
決まって朝から夕方までの陽があるときに、
葉に止まっていますので、
活動するのが昼間なのか、
それとも昼間は休息中、ということなのでしょうかexclamation&question

本土では、
この蛾の幼虫がマサキの生け垣の葉を食べるようですが、
沖縄では何の葉を食べるのでしょうかexclamation&question

07041109ユウマダラエダシャク.jpg
   バナナの葉にも止まっていました

成虫がコーヒーやバナナの葉に成虫が付いていたわりには、
これらの葉に産卵したのでもないようです。

この蛾の産卵は特長があって、年に2回も繁殖するのですが、
葉の裏の外側(葉縁)に沿って、
10〜20個の丸い卵を1列に並べて産み付けるようですから、
これは私の自宅庭やコーヒー圃場やバナナ園では
見たことがありませんし、
幼虫のシャクトリムシ(尺取虫)自体も見かけませんから、
コーヒーやバナナの害虫ではなさそうです。


文献では、
 ・ スミチオン乳剤(MEP乳剤)
 ・ オルトラン液剤

を、
1,500倍希釈で噴霧散布すると効果的らしいのですが、
私は農薬や除草剤を1滴も使わない主義ですから、
シャクトリムシ(尺取虫)や成虫を発見次第、
捕獲して踏み潰すしかないようですね。もうやだ〜(悲しい顔)

その前に、
害虫の生態を研究し、
薬草との併用(共生)など、
自然農法での「防除」という考え方を
しないといけないのです。

posted by COFFEE CHERRY at 10:38| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月10日

今朝(4月10日)の琉球新報のレキオ広告に、掲載されていました!

先週4月5日(木曜日)の週間レキオに掲載させて戴いたことで、
あちこちからお問合せやご連絡を戴いていますが、
今日4月10日(火曜日)の
琉球新報朝刊21面(ラジオ番組のページ)に、
あさって4月12日(木曜)発行予定の広告が掲載されていて、
私も掲載されていました。

4月10日琉球新報21面.jpg

今朝、南風原町在住で、
「以前住まれていた名護市の宅地跡に
コーヒーの木を約40本栽培されていて、
収穫後自家焙煎で楽しんで飲まれている」

という、具志堅様からお電話を戴き、
今朝の新報掲載は、具志堅様から教えて戴いたのでした。

具志堅様も、恩納村の山城武徳先生から
苗木を譲渡されていますので、
具志堅様は私の先輩にあたり、
コーヒーの品種はムンド・ノーボ種ということになります。

0410拡大画像.jpg

posted by COFFEE CHERRY at 12:29| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Business Plan Contest | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月09日

コーヒーの花托(結実)から収穫までの過程@

今日の沖縄は、朝から晴天晴れで、
朝9時の気温は19.5度、
午後3時の気温が20.9度でしたが、
昨日までの寒さも感じられず、
いよいよ暖かくなりそうな気配です。

昨日までの、
「花が咲いて、散るまでの過程」
で、
コーヒーの花が咲いているのは短いことが
お解かりいただけたことと思います。

そういう意味では、
「コーヒーの花を見た」
という方も少ないのかもしれませんね。

私も早く移転して、多くの方々に、
“コーヒーの花見”
を体験して戴きたいと思います。

今日からは、
コーヒーの花が落花して、
花托(かたく)が成長して実になり、
収穫するまでの過程をご紹介しますが、
約半年かかりますから、
毎日ではなく、時々ご紹介するようにしたいと思います。

07040909コーヒーの花托3.jpg

07040909コーヒーの花托2.jpg

07040909コーヒーの花托1.jpg


07040909コーヒーの花芽.jpg
  これは、これから咲く花芽です

posted by COFFEE CHERRY at 17:24| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの花托(結実)から収穫までの過程 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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