2007年05月02日

ハイビスカスの害虫・ワタノメイガ

沖縄におけるコーヒー栽培の最大のネックは
もちろん“台風台風ですが、
それを東村のヒロ・コーヒーの足立さんのように
防風ネットで防ぐのか、
西原町の玉那覇さんのように樹高を低く低木にするのか、
恩納村の山城先生のように、
ハイビスカスやカポックで防風柵で防ぐのか、
名護市の比嘉さんのようにユスギノキを防風柵にするのか、
それともハウスにするのか、
など、
防風対策にもいろいろな方法があるわけです。

私は、恩納村の山城先生が言われた、
「自然(=台風)には、
 自然(=ハイビスカスやカポックの防風柵)で対応する」

という考え方に深く感銘して、
ハイビスカスの防風柵にこだわっているのです。

070427ワタノメイガの幼虫3-1.JPG
  葉が葉巻のように丸まっているのが判りますかexclamation&question

春になって、ハイビスカスをよく見ると、
ハイビスカスの葉をグルグルっと葉巻のように巻いて、
中に何かいるような様子なので早速調べてみました。

070427ワタノメイガの幼虫3-2.JPG

070427ワタノメイガの幼虫3-3.JPG

巻かれた葉を開いてみると、
“外出中”なのか“孵化後”なのか判りませんが、
もぬけのカラになっているのも多いのですが、
中に鮮やかな薄い黄緑色をした細長い幼虫が
居るものもありました。

070430ワタノメイガの幼虫3-1.JPG

ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の低木ですが、
アオイ科のフヨウ、ワタ、ムクゲ、オクラや
シナノキ科の葉を幼虫が専門に食べるのが
「ワタノメイガ」
です。


今日発見したのは、ワタノメイガの幼虫ですが、
成虫は夕方以降の夜に活動しているらしく、
コーヒー圃場では私と入れ違いのようで、
成虫は見かけたことがありません。

070430ワタノメイガの幼虫3-2.JPG

夜間の圃場には、相当な種類の蛾や昆虫が
出没しているのかもしれませんね。もうやだ〜(悲しい顔)

070502ワタノメイガの幼虫6-1.JPG

ちなみに、コーヒーはアカネ科ですから、
ワタノメイガの幼虫の直接的な影響はありませんが、
この蛾が大量発生すると、
ハイビスカスの葉が丸坊主にされてしまうので、
そうなると“防風”の効果性が薄れて、
間接的にコーヒーに影響を及ぼす可能性もあって
放任も出来ないわけです。もうやだ〜(悲しい顔)

070502ワタノメイガの幼虫6-2.JPG

私のコーヒー圃場では、
除草剤や農薬を一切使用しないので、
当然害虫も生息しますが、
益虫やタダの虫、
蝶や蛾の幼虫を食べるクモやカマキリ、鳥なども
多く見受けられ、
天敵のおかげで、害虫の大量発生が免れているようです。

070430ワタノメイガの幼虫3-3.JPG
     左下が頭部、右上の黒いのはフンです

頭の部分が2つ黒いのは脱皮の準備中らしく、
この間が開いて、この中で新しい頭が育つのだそうです。

070502ワタノメイガの幼虫6-3.JPG

ワタノメイガの幼虫は、
同じハマキガ科のスジオビヒメハマキの幼虫にも
似ているのですが、
スジオビヒメハマキの幼虫は
ホルトノキ科の植物を食餌とするらしいので、
これではない、ということが判るのです。


070502ワタノメイガの幼虫6-4.JPG

070502ワタノメイガの幼虫6-6.JPG


070502 自宅庭のハイビスカス.JPG
    今朝、自宅庭で撮影したアカバナー
posted by COFFEE CHERRY at 13:35| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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