2007年10月05日

鉢ごと、土に植えられるポットの効用

私の今までのコーヒー苗木の種植えは、
拠点にするコーヒー圃場が決まっていない環境下でしたから、
プランターや黒ポットでコーヒーを発芽させ、
「苗の成長度合いで、順繰りに大きい鉢に移し替える」
という方法で、苗木を成長させていましたが、
鉢の移し替え作業は、
その膨大な数から、根切れに気を遣うのと、
何より、大変な手間が必要でした。もうやだ〜(悲しい顔)

今冬収穫するコーヒーの実の種植えは、
プランターで発芽させてからか、
あるいは直接、鉢ごと土に植えられるポットで発芽させ、
「30cm程度まで成長した苗木をポットのまま土に植える方法」
を取るように考えています。

鉢ごと土に植えられるポットには、
 ・ 古紙を利用した紙製のもの
 ・ トウモロコシなどのデンプンで作ってあるもの
 ・ 不織(ふしょく)布で縫製されたもの

などいろいろなタイプがありますが、
通気性があるタイプは根腐れがなく、
ポットのまま土に植えられるので、
根を傷める心配がないことや、
土に植えると数ヶ月かかって土に分解するので
ポットがゴミになることがありませんし、
何より、移し替える手間がなくなる、
などのメリットがあるわけです。

071005不織布ポット1.JPG
 本部町の渡辺先生から頂いた不織布(遮根タイプ)ポットに
 コーヒー苗木を入れてみました


もちろん、従来の固形ポットが
「何度も使いまわし出来る」
のに対し、
土に植えられるポットは使い捨てですから、
「苗木栽培時には毎回必要」
というコスト的なデメリットもありますが、
今までの、
鉢から苗木を出すときに、
大量の水を使い、根切れに気を遣いながら、
大変な手間をかけて行う作業時間が大幅にカットされ、
他の仕事が出来るわけですから、
使い捨てであっても、
コーヒーの立場に立って考えると、
土に植えられるポットを活用する方が良さそうですよね。

071005不織布ポット2.JPG
     縫製されていますが、軽量で頑丈です

いちごでは、紙ポットを使った実験が行われていて、
黒ポットと比べて、
「省力と早期出荷が可能」
という結果が出ていて、
その効果が立証されているのですが

コーヒーでは、まだ誰も実験したことがないはずです。

 ・ 紙製ポットは通気性は確かに良さそうでも、
   コーヒー苗木が30cm程度になる1年半〜2年間も、
   水やりや耐候などに耐えられるのかどうかexclamation&question
 ・ 不織布の原料は、まったく安全なものなのかexclamation&question
 ・ 不織布が土中で自然分解するまで、
   どのくらいの時間がかかるのかexclamation&question
 ・ 紙製と不織布では、
   どちらがコーヒー苗木栽培に向くのかexclamation&question
 ・ あらかじめポットの内側や外側に、
   木酢液や米ヌカなどの有機ボカシなどを
   塗布含浸させて使った場合の効果exclamation&question

など、
確認したいことがたくさんあって楽しみです。

健全・健康な苗木育成は、実の品質を高めるうえで、
とても重要なことだと考えています。
posted by COFFEE CHERRY at 14:07| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの品質を高めるための考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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