2008年07月14日

27回目の伐採作業(移植作業は15回目)

猛暑の先週土曜日も、
コーヒー山に伐採や移植作業に出かけてきました。

コーヒー山の最大の問題点は
「天水雨頼み」
ですが、
日照り晴れが続くコーヒー山に置いてある
移植の順番待ちのポット苗木たちは、
一様に水不足に喘いでいました。

コーヒーの木や苗木では、
「水が充足しているか、不足しているか」
は、
葉を見れば誰にでもすぐに判ります。

元気なコーヒーの葉.JPG
元気なコーヒーの葉は、横にピンと張っています

水が充足していれば、
葉はピンと横に張っているのですが、
水不足だと葉がしおれそうに
ダランとうな垂れているのです。

日照り続きで水不足のポット苗木.JPG
 水不足で力なくしおれそうにうな垂れているコーヒーの葉

すでに移植した苗木たちは、
落ち葉が堆積して保水に優れた森林の土壌に
引越したわけですから、
日照り晴れ続きでも快適そうに
はつらつとしていました。

移植した苗木とポット苗木の比較.JPG
 左は移植した苗木、右はポットの苗木で
 どっちが元気かは一目瞭然ですね


ポット苗木は、日照り晴れ続きのせいで
その容器内の水分が不足しているわけですから、
水やりさえ出来れば、苗木はたちまち回復するのですが、
コーヒー山には肝心の“水”がないことで、
特に元気がないポット苗木から優先して
移植作業を始めました。

植物の根系では、
発芽した種子から真っ直ぐ下方に向けて
地中に伸びる「直根」と、
直根から側方に伸びる「側根」
側根を覆う微細な「毛根(細根)」で構成されていて、
「直根」は植物の茎を支持する役目で、
コーヒーは放任栽培では7〜8mまで伸びる
「常緑小高木」ですから、
コーヒーの直根は、高さに匹敵するほど深くもぐり、
「側根」は茎や広がった枝を支持し、
「毛根」は水分と養分を吸収する役割を果たすのですが、
私の苗木移植の方法は
ポットや鉢から苗木を抜くときに
この毛根を特に傷つけたくないことで
まず大きなバケツに水を入れ、
この中にポットや鉢ごと、
ザブンと充分に漬けてから
苗木を土ごと繊細に引き出して
移植しています。

水漬けしてポットから苗木を抜く1.JPG
 ポットや鉢ごと水にしばらく漬けてから苗木を抜くと
 毛根を切らずに簡単に抜けます


充分に水を含んだ苗木の根の周りの土は、
穴の新たな土壌にも水分が浸透して馴染み、
地表には落ち葉で覆うようにすることで保水も期待でき、
移植後の水やりもカットしています。

一見“手抜き”と思われるかもしれませんが、
この方法を確立してからは、
移植後のコーヒーの根付きも良いように思っています。

天恵水集積キット.JPG
 ブルーシートとポリペールやミニプールで
 天水を溜めたいのですが、
 日照り続きでなかなか一杯になってくれません


コーヒー山のあちこちに設けた天水簡易集積場から
貴重な天恵水を集めて
いつも以上に移植作業を重点的に進めましたが、
次回からコーヒー山の中腹まで
苗木を運ばなくてもいいように、
バナナロードの近くに、
新たなコーヒー苗木置き場を確保しようと、
夕方伐採も行いました。

新・苗木置き場の伐採途中.JPG
 新しいコーヒー苗木置き場、
 ここだと今までより搬入は少し楽になりそうです


専門的な用語としては
「伐採」と「間伐」は違うらしいのですが、
私たちが目指しているのは
「コーヒーの森林栽培」
ですから、
私が言う「伐採」は、
『間伐』に限りなく近いのですが、
このブログでは今まで「伐採」という用語を
使ってきましたので
「伐採と言ってるけど実際は間伐みたいだね」
というように理解して戴ければ嬉しいです。

猛暑になってから、
コーヒー山での作業で特に効果的なのは
「スイカ」
です。

水やお茶をペットボトル容器に入れたり、
ポカリスウェットやアクエリアス、
ゲータレードといったスポーツドリンク系を
前日に冷蔵庫の冷凍室でガチガチに凍らせ、
自宅出発時に自然解凍すると
2時間30分かかってコーヒー山に到着した頃には
半分溶け出していて
休憩時に美味しく飲めるのですが、
最近は、名護市内のJA系で
スイカを丸ごと1個買って、
ついでに氷ももらい、
コーヒー山に持って行っています。

なにしろコーヒーの苗木運びが重労働で、
作業で消費する総エネルギーの7割近くが、
最初の苗木運びで失われてしまうので、
夕方まで作業するには、
ひんぱんな休憩が必要不可欠となっています。

軽トラックから苗木を降ろし、
バナナロードから重機の道に50m程度ずつ移動していく、
という
単純なガテン系労働作業なのですが、
苗木は左右に2個ずつ持って坂道を上がるわけですし、
さらに昼食の弁当を入れたクーラーボックスやスイカ1個、
チェーンソーや草刈機、燃料タンクなどもありますから、
たとえ1時間程度でも、
想像以上の疲労困ぱい状態になるのです。もうやだ〜(悲しい顔)

軽トラックから降ろした苗木を、
数百メートル先の「竹の広場」まで運び終わると
最初の休憩タイムにしてスイカを半分食べるのが、
最近のパターンとなっています。

スイカは90%以上が水分ですが、
ビタミン、ミネラル成分なども
バランスよく含まれているので、
糖分が多いスポーツドリンクを飲むよりは
疲労回復度が早いようにも思えますから、
コーヒー山の作業では、
しばらく「スイカ」が手放せなくなりそうです。

スイカの種の発芽.JPG
 スイカの種から発芽していました
posted by COFFEE CHERRY at 16:51| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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