2008年09月21日

迷走台風13号の軽微な被害状況

台風台風13号がウロウロしたおかげで
昨日コーヒー山に行けたのは10日ぶりになりました。

バナナロード0920−3.JPG
 「バナナロード」は何度も車を乗り入れたことで
 地面が踏み固められたようで、
 現在では乗用車でも楽に入れるようになりました。
 画像では左側が山になります。


台風台風13号の最大瞬間風速は本島南部の那覇市では
9月16日(火曜日)に36.1mを記録しましたが
台風台風が北東に進むにしたがって徐々に本島北部とは
離れて行きましたから、
「コーヒー山の南山から中山あたりの、
 特に稜線の南東から吹きつける風の苗木への影響」

「森林の樹木を一部でも伐採したことの影響」
「ポット苗木のドミノ倒し」
「支柱を付けた苗木への強風の影響」
といった心配もしている反面、
「この程度の台風台風で大きな被害が出るようなら、
   沖縄でのコーヒー栽培なんか出来っこない」

という、
「コーヒー山なら大丈夫でしょう」
といった期待もあって
山の総点検を早くしたかったのです。

バナナロード0920−2.JPG
 「バナナロード」は右上の山の斜面から
 雨水霧が流れ落ちてくるのですが、
 伐採や移植のために車が何度も通って
 地面が踏み固められたことで、
 ぬかるみも減りました。


昨日のやんばるエリアは「晴れ晴れ」予報でしたが、
到着してみると一時小雨雨がパラつく雲曇りが重い日で
湿度は高いものの気温は上がらずに
快適に作業することが出来ました。

コーヒー山から直線距離で5〜6kmの
国頭(くにがみ)村比地(ひじ、標高8m)の
12日(金曜日)以降のアメダス情報によると、
 ・ 9月12日(金曜日)曇り  降雨量 8.5mm 最大風速9m
 ・ 9月13日(土曜日)雨   降雨量66.0mm 最大風速11m
 ・ 9月14日(日曜日)晴れ  降雨量27.5mm 最大風速9m
 ・ 9月15日(月曜日)曇り  降雨量 5.5mm 最大風速7m

 ・ 9月16日(火曜日)雨   降雨量23.5mm 最大風速9m
 ・ 9月17日(水曜日)雨   降雨量59.0mm 最大風速13m

 ・ 9月18日(木曜日)晴れ  降雨量 1.5mm 最大風速7m
 ・ 9月19日(金曜日)晴れ  降雨量 0.0mm 最大風速5m
 ・ 9月20日(土曜日)晴れ  降雨量 0.5mm 最大風速2m

となっていました。

バナナロード0920−1.JPG
 「バナナロード」は、その名の通り
 バナナを道路の端に1列に植えた、
 コーヒー山の導入道路のことですが、
 少しずつ子株を植えて、それらしくなってきました。


「比地(ひじ)から直線距離で5〜6km」
といっても、
比地(ひじ)の計測地の標高は8mとコーヒー山の標高350mでは、
環境的にも違うはずで
コーヒー山の方が降雨量や最大風速は
大きいものと予測されますが、
以下、コーヒー山での台風台風13号の実害状況をお知らせします。

「実害」というより「こんな程度」という軽微なものでした。

倒れたポット苗木0920−1.JPG
 ポットや鉢のコーヒーの苗木は、
 叩きつけるような強い風が長く当たると、
 主幹や枝葉が稲穂が垂れるように我慢していても、
 ポットや鉢の重心が先に堪えられなくなって、
 ゴロンと倒れてしまうのですが、
 さらに強い風に当たると、連鎖式に
 次から次へとドミノ倒しのようになってしまうのです。
 この場合は主幹が折れることはなく、
 枝葉の影響も少ないので、
 台風一過後にポットや鉢を少し面倒ですが
 元通りに起こせばいいのです。


倒れたポット苗木0920−2.JPG
 「倒れたポットや鉢は起こせばいい」のですが、
 「いつ倒されたのかexclamation&question」が問題になります。
 倒されてから救出まで長時間かかったことよりも、
 ポットや鉢に保水が無い、中の土がカラカラに
 乾いた状態のときに早々と倒された場合は、
 その後に雨が降っても水不足状態になっているわけですから、
 台風のさ中の救出は私自身が2次災害に遭う可能性も
 ありますから助け起こしたくてもそれがなかなか困難ですし、
 どうしても台風一過までは長時間が経過することで
 苗木が弱ってしまうことがあり、
 台風前にはポットや鉢が倒されないように
 工夫する必要があるのです。
 数年前のことですが、大型台風から
 自宅のポット苗木を守るために、
 苗木の上から防風ネットをかけてしまったこともありました。
 沖縄で強風に弱いコーヒーを栽培するには、
 常に「台風台風からどう守れるのかexclamation&question」を考えた
 栽培法、防風対策を考えておかないといけないのです。


ポット苗木が倒されたのは、上記画像は「重機の道」ですが、
新しく伐採しているバナナロード沿いの平地部分の
「新苗木置き場」にも2個が倒されていました。

数字的にはポット苗木約100個のうち、
倒されていたのは9個くらいです。

斜めに傾いたコーヒー苗木0920−1.JPG
 意外にも「コーヒー山の大回廊・重機の道」に
 移植したコーヒー苗木が数本、斜めに傾いていました。
 これは「重機の道」が強風の通り道になったことを
 意味しています。
 このあたりの重機の道に植えた苗木は
 まだ1ヶ月も経過していませんから根付いていませんので、
 強風下では主幹が風に堪える前に
 主幹自体が倒されてしまうわけです。
 苗木の修復はただ垂直に起こして土を根元に少し盛って
 踏み固める程度で1分で済むような
 まったく簡単な作業なのですが、1度被災した場所は、
 次回も同様に強風が吹き抜けるわけですから、
 風を止める対策もしなければいけないのです。
 テスト圃場の防風林のハイビスカスを長めに剪定し、
 重機の道を所々遮断するように植えてみようと思っています。


斜めに傾いたコーヒー苗木0920−2.JPG
 これも重機の道に植えたコーヒー苗木が
 斜めになっている状態ですが、
 この場合は重機の道の上の樹木から枝が落ちてきて
 コーヒー苗木にかかったことも影響して
 斜めになってしまったようです。
 伐採や間伐をした廃材の置き場所や処置方法も
 よく考えておかないと、
 強風で思わぬ被害が出てしまうことも有り得るわけです。


斜めに傾いたコーヒー苗木0920−3.JPG
 これは、さらに大きな重い枝の直撃を受けたために
 斜めになってしまったコーヒー苗木です。
 これも重機の道の苗木です。


倒れたコーヒー苗木0920.JPG
 これは、強風で完全にパタンと倒されてしまった
 コーヒー苗木で、これも重機の道に植えたものです。
 これも垂直に起こして根元を固めるのですが、
 毛根の一部が切れてしまっているかもしれませんから、
 ゆっくりていねいに治療してあげないといけないのです。
 完全に倒された苗木はこの1本で、
 主幹や枝が折られた苗木はありませんでした。



バオバブ0920−1.JPG
 大事に育てたかったバオバブ?の双葉でしたが、
 10日ぶりに行ってみると大雨の影響なのか
 無残にも倒れていました。もうやだ〜(悲しい顔)
 発芽した2本はバオバブかどうかも判らないうちに
 失敗してしまったのか、
 それとも本当のバオバブはまだ発芽していないのかも
 しれませんが、バオバブは来春4月に、
 残っている種で再度発芽に挑戦してみることにします。
 次回はネットをかぶせたりして
 発芽が上手くいくように少し工夫してみようと考えています。


バオバブ0920−2.JPG
 こちらのバオバブ専用発芽ポットには
 やや貧弱な双葉が1本出ていたはずですが、
 残念ながら消えてしまいました。
 発芽したてのホヤホヤ状態のときに、
 強い雨が直接双葉に当たるようになっていたのも
 マズかったのかもしれませんね。もうやだ〜(悲しい顔)


モカやマンゴー、アボガドは昨日の様子では
まだ発芽の兆候はありませんでした。

台風台風の影響で、コーヒー山にも大量の恵みの雨があり、
地表の腐葉土はしっとりしていて、
移植したコーヒー苗木たちだけでなく
山の樹木も総じて元気一杯でした。

台風台風は人間にとっても、
山の動植物にとってもイヤなものだと思いますが、
「台風台風は大掃除」
と考えると、
対策や準備をして迎え撃つような気に、
少しはなるものです。

posted by COFFEE CHERRY at 23:19| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 台風の被害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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