2008年10月22日

コーヒーの葉の上で見つけた「クサキリモドキ」

コーヒー山では、作業に行くたびに
植えつけた全てのコーヒー苗木を丹念に観察して
成育チェックを欠かさないのですが、
この時がコーヒーの木を訪れている虫たちに
出会えるチャンスでもあるのです。

多くは大小の蜘蛛(くも)が寄生していて
夜に卵を産みつけようとやって来る
蛾(ガ)などを待ち構えているのですが、
まれに希少な虫に出会うこともあります。

クサキリモドキ1018−1.JPG
 この「クサキリモドキ」の体長は約5cmで、
 南西諸島に棲息しているという話ですが
 詳しいことはわかりません。
 コーヒーの葉の色がもう少し濃ければ
 見分けが難しかったでしょう。


この日は、コーヒーの苗木の上の方の葉で
少し葉色が違っているように思えたので
よく見ると、
「クサキリモドキ」
というバッタで、
外見からは想像も出来ませんがキリギリスの仲間なのです。

クサキリモドキ1018−2.JPG
 キリギリスの仲間ということは、
 葉を食べるのでしょうが
 コーヒーはこの山では移入種ですから
 試食に訪れたのだと思います。


昆虫には、色と形を草や樹木の葉、小枝、
花、苔などに擬態して
天敵から身を守るものが多いのですが、
この「クサキリモドキ」は、
外敵が近づくと顔を伏せて触角と前脚を前に伸ばし
後ろ足は翅(はね)の下に隠して葉にへばりついて
ますます葉になりきろうとして、
“危険”が去るまでじっと身動きしませんから
発見されにくいことが起因しているのかどうか
レッドデータブックには記載されていませんが
希少性はあるようです。

クサキリモドキ1018−3.JPG
 捕まえてリュウキュウチク(琉球竹)に移したのですが、
 触られると、平べったい形からバッタの形になるようです。
 この後、背中を押して飛び立たせようとしたら
 ドスンと落ちましたから、
 飛ぶのは苦手なのかもしれません。


モリバッタ1018−2.JPG
 脅威の大食漢「オキナワモリバッタ」の子供で、
 体長はまだ約3cmでしたが、
 地面を飛び跳ねていたので発見できました。
 これも迷彩色っぽく擬態しているので、
 静かにじっとしているとなかなか見つけにくいです。


中山山頂のコーヒー苗木1018.JPG
 コーヒー山の中山山頂に植えたコーヒー苗木たちは
 この日は東北東8〜9mの風(画像では左から右)で
 枝葉が揺らいでいました。
 コーヒー山の南山から中山あたりにかけては
 伐採が不慣れなこともあって少し間伐しすぎたことで
 直射日光が直撃で風も入りやすくなっています。
 やんばるは樹木の生長が早いので
 高木が徐々に移植エリアを覆うように
 枝葉を伸ばしてくるはずですから
 コーヒーたちは一時的に我慢してもらわないといけません。

重機の道1018−5.JPG
 コーヒー山の大回廊・重機の道のコーヒー苗木たちです。
 木漏れ日が当たって心地よさそうです。


posted by COFFEE CHERRY at 10:26| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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