2008年12月03日

コーヒー山は「自然な森」に限りなく近づけたい

漢字で“木”を3つ書くと『森』になり、
5つ書くと『森林』になるのですが、
もちろん森林には木が5本あるだけではなく、
木がたくさんあることを表わしています。

コーヒー苗木1129−1.JPG
 コーヒー山の中山山麓あたりのコーヒー苗木です。
 左隅の切り株からはひこばえが生えてきています。


コーヒー苗木1129−2.JPG
 こちらは北山山麓のコーヒー苗木です。

自然の森は、
地域に根ざした高い木や中木、低木、下草など
いろいろな種類の植物が
限られた空間で互いに我慢しあいながら
それぞれの種類の植生能力に応じて
無駄なく精一杯生きているのですが、
これに付随して生物や昆虫、動物などが寄生した
生物共同体であり、森は命そのものなわけです。

コーヒー苗木1129−3.JPG
 バナナロードに隣接した林床に植えた
 私の背丈を超える高さの苗木です。
 黒ポットの底から根が出ていて
 根を守るために黒ポットを
 ハサミで切って取り出しました。


それぞれの植物がその種類固有の花を咲かせ
実を付けて次の世代に託して
生涯を終えていくのですが、
植物が互いに競争しあいながらも
共生して多層群落をつくっているのが
土地本来の自然の森ですが、
建材向きのスギやヒノキなどを
計画的に植えた人工的な造林では、
その地域に本来自生していない
外部から持ちこんできた樹種を植えるわけですから
これらの移入種の数が多いほど森の抵抗力が弱くなり、
台風や地震、大雨、火災、虫害などの
自然災害にも敏感で弱くなり、
移入種が森に共生するまでの間は
たとえ長期間になっても
間伐や下草刈りなどを続ける必要があり、
そのためコーヒー山では、
必要最小限度の伐採で自然の樹種を残しながら、
空いた部分に移入種のコーヒー苗木を植えることを心がけて
自然のやんばるの森と共生させてゆけるような
黒澤明監督の映画
「デルス・ウザーラ」
“森の人”
なりたいのです。

コーヒー苗木1129−4.JPG
 コーヒー山では最初の伐採を切りすぎてしまい
 その後の重機の道の奥や南山から中山までは
 両サイドは自然の木を残しているものの
 コーヒー苗木を植えるエリアの空は
 ポッカリ空いている状態で、
 その後の北山山麓からようやく木漏れ日が入るような
 自然の木を出来る限り残すような
 伐採作業を心がけるようになり、
 バナナロードに隣接したこの林床でも
 適度な木漏れ日が入るようになっています。


コーヒー苗木1129−5.JPG
 上の画像のコーヒー苗木の
 後ろ部分の“壁”の拡大画像です。
 伐採した樹木や枝葉、竹、つるなどの
 単純な整理整頓だけでなく
 (強めの)風除け対策や
 朽ちて栄養になることをふまえながら
 残した樹木の間に、伐採した木や枝葉などを
 はさみこむようにして
 あちこちに“壁”を造っています。


バニラ1129.JPG
 ラン科植物のバニラ(Vanilla)も
 黄色っぽい気根を伸ばして
 木にピッタリと張り付いていますから
 順調に成長しているようですね。


ホントウアカヒゲのオス1129.JPG
 国指定天然記念物で絶滅危惧種の
 「ホントウアカヒゲ」のオスですが、
 人を怖がらずに毎回かなり近くまで
 様子を伺いにやってくるので
 お昼のお弁当のご飯などをあげています。


posted by COFFEE CHERRY at 18:26| 沖縄 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。