2009年05月28日

コーヒー山のオオミドリサルハムシ

コーヒーの葉の上でメタリックグリーンに輝く
「オオミドリサルハムシ」
を見つけました。

オオミドリサルハムシ090523-1.JPG
 琉球列島に棲息する「オオミドリサルハムシ」です。
 緑の金属光沢が綺麗で目立ちます。


オオミドリサルハムシ090523-2.JPG
 体長は約1cmで4〜6月に出没しますから
 今の時期の一期一会なのです。


漢字名は
「大緑猿葉虫」
でしょうから、
「大きい緑色の葉虫」
というように、ハムシでは大型の部類に入るのですが、
“猿”の意味合いは想像つきませんね。

オオミドリサルハムシ090523-3.JPG
 葉の表面を円弧状に擦(こ)すり取るように
 食害してしまうのですが、
 コーヒーの葉では今のところそういう被害は
 遭ってないようですから
 試食か偵察にやってきたのでしょうかexclamation&question


オオミドリサルハムシ090523-4.JPG
 有翅昆虫亜綱・甲虫目・カブトムシ亜目・ハムシ科
 サルハムシ亜科という分類なので、
 彼はこれでもカブトムシの親戚なのです。


カブトムシやクワガタムシ、カミキリムシ、
テントウムシ、ホタルなど
成虫がクチクラで形成された頑丈な外骨格が発達した
甲虫(コウチュウ)目に所属するハムシは
「葉虫」と書くように葉を食べる虫なので、
出来ればコーヒーにとっては
敬遠してほしい虫の1つなのです。

オオミドリサルハムシ090523-5.JPG
 彼の幼虫も植物の根や葉、
 茎の中に入り込むといいますから
 幼虫も成虫もコーヒーでは
 ご遠慮願いたいところです。


オオミドリサルハムシ090523-6.JPG
 コーヒーではない葉の上でも見つけました。
 「オオミドリサルハムシ」はキョウチクトウ科の
 「リュウキュウテイカカズラ(琉球定家葛)」という
 鎌倉前期の歌人・藤原定家(ふじわらのていか)に
 由来する名前を持つ常緑ツル性植物の葉が
 主食らしいのですが、この画像の葉は
 リュウキュウテイカカズラではありません。
 しかもリュウキュウテイカカズラには
 葉や茎に毒性があるらしいのですが、
 オオミドリサルハムシには効かないようです。
 ちなみにリュウキュウテイカカズラの花も白くて、
 コーヒーの白い花の花弁をスミレのように
 広くしたような感じなので、
 彼は白い花の植物の葉が好物なのかなexclamation&question


posted by COFFEE CHERRY at 15:33| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

自宅庭のコーヒー苗木にリュウキュウメジロが産卵しました

ウグイスと見間違いやすいメジロは、
 ・ スズメ目
 ・ メジロ科

というスズメの親戚ということもあって
日本全国にいるので珍しくはないのですが、
沖縄に棲息するのは
「リュウキュウメジロ」
という亜種なのです。

メジロの巣090507-1.JPG
 自宅庭のコーヒーの苗木に
 リュウキュウメジロのお椀形の巣が作られていました。


メジロの巣090507-2.JPG
 巣は枝をはさみ込むように
 器用に作られていますね。


メジロの巣090508-1.jpg
 自宅近くのテスト圃場の
 防風林にしているアカバナーにも
 リュウキュウメジロの巣が作られていて
 建設ラッシュのようです。


メジロの巣090508-2.jpg
 こんな感じで、
 巣はとても小さいですが頑丈そうです。


リュウキュウメジロは樹上生活をしていて、
木の実や昆虫などを主食にしているのですが、
カンヒサクラやヤブツバキ、台湾ウメなどの
花の蜜を吸うことで受粉に貢献したり、
サンゴジュやハナミズキ、ヒラカンサ、ヒサカキなどの
果実を食べて種子を排泄して種子散布に貢献したりと
メジロと種子植物は相利共生関係が成り立ち、
またメジロの口ばしはやや下向きに曲がり
先端は細くとがるとか
舌の先は毛状に分かれるなど、
花蜜を吸いやすく進化してきたことで、
本来は森林内に棲息する野鳥だと思うのですが、
いつごろからか平地でも活動するようになり
南風原町の自宅の庭のコーヒー苗木に
メジロが巣を作っているのを見つけたのです。

メジロの卵090513.JPG
 自宅庭の巣では翌週卵が産まれていました。
 メジロは一夫一妻の番(つがい)で行動し、
 雌雄で交互に抱卵するのだそうです。


「誰やらが 口まねすれば 目白鳴く」
若くして結核になり35歳で亡くなった
正岡子規の俳句ですが、
「子規」はホトトギスのことで、
ホトトギスが血を吐くまで鳴き続けることから
自らをなぞらえたペンネームにしたのだそうです。

メジロのヒナ090525.JPG
 産卵後11日前後で孵化(ふか)後も
 雌雄で交互にヒナを育てあげて
 また11日前後かかって巣立つようです。
 コーヒー山にはヤマツバキが自生していますし、
 またリュウキュウメジロらしい小さなお椀形の巣が
 落ちているのを前に見たことがあるので
 棲息していると思うのですが、
 今のところ山で出会ったことはないように思います。
 コーヒーノキも種子植物なのですが、
 赤い実はメジロにしては少し大きすぎるようですし、
 またコーヒーの赤い実はヒヨドリでも
 タイワンシロガシラにしても
 食べるのは見たことがありません。


posted by COFFEE CHERRY at 17:07| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

コーヒー山で早くも最初の開花!

コーヒーの白い花は重力の影響を特に受けやすく
満月や新月の前後1週間に開花することが多いのですが、
先週の23日(土曜)はタイミングよく
新月の前日だったこともあって
コーヒー山で最初の花が咲いているのを見つけました。

開花090523-1.JPG
 重機の道の中腹「竹の広場」から
 次の南山山麓に向かう道の入口部分の苗木ですが
 「竹の広場」で昼食中に
 「何となく苗木に白いものが付いているけど何だろうexclamation&question
 と思ってよく見ると白い花だったのです。


コーヒーの枝の葉の付け根に
花芽が付いているのは以前から知っていたので
開花は時間の問題でしたが
やはり最初の開花を見るのは嬉しいものです。
コーヒー山の苗木には
花芽が蕾(つぼみ)状になっているのも多く見受けられ、
今後続々と開花してくるものと思われます。

開花090523-2.JPG
 コーヒーの白い花はいつみても可憐(かれん)で
 可愛くて見とれてしまいます。
 無事に成育すれば開花後6〜7ヵ月後に
 赤い実になるはずですから
 師走のあたりでしょうか。


すべての植物に共通している特徴の1つとして
「種族の保存」
つまり、
「自分たちと同じ仲間を殖(ふ)やす」
という性質があり、
植物ではそれが“種子”と、その散布方法にあって
花には、
「いかに受粉するか」
という役割があるわけですが、
昨年植えた苗木は、開花させることよりも
まず根付くことに最大限努力をして
場合によっては葉を落としても根付こうと頑張るのですが、
まだ充分に根付いていないはずなのに
多少貧弱であっても懸命に蕾(つぼみ)を開花させたことに
改めて
「コーヒーを大切に育てなければ…」
という責任感を強く感じました。

開花090523-3.JPG
 白い花を咲かせた苗木は数本ありましたが、
 よく見ると、円柱状の結実した幼果がありますから
 最初の開花は今日ではなく1週間以上前のことで、
 私が山に行かない日に開花していたか
 せっかく開花していたのを私が見落としていたのか
 どちらかですね、残念なことです。


posted by COFFEE CHERRY at 16:48| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

ケンガイ鉢のコーヒー苗木移植がようやく完了しました

18日(月曜)に梅雨入りして、
最初の2日間だけ猛烈に降り注いでくれた恵みの雨雨
「梅雨の中休み」というより“長い休み”状態で
その後まとまった雨が降らず
「神様のきまぐれにも困ったものだな…」
と思う反面、
「作業中は雨が降らないでほしい」
という身勝手な思いの中で
バナナロードに置かれていた
ケンガイ鉢の植え付け作業を
昨日(土曜日)行いました。

簡易雨水貯水システム090523.JPG
 バナナロードの簡易雨水貯水システムです。
 2日間の雨でもけっこうな雨水が溜まりました。


移植作業090523-1.JPG
 移植作業は、画像右の「穴掘り器」で
 ザクザクと刃先を地面に落として
 小形スコップで土を取り、
 直径約30〜40cm、深さも同じくらいの
 穴を掘るのが最初ですが、これが数個ならともかく
 数十個も掘るのはよほどの強い意志と体力がないと
 出来ないのです。


新緑がまぶしい常緑のコーヒー山は充分に水分が潤い
森全体が生き生きと充実していて
爽やかな明るさが心を和ませてくれるのです。

移植作業090523-2.JPG
 ケンガイ鉢苗木をバナナロードから運んでくるだけでも
 なかなか大変ですが、
 鉢から苗木を引き抜きやすいように、
 水を入れた桶(おけ)に鉢を入れ、
 さらに鉢の上から充分に水を流し込んで、
 水が鉢の中の土に馴染むまでしばらく待ちます。


移植作業090523-3.JPG
 鉢を寝かせて苗木の主幹の根元を持って引っ張ると
 鉢が円すい状になっているので、簡単に
 しかも毛根も切らずに苗木を抜くことが出来るのです。


当日は、ケンガイ鉢の4〜5年の苗木移植を
完結させることを目標にしたのですが、
ケンガイ鉢28個だけでなく、
不織布の大きめの鉢4個の苗木も
植え付けることが出来ました。

移植作業090523-4.JPG
 鉢から抜いた苗木を穴に入れ、
 掘り出した土をかぶせることで
 移植作業は終わりですが、
 この時に注意するのは土をかぶせ過ぎないことです。
 土をかぶせ過ぎると
 根が酸欠状態になってしまうからです。


移植作業090523-5.JPG
 ケンガイ鉢用の穴掘りでは、
 空いた鉢約3個分の土を掘り出して
 苗木移植で約2個分を使い、1個分強が余るのですが
 余った土は左の万能土の袋などに入れて車で持ち帰り、
 自宅でのプランターや黒ポリポットなどでの
 種植えや植え替え作業で使っています。


次回からは黒ポリポットの3年程度の苗木の中で
大きい苗木や弱っている苗木を優先的に
移植することになるのですが
過酷な穴掘り作業が、穴の大きさが小さくなる分だけ
少しですが過酷さが解消されるはずですから
移植をずっと待ちわびている苗木たちのためにも
まだまだ頑張らないといけないのです。

移植作業090523-6.JPG
 撮影した場所は少し傾斜地になっていて
 移植が終わった苗木を
 上から下の方に向かって撮影しました。
 このずっと下のほうはバナナロードです。
 この苗木はアマレロ種だと思うのですが…


移植作業090523-7.JPG
 こういった手法で当日は延々と作業し、
 それでもついにケンガイ鉢苗木の
 植え付けは完了できました。
 コーヒーは7〜8mにもなる木で、
 直根を地面深く伸ばして
 さらに横に毛根を含めた根を張り出す木ですから
 ケンガイ鉢に苗木をいれたままでは
 根を充分に伸ばせず、
 窮屈な生活を強いることになって
 やがて根が鉢の中で
 根がグルグルと巻き始めて
 そのうちパンパンに張りつめ
 その後成育不良になって病気がちになる、
 というのは私が前に経験していますから、
 コーヒー山でも何とか早く植え付けをして
 伸び伸びと楽に開放してあげたかったのです。
 作業中リュウキュウアカショウビンの鳴き声が
 近くで聞こえるのですが、
 警戒色が強い野鳥なので今日は姿を見せませんでした。


また、苗木を植えるために来月には
伐採作業も再開しなければなりません。
コーヒー山での伐採とは、
樹木を全部伐ってしまう「皆伐」ではなく
森林に新たにコーヒーを仲間に入れてもらって
仲良く共生してもらうことが目的ですから
残すべき木と伐るべき木を選択して
伐るべき木とみなされたものだけを
チェーンソーや草刈機でやむを得ず伐って
森林の内容を整えるための「択伐」を常に心がけて
生物相が豊かな現状を
維持させなければいけないと考えています。

新簡易雨水貯水システム090523-1.JPG
 現在は梅雨だから水やりの心配は要らないのですが
 問題は梅雨明け後の盛夏の乾期の水やりなのです。
 昨年の盛夏の乾期は伐採作業と移植作業に追われて
 日照りの1ヶ月半近くも水やりが出来ずに
 重機の道の「竹の広場」より
 南側に移植した苗木たちには
 暑さと水不足でずいぶん苦しい思いをさせてしまい
 葉焼けや落葉などで一時弱ってしまったのです。
 そのためにプール状の小形貯水池も
 栽培拠点の頂上付近に造りたいのですが、
 それは移植作業を中断する冬季に行うことにして、
 とりあえずは安価に簡単に
 貯水率を向上させる手段として
 廃材で枠組みをした中にブルーシートを入れる
 新方式を試作することにしました。


新簡易雨水貯水システム090523-2.JPG
 今までここで使っていた容積45リットルのペールは
 この新方式の隣に置きますから、
 単純に今までの3倍の貯水率になるのですが、
 強度的に廃材枠が崩れ落ちることも有り得るので
 試作はこの1つで様子をみたいと思います。
 次回問題がなければ、当面はこの方法で
 貴重な雨水を確保してゆこうと思っています。


posted by COFFEE CHERRY at 19:31| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月22日

バオバブの種植えのリベンジ@

昨年、コーヒー山でバオバブの種植えに挑戦して、
みごとに?2本発芽したのですが、

その後バッタか何かに双葉を食べられてしまって
残念ながら枯れてしまったのですが、
こんな時があろうかと半分の種(8個)を残しておいたので、
ちょうど先週9日(土曜)が
「満月という種植え最適時期」
だったこともあって、
少し遅れましたが、まだ月もかなり丸いと判断し
5月12日(火曜)に再度種植えを行いました。

バオバブ090512-1.JPG
種が3種類並んでいますが、
左が「バオバブ」、中央が「ピタンガ」、
右が「カニステル」です。
バオバブは8個ありますが、そのうち1個は
堅い外皮が割れて胚芽がダメになっていましたから
実質7個でリベンジしてみようと思います。


バオバブ090512-2.JPG
前回は指で種を持って、
紙やすりにひたすらこすりつけるという
原始的な作業で疲れたこともあって
今回は工具箱に死蔵していたプライヤーで緩く種を持ち
\100SHOPで買ったヤスリにこすりつけるという
文明開化的手法で行ったので
短時間で合理的に外皮削りを行えましたが、
画像左端の種の外皮が割れていたことで
 残念ながらボロボロになっていましたから
 これはおそらくダメですね。


発芽したての脆弱な苗にとってのガラパゴスは、
New YorkでいえばBrooklynやBronxと同様に
“弱肉強食”的物騒なエリアでもありますから、
今回は毎日かいがいしく世話が出来る
「本島南部の自宅庭で発芽させて成育させ
 黒ポリポットに移植後にコーヒー山に植えつける」

というプロジェクトにしました。

バオバブ090512-3.JPG
 プランターに種植えしましたが
 発芽後にコーヒー山に移植する前提ですから、
 土はコーヒー山でアマレロ自生苗の
 黒ポット移植の時の配合、
 つまり国頭マージと市販の万能土のブレンドにしました。
 左のバオバブと、その右のバオバブとの違いは
 右のプレートに「バオバブHB」とあるように
 種植え前にHB-101希釈液に種を浸したもの4個が右側で
 単純に水(逆浸透膜方式の純水)に浸けたもの4個が
 左端にして比較してみることにしました。
 胚芽がダメだった種は左端に入れました。
 もちろん撮影後に土をかぶせて、
 熱帯雨林環境にするために
 プランターごと大きな透明なビニールをかぶせて
 ミニハウス状態にしてあげました。


今週の月曜に沖縄は梅雨入りして
月曜と火曜は確かにバケツをひっくり返したような大雨が
断続的に降ったので大喜びだったのですが、
その後は3日連続で雨がほとんど降らず
昨日は終日“青い空”状態の
初夏を思わせるような陽気でした。
何気なく“ミニハウス”をのぞくと
すでにバオバブが発芽していました。

バオバブ090521.JPG
 純水に浸した4個(左側)と、
 HB-101希釈液に浸した4個(右側)の
 それぞれに1個ずつがすでに発芽して
 子葉が開いていましたが、
 右側の方が元気そうに見えますね。
 これは種植え後9日目ですから、
 発芽は1週間目あたりかもしれませんね。
 コーヒーと比較するとずいぶん早いものです。


コーヒーの種もそうですが、
こういった種はすばらしいもので
もし一斉に発芽した場合に
環境の変化などで種族が全滅してしまうことを恐れて
時系列的に順次発芽してくるようになっているのです。
そのために同じ日に複数種植えをしても、
全部が同時に発芽してくるわけではないので
「あれっexclamation&question一緒に植えた他のはどうしたのexclamation&question
とあわてることはないのです。

バオバブ090522-1.JPG
 今日“ミニハウス”をのぞいてみると
 純水浸けの左側に新しい芽が出てきました。


バオバブ090522-2.JPG
 HB-101希釈液浸けも
 右下に発芽の兆候が見られます。
 この段階ではマイマイが入ると
 柔らかい新芽を食べられてしまうので
 まだ“ミニハウス”状態から
 開放してあげることは出来ず
 マイマイや昆虫が潜り込んでいないか
 厳重に警備してあげないといけないのです。


ハイビスカス090521.JPG
 自宅庭のハイビスカスも梅雨の中休みで
 爽快でご機嫌なようです。

posted by COFFEE CHERRY at 17:09| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山に植える木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

コーヒー山の梅雨とツユムシ

沖縄は平年より10日も遅れて
今日雨梅雨入りしました。
国頭(くにがみ)では正午までに20mm以上雨が降り
午後2時以降も断続的に降り出しましたから
これでひと安心です。

花芽と結実090517.JPG
 昨日のテスト圃場のコーヒー成木です。
 花芽と結実が混ざっているのが
 お判りになるでしょうかexclamation&question
 先がとがっているのが花芽で
 円柱状になっているのが結実です。
 結実が6〜7ヶ月後に収穫になるのです。


梅雨時期は高温多湿で
沖縄はカビ対策が課題になったり
不快指数が高くて憂うつになる人も多いと思いますが
梅雨の雨は植物にとっては、
水分や養分を吸って
順調に生長するための恵みの雨でもあり
また土壌はたっぷりと水分を蓄えることが出来ますし、
さらに梅雨雲が暑さをしのぎ、
清涼感をも与えてくれるのです。

ツユムシの子供090515-1.JPG
 コーヒーの葉の上で
 ツユムシの子供が休憩していました。
 ツユムシはキリギリスの仲間で
 草や葉を食べるのですが
 コーヒーの葉に乗ってるところをみると
 いくらか食べるのかもしれませんね。
 それでもコーヒーの葉をバリバリ食べる
 確信犯のモリバッタほどではないでしょう。


温暖化や異常気象などで、
もし梅雨が梅雨でなくなるようなことになれば、
乾燥に強い雑草や樹木が幅をきかせるようになったり、
野菜畑や果樹園、水田の水管理だって
難しくなるでしょうし、
感動的な新緑とはならないだけでなく、
動植物相だって
大きく変わることになるものと思われます。

沖縄でのコーヒー栽培は、
一時的な厳冬期と相前後した収穫期があり、
早春に開花し始め、
梅雨の恵みを受けて
新梢を育(はぐく)みながら結実した実が急激に生長し
梅雨後の長い盛夏で実が仕上がってくるのですが、
梅雨時期に栄養生長が促され、
新芽が緑化し木もひと回り大きくなるのです。

実の初期肥大の頃に
もし恵みの雨が少なくて
コーヒーの木が水分が不足すると、
実の生長や豆の品質に
悪影響を及ぼしかねないことだって考えられますから
 「コーヒーの木にとって梅雨は
   順調な生長のためには必須な恵みの雨期」

なのです。

ツユムシの子供090515-3.JPG
 保護色をしているので見落とすところでしたが
 日中に活動する虫なのに
 近づいてもジッとしていました。
 人間に出会ったことがないからでしょうかexclamation&question
 ツユムシは梅雨とは関係ない虫のようですね。
 ツユムシと出会った場所は
 コーヒー山の南側ですが、
 このあたりは昨年の伐採で刈り過ぎて
 しかも盛夏の1ヶ月半の日照り続きも重なり
 苗木がへばっているので、
 葉が黄色っぽく焼けていますが、
 根付き始めたことで回復に向かっています。
 そういう意味ではコーヒーの木は強いです。


コーヒー山は、森林内の腐葉土が堆積した
国頭(くにがみ)マージですから
くすんだ黄色っぽい弱酸性化して
果樹に最適な土壌ですが
水はけが良いのに、腐葉土が堆積していることで
土の乾燥を防いでくれるので
北山山麓から林床地にかけては特に
「適度に水もちが良い」
栽培環境になっています。

これに対して本島南部のジャーカル土壌は
肥沃ですがアルカリ質で、さらに粘土質なので、
梅雨時期や長雨ではドロドロになって酸欠状態になり、
根腐れや立ち枯れ、青枯れが起こりやすく
また数日水をやらないと地割れが起こって
コーヒーの幹に地割れが進んで大事な根を切るなど
未完熟豆が多く発生する要因にもなっていて
コーヒー栽培には不向きなのです。

梅雨は栄養生長を促し、また樹勢を回復し、
さらに初期の肥大を促す大切な長雨で
この時期に梅雨の恵みを受けられることは
沖縄のコーヒー栽培にとって
とても重要な意味合いがあるのです。

方丈記.JPG
 「方丈記」は鴨長明(かものちょうめい)の作品で
 鎌倉時代の随筆ですが、
 この本は、エッセイ風に訳されて読みやすかったです。
 いろいろな古典文学がシリーズ化されていました。


方丈記「ゆく河」.JPG
 「ゆく河の流れは絶えずして、
  しかも、もとの水にあらず。
  淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、
  久しくとどまりたる例なし。」
 で始まる序文「ゆく河」は、
 昔、古典の授業で暗記させられましたが、
 人の世のはかなさや無常観が
 何だか少し理解出来るようになってきたのは
 歳をとってきた証拠ですね。


posted by COFFEE CHERRY at 19:21| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

コーヒー山にアーモンドを移植しました

ハワイではコーヒーはもちろん、
Macadamia Nutも栽培されているのですから、
日本のハワイ・沖縄でも
「ナッツ類」を栽培しても良いはずだと考えていたのは
本島南部の糸満市に住んでいた頃ですから、
かれこれ6〜7年くらい前のことですが、
当時、世界のアーモンドのシェアの3割を占める
ブルーダイアモンド・アーモンドグロワーズ日本支社が
「アーモンドを育てよう」
という、
切手400円を同封すると、
アーモンドの種子が5〜6個だったか送ってもらえる、
というようなキャーンペーンがあって、
私がその日本支社に直接電話をして
「沖縄でもアーモンドの栽培が可能ですかexclamation&question
と問合せをしたことがあるのですが、
その時は
「アーモンドは耐暑性は充分あるが、
 一度寒い時期が必要なので
 亜熱帯の沖縄での栽培は難しいかも」

と言われたことで
ずっとあきらめていたのですが、
コーヒー山をお借りする機会に恵まれたことで、
なにしろ沖縄本島では最も寒くなるヤンバルの山岳地帯に
コーヒー山があるわけですから
ついに先日アーモンドの苗木を買って、
先週15日(金曜)に
コーヒー山の南山頂上に定植してみました。

アーモンド090515.JPG
 コーヒー山の南山山頂に植えた「アーモンド」です。
 明日くらいから雨模様らしいので、
 元気に根付いてほしいところです。


アーモンドは、バラ科サクラ属なので、
花はソメイヨシノにそっくりですし、
しかも3〜4月頃に咲くというのは
コーヒーと同様なので、
コーヒーだけでなく
アーモンドの花見だって出来そうですから
コーヒー山の南側に大量に植えてみようかな、
と、今からとても期待しているのです。

月桃の花とミツバチ090515.JPG
 沖縄の薬草の王者・月桃(サンニン)の花に
 ミツバチがやってきました。
 月桃には防虫・防菌・防腐効果があるのですが、
 花はミツバチには関係ないようですね。


アーモンドがコーヒー山の環境に合えば、
3年後くらいには開花すると思うのですが
どうでしょうかexclamation&question

マカデミアナッツの苗木も
南風原の自宅庭にあるので、
これも次回にでもコーヒー山に移植するつもりです。

東側の山090515.JPG
 コーヒー山の中山尾根あたりから見た東側の山です。
 こうしてみるとコーヒー山の標高は
 けっこう高いところにあるな、
 ということが判っていただけるはずです。
 このずっと先は太平洋になるのです。

posted by COFFEE CHERRY at 23:17| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山に植える木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

コーヒー山の「バーバートカゲ」

大事な尻尾を青いペンキ缶に漬けてしまったような
尻尾が青光りする
「バーバートカゲ」

コーヒー山では時々出会うのですが、
なにしろ動きが素早くて
今までなかなか撮影出来なかったのです。

バーバートカゲ090508-1.JPG
 尻尾のblueが目立つ俊敏な「バーバートカゲ」は
 体長が約20cmでsmartです。
 環境省レッドリストで絶滅危惧種に
 指定されている希少種なのです。
 先週はアカショウビンという赤褐色の鳥が
 私のすぐ近くに舞い降りてきたのに
 あいにく作業中でデジカメを持っていなかったので
 これも撮影できなかったのですが、
 コーヒー山はまさにガラパゴス状態です。


「バーバートカゲ」はササッと動いたかと思うと止まり、
デジカメを向けるとまたササッと動いて、
そのうち倒木の下とかに逃げられ続けていました。

太古の沖縄は中国大陸と陸続きだったり、
また沈んだり浮かんだりと、
地殻変動が度々繰り返されたようですが、
中国大陸の揚子江や黄河などから
大量の土砂が東シナ海に流れ込んで砂岩や泥岩が堆積し、
それが隆起して地続きになって風化したのが
沖縄本島中南部特有の
粘土土壌ジャーカル(クチャ)なのですが、
その頃に中国大陸から、
ゾウやシカ、イノシシなどが(おそらく人間も)
沖縄に渡ってきて、
その後に東シナ海が出来たことで沖縄島が大陸と分断され、
動物は沖縄島に定着して独自の進化を遂げて
その地域にしか棲んでいない「固有種」になるのです。

ヤンバルクイナやノグチゲラもそういう固有種ですが
「バーバートカゲ」も同様に、
南西諸島の固有種なのです。

バーバートカゲ090508-3.JPG
 「バーバートカゲ」の“バーバー”は
 Barber(床屋)ではもちろんなく
 「Barbour」というのですが
 どういう意味なのでしょうかexclamation&question
 Burberryなら聞いたことがありますが…


コーヒー山には
「リュウキュウキノボリトカゲ」
もたくさん棲んでいますが
リュウキュウキノボリトカゲは
“トカゲ亜目アガマ科”なのに対し
バーバートカゲは「トカゲ亜目トカゲ科」で、
同じトカゲなのに近いようで遠いみたいですね。
ちなみにヤモリはトカゲ亜目ヤモリ科ですから
ヤモリは立派なトカゲの仲間なのです。
沖縄の琉球大学農学部でいえば
 ・ 生物生産学科
 ・ 生物環境学科
 ・ 生物資源学科
に学科が分かれているようなものですね。

バーバートカゲ090508-5.JPG
 「バーバートカゲ」の食性は動物性で、
 昆虫類、節足動物、甲殻類、貝類、
 ミミズなどを食べるようですが、
 マングースやコノハズク(フクロウ)、野鳥、
 ノラ猫などが天敵のようです。


キノボリトカゲやバーバートカゲを見ていると
その姿からジュラシックパークを思い出しますが、
トカゲと恐竜の先祖は同じものの、
恐竜は2足歩行が出来るように進化していたようですが
 (4本足で歩行する種も、
  もともとは2本足歩行から進化したらしいです)
トカゲは「腕立て伏せ」状態の関節構造で
手足の関節の構造が決定的に違うらしく
「トカゲの先祖は恐竜」
というのはどうやら違うようです。

穴掘り工具090513.JPG
 木の根に負けて先週折れてしまった
 「穴掘り工具」の新品を
 昨日さくもと(ホームセンター)で
 4,980円で買いました。
 これはさくもとのオリジナル工具ですが、
 ハンドルと足掛けが溶接で付いているので
 上に持ち上げてドスンと垂直に降ろすだけで
 刃先がたちまち地面に入りますから
 女性でも簡単に使えて
 穴掘り作業では必須アイテムになりました。


posted by COFFEE CHERRY at 19:56| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月12日

落下したコーヒーの赤い実の外皮を食べるヤンバルトサカヤスデから学ぶ

好天気の日曜日、
テスト圃場にコーヒーの収穫に行くと
地面に落下していたコーヒーの赤い実の外皮を
「ヤンバルトサカヤスデ」
というヤスデが食べているのを見つけました。

ヤスデ1.JPG
 テスト圃場で落下したコーヒーの赤い実の
 外皮を美味しそうに食べている
 「ヤンバルトサカヤスデ」です。


ムカデやヤスデ、ゲジゲジというと、
およそ好きな人は、よほどの昆虫オタク系だと思いますが
ムカデやゲジゲジには、
運動会のムカデ競争やゲジゲジまゆ毛という
「〜的」、「〜のような」、「〜風」の表現があるのに
ヤスデには「〜ヤスデ」とか「ヤスデ〜」というのは
なかなか思い浮かびませんよね。

バナナロードの奥090509.JPG
 バナナロードの奥の方に置いてある
 ケンガイ鉢栽培のコーヒー苗木です。
 次回の移植作業では、
 少なくともこの半分以上は移植してあげたいところです。


「ヤンバルトサカヤスデ」
は、
“ヤンバル”という地域が付くものの
沖縄の固有種でも固有亜種でもなく、
「台湾から植木などの移動で北上してきた」
という説と
ルーツはベトナムで、
「ベトナム戦争で米軍が投入した戦車や
 装甲車などに介在して沖縄の米軍基地にやってきた」

という説があるのですが、
この米軍基地は様々な植物や生物を沖縄に持ってきてしまい、
単に軍事的な弊害だけでなく
生態系でも弊害があるところが問題なのです。

ベトナム戦争では米軍は
戦車850輌、装甲車を含めた車両を
約1万6千台も投入したといわれていますが
沖縄の米軍基地からは
海兵隊の戦車
 ・ M48パットン
 ・ M41ウォーカー・ブルドッグ
 ・ M67火炎放射戦車

などが出撃していますから、
そのキャタピラなどにヤスデの卵などを付着させて
沖縄の基地に戻り、
そこから生息域を広げていった、
という説に
私はスーパーひとし君を賭けたいところです。

バナナの仮茎の中に入り込む、やっかいな
「バナナツヤオサゾウムシ」
を沖縄に導入させたのだって
ベトナム戦争のお土産なのですから。

バナナロードから林床地への近道090509.JPG
 重機の道の一段下に、先週苗木を移植しましたが
 ここをずっと下りてくると
 バナナロードに出てくるのです。
 コーヒー山のオーナーが30年前に
 最初に堅固なバナナロードを造り
 その後バナナロードのあちこちから
 重機を山にジグザグで上がったり
 平坦な外周道路(=重機の道)を造ったりした
 名残りがあちこちにあって、
 そのためにコーヒー山は
 自然な環境の中に平坦地があるので
 コーヒー栽培としては
 最適で最強の環境になっているのです。


冒頭のムカデやヤスデ、ゲジゲジや
ダニ、トビムシ、ダンゴムシ、甲虫、ハサミムシ、ゴミムシ、
ハエ、クモ、ミミズ、線虫などの小動物や
その他菌類、細菌、放射線などが介在することで
有機物を分解して植物が吸収しやすくしてくれるのですが、
「私は和食しか食べません」
とか
「いや、私は洋食派だ」
などというように
地表や地中の生物でも
 ・ 死体
 ・ 糞
 ・ 羽毛
 ・ 皮膚片

などの動物遺体食を食べる
クモ、ムカデ、甲虫、ダニなどのおくりびと的肉食派や
 ・ 枯葉
 ・ 落下果実
 ・ 枯死材
 ・ 枯死根
 ・ 細菌、菌類

などの植物遺体食を食べる
ヤスデ、ダンゴムシ、トビムシなどの
ベジタリアン系植食派に分かれますが、
共に自然界の物質循環の中で
有機物の分解に貢献してくれて、
また彼らの子孫をさかのぼると、
5億年前の三葉虫までたどれるようですから
大変な歴史があって、
まさに大勲位菊花章を授与されてもいいくらいの
地道な長期にわたる活動をしているのに、
彼らはの多くは
害虫(=不快害虫)的な扱いをされているのです。

テスト圃場GW.JPG
 テスト圃場のコーヒーの木です。
 日照り状態で水やりもしないのに
 根付いたことで元気いっぱいのようです。


「ヤスデの大発生」
がしばしば問題になることがありますが、
ヤスデ類は
 ・ 腐った植物
 ・ 新芽
 ・ 新根

などの柔らかい部分を
(ときには動物質のものも食べるようです)
食べる、
つまりエサになる
「落ち葉や廃材のある
  日当たりの悪い湿度の高い場所を好む」

わけですから、
「ヤスデが大量発生して大変だexclamation
と騒ぐより
 ・ヤスデ発生エリアから公園緑地化や基盤整備、
  土地造成、ガーデニングの土壌・堆肥等の持ち出し注意
 ・ホームセンターなどで売られている
  腐葉土を買うときは異常に安いのは
  なるべく買わない(ヤスデなどの卵が入っているかも)
 ・ヤスデ発生エリアからの植木、鉢植え等の持ち出し注意
 ・ヤスデ発生エリアで使われた重機などの
  工事用車両の移動に注意

など、
どちらかというと人為的な介在が
異常発生に起因していることが多いはずですから、
ヤスデ類が嫌いな方々には、
「ヤスデ類が住みにくい清潔な環境を
    整備するようにすればいいのに」

と思うのです。

カエルの泡卵090509.JPG
 コーヒー山の林床地で見つけた泡卵です。
 カエルのでしょうかexclamation&question
 カエルならどうやって産みつけたのでしょうかexclamation&question
 「泡卵」なのは間違いないと思いますが
 誰の産卵なのかは不明です。


住宅地に大発生するヤスデは、ほんの一部の種だけで、
ヤスデ類のほとんどは森林で静かに生活していますから
むしろ農薬や殺虫剤を
「これでもかっexclamation
と撒く、あちこちの農地には
ヤスデはとても棲息できないことを考えると
「ヤスデやムカデが棲息できる安全な土壌」
を、むしろ喜んで
共生しないといけないと思うのですがどうでしょうかexclamation&question

自生するクチナシ090509.JPG
 コーヒー山に自生するクチナシです。
 たまたま白い花が咲いていたので発見出来ました。
 クチナシは陰樹というより半陰樹ですから
 コーヒー山のように時々木漏れ日が入る環境は
 大好きなはずです。
 黄色い花もありますが時間的に古い花です。
 クチナシはコーヒーと同じアカネ科で親戚なので
 何となく白い花は大きさこそ違いますが
 似ているといわれれば似ているような…


スウェーデンの博物学者カール・リンネによる
界・門・綱・目・科・属・種というような分類法では
ヤスデ、ムカデ、ゲジゲジは
 ・ 動物界
 ・ 節足動物門
 ・ 多足亜門

までは共通なのですが、
ムカデとゲジゲジはここから
 ・ ムカデ上網
になり、
その先で
 ・ ムカデ網
 ・ ゲジ亜網

に分かれるので、
ムカデとゲジゲジは見た目は違うものの
親戚関係にあるのですが、
むしろゲジゲジよりムカデっぽいヤスデは
 ・ ヤスデ網
と遠縁になってしまうのです。

ヤスデは外見ではムカデに似ているものの
ヤスデは腐食食性なのにムカデは肉食ですし、
ヤスデはひとつの体節ごとに
二対の細く短い歩脚を持っていたり
ヤスデはムカデと違って
毒のある顎を持っていないとかなどで
ヤスデとムカデは遠縁ではあるものの
明らかな違いがあるのです。

ヤスデ2.JPG
 落下しているコーヒーの実は、
 種だけの丸裸になっているのはよく見つけられますが
 ヤスデに食べられているのを見たのは初めてでした。


ということで、
落下したコーヒーの実の外皮を食べている
ヤンバルトサカヤスデは
単に
「有機物を分解している」
というより、
「種を発芽しやすくするような何か」
にも貢献しているようにも思えてくるのです。
posted by COFFEE CHERRY at 16:36| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

コーヒーの苗木移植作業の再開

アマレロの自生苗の黒ポリポット移植は
自生苗の数が多すぎたことが嬉しい誤算でしたが、
予想外に時間が取られてしまったことで、
昨秋から移植を待ち続けている苗木たちの植え付けを
急ピッチで行うことになりました。

アルバムを作る全ての素材を見る

 林床地の中です。
 時々木漏れ日が入る、
 コーヒー山でも最高の栽培環境なのです。


バナナロードと林床地に置いてあるケンガイ鉢の
大きな苗木60本を最優先で植え付けして、
「これを2日で終わらせよう」
と意気込んでいた矢先に、
なんと穴掘り工具が折れてしまうアクシデントがあり
林床地のケンガイ鉢苗木の移植は、
すでに穴が掘られている10個だけにとどめ
急きょ重機の道の下側のエリアで
黒ポリポットの苗木移植に変更しましたが
こちらは30個弱くらいでしょうか、
スコップでの穴掘り作業は
乾燥している表土が硬かったり、
掘り出したら根が出てきて穴掘りの場所をズラしたり
スコップの先に石が当たって石を取り除いたとか、
とにかくスコップでの穴掘りは
数が少なければ便利かもしれませんが
多数の穴掘り作業には足腰の負担が大きくて
過酷な作業なのです。

ムンド・ノーボの自生苗090509.JPG
 林床地の2箇所に、
 ムンド・ノーボの自生苗が出てきていて
 雨不足で苗がダメになってしまうことを懸念して
 プランター2.5個に移してあげました。
 全部で100本くらいはあったかも。
 作業に追われているので、
 正確には黒ポットに移し替えるときに
 数えるつもりです。


平年では5月8日が
「沖縄の梅雨入り」
なのですが、
今年はどうも遅れているようで、
9日(土曜日)も、早朝と夕方の2回、
林床地付近の苗木と自生苗ポットについて
雨水と山水による水やりを
ジョーロで数時間かけて行いました。

アオスジアゲハ090509.JPG
 コーヒー山の最高峰・北山頂上で
 アオスジアゲハが飛んでいました。
 本土にもいる蝶で特別珍しくないのですが、
 動きが機敏でなかなか撮影出来ないので
 これでも良く撮れた方なのです。
 背景はボケていますが、
 活着したコーヒーの木です。


深刻な日照りが続くものの、
スコップで地面を掘ると、
地中の土にはいくらか湿っていますから
鉢やポットに入って移植を待ち望んでいる苗木たちは
一刻も早く地面に植えつけてあげたいのですが、
移植は1日に50個程度しか出来ないので
乾燥が早い鉢やポットだけでも、
週に2回は水やりが必要なのですが、
人間は勝手なもので、こんな時に
「苦しい時の神だのみ」
が頭の中によぎってしまうのです。

バコパ090509.JPG
 ホームセンターで赤札(100円)で売られていた
 「バコパ」を1つ買って
 乾燥防止のために竹の広場に試しに植えましたが、
 意外に機嫌よく根付きそうです。
 マメ科植物ではありませんが、アフリカ原産らしいので、
 定着して広がってくれるかもしれません。


紫式部の源氏物語は、
栄華を極めた藤原氏全盛の貴族社会を背景にして
光源氏を主人公として書かれた長編物語ですが、
この平和な平安時代は
貴族による世襲官僚制と荘園の発達で
少数の富裕層と大多数の農民との貧富の差が大きい
格差社会にもなっていて、
何やら現代を重ね合わせると
歴史は繰り返されるのかと嘆きたくなりますが
この平安時代初期には、
クレオパトラ、楊貴妃と並んで世界の3大美女といわれる
小野小町が朝廷に仕えていて、
雨乞いをしたことがあるのです。

シダ植物090509.JPG
 弦鳴楽器ハープをイメージしてしまうシダ植物の若葉。
 シダ植物は種類が多く、なかなか見分けがつきません。
 これはバナナロードで撮影しました。


二条城の南にある神泉苑(しんせんえん)は
平安時代当時は朝廷のための庭園でしたが、
824年には淳和天皇の勅命で空海(弘法大師)が、
ここで雨乞いをして雨を降らせた、というのですが、
この16年後の承知(じょうわ)7年の大飢饉では、
今度は小野小町が仁明天皇の勅命で
雨乞いの和歌を天に捧げることになり、
神泉苑内の壮麗な祭壇で、

 ことわりや 
 日の本なれば照りもせめ
 さりとてはまた
 天(あめ)が下とは


と詠んで、
雨が降ってきたというのです。

「日の本というぐらいですから、
 照りつけるのも分かりますが、
 天(あめ)が下というぐらいで、
 雨も降らせて下さい」

という意味だと思いますが、
出だしの「ことわりや」から
「さりとては」と受けるところは、
英語の文法「indeed〜,but…」
を思い出すような歌ですね。

この342年後の寿永元年(1182年)の大飢饉では、
またしても神泉苑で壮大な雨乞い儀式が行われ、
百人の白拍子が舞ったというのですが、
このメンバーの中に静(=静御前)がいて
源義経とここで初めて出会ったといわれているのですが…

ガラスヒバア090509.JPG
 重機の道では “神の遣い”に遭遇しました。
 尻尾だけが目に入りトカゲかと思ったら
 「ガラスヒバア」というヘビでした。
 雨水貯水容器のオタマジャクシを食べた帰りかなexclamation&question


それにしても、昔は“雨乞い”が多かったようですね。
江戸時代の元禄6年(1693年)には
江戸が干ばつだったようで、
松尾芭蕉門下の俳人・室井其角は
江戸隅田の三囲(みめぐり)稲荷で

   夕立や 田を三囲(みめぐり)の 神ならば

と詠んで、
翌日雨が降ったというのですが、
私も和歌か俳句を捧げたい心境です。


夕焼け090508-2.JPG
 日本が平安時代の中国では
 強大な経済力を誇り、文化も繁栄していた唐が
 751年にイスラム帝国との戦いで敗れて衰退し始め、
 その後長期にわたる干ばつ、
 夏場の少ない降雨量などの異常気象が続いて凶作になり、
 農民蜂起があちこちで発生して、
 ついに唐朝は907年に滅亡してしまうのですが、
 その唐の衰退時期に李商隠(りしょういん)という
 官僚政治家が詠んだ漢詩、
 題「楽遊原」
 (楽遊原は唐の都・長安の東南にあった絶景の丘陵地)
 向晩意不適
 駆車登古原
 夕陽無限好
 只是近黄昏

 晩(くれ)に向(なんな)んとして意(こころ)適わず
 車を駆りて古原(こげん)に登る
 夕陽(せきよう) 無限に好(よ)し
 只是 黄昏(こうこん)に近し

 夕暮れに近づこうとするこの時、
 私の心はいま一つ気分がすぐれない。
 そこで馬車を走らせてこの古跡楽遊原に登ってみた。
 原上からながめる夕日は、限りなく美しい。
 ただ、もうじきたそがれの闇がすべてを閉ざしてしまう。

 を想い出すような与那の海岸から見た夕陽です。
 夕焼けはとても幻想的な光景であり、
 またどことなく寂しい気分になったりして私も好きですが、
 「(夕陽を隠すような赤黒い厚い雲がない)
  夕焼けが見えた翌日は晴れ」

 ともいわれますから…
 それでも熱帯低気圧が北上してきたようで、
 今日の午後から明日朝にかけて
 “弱い雨”予報がついに出てきましたexclamation×2



posted by COFFEE CHERRY at 13:07| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月07日

「植物スプリンクラー」という目からウロコ的発想を発見!

GWの連休最終日に、
行楽ではなく、4日前に行った
「アマレロ自生苗の黒ポリポット移植最終回」
以降も、好天続きなので
急きょ“水やり”のために
コーヒー山に行くことにしたのです。

雨水貯水システム090506-1.JPG
 現在コーヒー山の「貯水」方式がこれです。
 簡単に見えるようですが、
 これでもなかなかコツがいるのです。


コーヒー山は広大で自然な“要塞”を誇りますが
「水がない」
ことだけが唯一の欠点で、
そのためにロビンソンクルーソー式発想の
「簡易雨水貯水システム」
という青シートを広げて雨水を容器に集めるという
原始的な方法でしのいでいるのが現状です。

雨水貯水システム090506-2.JPG
 こういうのがコーヒー山にどんどん増えています。
 「こんなもの」と思われるでしょうが、
 まとまった雨の日なら1日で
 容器いっぱいの雨水が取り込めるのです。
 この画像のは昨日新設しました。


今日は午前中図書館に出かけたのですが、
「現代農業」という農業誌5月号(105ページ)に
「植物スプリンクラー」
という聞きなれない考え方が載っていました。

「植物で植物を灌漑(かんがい)する」
という、
要するに
地中深くまで根を伸ばした植物が
植物が蒸散を停める夜に
土壌深くから吸収した水を
乾いた表土に放出することで
他の植物の水不足が解消する可能性がある
という目からウロコ的な発想で、
「ホントかいなexclamation&question
と疑いたくなってしまいますが、
この方法で実効性があるならいいですね。


ブルークローバー090506-1.JPG
 ホームセンターで赤札の付いていた
 「ブルークローバー」を
 先週竹の広場に植えたところ、
 みごとに活着しました。
 表土の乾燥防止に試しに買ったのです。
 ブルークローバーは日本での流通語であって
 三つ葉でありながらクローバーではないのだそうですが
 マメ科植物で安心しました。


「植物スプリンクラー」
では、
マメ科植物の根が地中深く伸びる
白クローバーやアルファルファ、
キマメなどの利用を推奨されていますが、
もともとマメ科植物は、根に共生する根粒菌が
チッソを固定することで農地を肥沃にしてくれて、
さらに養分を吸収しやすいようにしてくれるので
「マメ科植物との混植」
はコーヒー山でも実践していましたから、
今後、ますますマメ科植物を注目したいところです。

アマレロ自生苗090506-1.JPG
 アマレロ自生苗は予想外に元気でした。
 といっても、まだ移植したばかりですからね。
 ついでに自生苗の安置エリアには
 プレートを打ち込んでおきました。


アマレロ自生苗090506-2.JPG
 プレート左側中央の“4”とか“7”の数字は
 設営順を意味していて“4”は「400個目」のことで、
 全部で「18」まであります。
 コーヒー山は広大なので、こうやって
 ポットを適当な場所を選んで置けるという
 恵まれた環境ですが、
 1,744個の15cm径ポットの総面積は
 約40u(12坪)にもなり
 実に畳24枚分に相当する広さになるのです。


日照りが続いても、
森林が枯れることはめったにありませんから、
コーヒー山に移植したコーヒーは早く根付いて
在来の樹木と共生が出来れば
多少の好天続きでも
それほどの心配は要らないと思いますが、
現状はコーヒーの木が新しい環境に馴染もうと
必死で頑張っている状態で、
水は“ガソリン(燃料)”に匹敵する考えで
マメな供給は当面必要だと考えています。

昨日は“水やり”がMAIN EVENTなので
午後3時頃には作業が終わってしまったので
名護市の大湿帯(おおしったい)という
名護市と東村の境界あたりの
源河(げんか)集落に出向きました。

しゃし・くまーる090506-1.JPG
 店名の「しゃし☆くまーる」は
 インドの言葉で「月の息子」という意味だそうです。


この集落の「しゃし☆くまーる」というカフェが
「自家製の沖縄コーヒーを出しているようで先日行った」
と、
コーヒー山のオーナーから先日伺って
ぜひ行ってみたかったのです。

しゃし・くまーる090506-2.JPG
 大湿帯は1982年(昭和57年)に電気が開通したという
 沖縄で最後(=日本で最後)に
 文明開化した“秘境”なのです。


「大湿帯(おおしったい)」
といっても
昔は水田があったようですが、
大湿原地帯のことではなく、山に囲まれた盆地で
方言の“ウーシッタイ”の当て字のようです。

しゃし・くまーる090506-3.JPG
 GWの連休最終日といっても
 観光客が複数訪れて忙しそうだったので、
 コーヒーの木のルーツなどは伺えませんでしたが、
 ここから一番近いのは東村のヒロ・コーヒーなので、
 足立さんから譲渡して頂いたのかもしれません。


お店の両サイドに2本ずつコーヒーの成木がありましたが、
オーナーの奥様(智子さん)のお話では
 「忙しくてとても手が回らないので、
  コーヒーの赤い実は放置している」

 「コーヒーは有機栽培のブラジルを出している」
ということで、残念でした。

しゃし・くまーる090506-4.JPG
 オーナーご家族が静岡県から移住したのが
 15年前だそうですから
 コーヒーの木の樹齢も
 10〜15年あたりなのだと思います。


沖縄ではせっかくコーヒーを栽培して実がなっていても
その後の加工方法などが解らないで
放置している方が多くいてもったいないことです。

ご自身が育てたコーヒーの実を、
有償になりますが生豆などに加工させていただくことも
今すぐではなく先々ですが、
行っていきたいと考えています。

次回の移植予定090506.JPG
 本来ならコーヒー山に置いてあるケンガイ鉢や
 黒ポリポットの苗木の植え付けに全力を挙げている時期に、
 アマレロ自生苗の黒ポリポット移植作業は
 急に割り込みで入った作業ですから
 次回からまた大き目の苗木を
 最優先で植えつけないといけません。
 バナナロードに置かれた画像のケンガイ鉢は
 ここだけで54個、林床地に10個ありましたから
 次回1日だけでは終わらないかもしれません。


posted by COFFEE CHERRY at 19:17| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

アマレロの自生苗の黒ポット移植(3回目)

黄色い実を付けるアマレロ種の自生苗の
黒ポリポットへの移植作業は
 ・ 1回目 415本
 ・ 2回目 839本

の、
合計1,254本まで仕上げていましたが、
残りを週末の2日(土曜日)に行いました。

アマレロの実090126.JPG
 アマレロ種は、
 こういう黄色い実をつける珍しい品種です。


1〜2回目の作業の頃は、
恵みの雨が降っていたものの、
その後好天気が続いてしまいました。

アルバムを作る全ての素材を見る

 林床地の北側の画像です。
 この画面で見るほど傾斜は急ではありません。
 コーヒー山では、バナナロードに隣接しているので
 栽培地としては最も低地ですが、
 ここの栽培環境がコーヒー山では
 最も良いかもしれません。
 この北側の奥は、これから苗木を移植するのですが、
 その先はありがたいことにまだ未開拓なのです。


せっかくのGWの旅行で
沖縄にやって来た観光客にとっては、
沖縄の
「青い空、碧い海」
が満喫できて良いのですが、
コーヒーの木は、
特に若木は水を充分に必要としますし、
今回は幼い自生苗の植え付けですから、
2回目までに植え付けが終わった自生苗や
残りの自生苗も含めて、
植え付けのダメージの上に、
さらにコーヒー山の最大のデメリットである
「恵雨以外は慢性的な水不足」
が重なるという、
極端に言えば、
「サハラ砂漠に幼児を置き去りにする」
ようなものですから、
自生苗たちは、いきなりの厳しい試練を受ける羽目に
陥ってしまいましたが、
これをみごとに克服して
立派に成長してほしいところです。

さて、最終回の3回目は490本の植え付けを行ない、
1、2回と併せて1,744本の自生苗を黒ポリポットに入れて
 ・ 林床地のあちこちの木漏れ日が当たり
 ・ 強風が吹き抜けないと予想される場所

に、
後で数えやすくするために
100個ずつまとめて置きました。

アルバムを作る全ての素材を見る

 林床地の東側の画像です。
 林床地は時おり木漏れ日が入り、
 いつも野鳥の声が絶えずにぎやかです。
 コーヒー山ではバナナロードが西よりに位置して
 南北に走っていますから
 東側のずっと先は、やんばるの中心を経て
 太平洋の方向になります。
 林床地の東側の端は急な斜面で、
 谷あいを通過したり吹き上げの強風や
 斜面での収穫を考えると
 コーヒーを植えるには不具合と判断しています。


夕方の作業終了後には
前回までに植えつけた自生苗ポットも含めて
簡易雨水調達システムというと立派すぎますが、
青いシートを四方に張り、角度を付けて
ペールなどに雨水を溜める、という
ロビンソンクルーソーに出てくるような
原始的な雨水貯水方法ですが、
これがコーヒー山のあちこちに仕掛けてありますので、
この水を利用して自生苗たちに散水してあげました。
もちろん、自生苗たちにはいつものように
「頑張れexclamation
という想いを伝えながらですが。

リュウキュウアカガエル090502-1.JPG
 アマレロ自生苗を100個ずつまとめて
 林床地内のあちこちに分散して置き、
 夕方1,744本のポットにに水をあげましたが、
 ポットの上に「リュウキュウアカガエル」がいました。
 どこに居るか判りますかexclamation&question



自生苗をコーヒーの木の下から抜き取ったのが
4月18日(土曜)のことですから、
2回目まではどちらかというと、
“より幼い”自生苗を植えつけてしまい
最終回に、生命力の“より強い”大き目の自生苗を
残していたのですが、
今回の3回目の作業までに、
なにしろ2週間が経過してしまいましたから、
一部に元気がない自生苗もありましたので、
1,744本のうち、1割がダメになることも
考えておかないといけません。

リュウキュウアカガエル090502-2.JPG
 「リュウキュウアカガエル」は、
 害虫はもちろん益虫でも食べてしまうのですが、
 自身はヘビや野鳥のエサとして狙われていますから、
 見つからないように保護色化しているわけです。
 水をかけている最中も、
 もちろん水が好きなのもあるのでしょうが、
 私を警戒していてじっとして身動きしませんでした。



1割がダメになったとしても
1,500本は残ることになりますから、
私が当初夢描いていた
「一面がアマレロばかりの栽培エリア」
も、
念願かなって数年後には実現しそうです。


ヤンバルユウレイグモ090502.JPG
 なぜかコーヒーの木がお気に入りの
 「ヤンバルユウレイグモ」です。
 なぜか今年は大量に出没しているようで、
 「あれ?服に髪の毛が付いてる」と思うと、
 よく見ると「ヤンバルユウレイグモ」だったり
 することがよくあります。
 彼らは害虫でも益虫でも小昆虫を食べているのですが、
 これが宝石のサファイアなら良いのですが…


といっても、
アマレロの大量の苗木は、
数年後にまた移植作業が待っているわけですし、
赤い実の苗木の移植作業も
毎年行っていくことになりますから、
「移植作業からは抜け出せない」
ということなのですね。

アマレロの実090418.JPG
 ムンド・ノーボとアマレロを比べると、
 アマレロ種の実の方がひと回り大きいのですが、
 コーヒーの木として見ると、私の研究不足で、
 赤い実と黄色い実の木の違いが、
 発芽した状態から成木に至るまで、
 まだその違いが発見出来ないでいるのです。
 何かヒントを出しているはずなのですが…

posted by COFFEE CHERRY at 18:59| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アマレロの大量の苗木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。