2009年05月24日

ケンガイ鉢のコーヒー苗木移植がようやく完了しました

18日(月曜)に梅雨入りして、
最初の2日間だけ猛烈に降り注いでくれた恵みの雨雨
「梅雨の中休み」というより“長い休み”状態で
その後まとまった雨が降らず
「神様のきまぐれにも困ったものだな…」
と思う反面、
「作業中は雨が降らないでほしい」
という身勝手な思いの中で
バナナロードに置かれていた
ケンガイ鉢の植え付け作業を
昨日(土曜日)行いました。

簡易雨水貯水システム090523.JPG
 バナナロードの簡易雨水貯水システムです。
 2日間の雨でもけっこうな雨水が溜まりました。


移植作業090523-1.JPG
 移植作業は、画像右の「穴掘り器」で
 ザクザクと刃先を地面に落として
 小形スコップで土を取り、
 直径約30〜40cm、深さも同じくらいの
 穴を掘るのが最初ですが、これが数個ならともかく
 数十個も掘るのはよほどの強い意志と体力がないと
 出来ないのです。


新緑がまぶしい常緑のコーヒー山は充分に水分が潤い
森全体が生き生きと充実していて
爽やかな明るさが心を和ませてくれるのです。

移植作業090523-2.JPG
 ケンガイ鉢苗木をバナナロードから運んでくるだけでも
 なかなか大変ですが、
 鉢から苗木を引き抜きやすいように、
 水を入れた桶(おけ)に鉢を入れ、
 さらに鉢の上から充分に水を流し込んで、
 水が鉢の中の土に馴染むまでしばらく待ちます。


移植作業090523-3.JPG
 鉢を寝かせて苗木の主幹の根元を持って引っ張ると
 鉢が円すい状になっているので、簡単に
 しかも毛根も切らずに苗木を抜くことが出来るのです。


当日は、ケンガイ鉢の4〜5年の苗木移植を
完結させることを目標にしたのですが、
ケンガイ鉢28個だけでなく、
不織布の大きめの鉢4個の苗木も
植え付けることが出来ました。

移植作業090523-4.JPG
 鉢から抜いた苗木を穴に入れ、
 掘り出した土をかぶせることで
 移植作業は終わりですが、
 この時に注意するのは土をかぶせ過ぎないことです。
 土をかぶせ過ぎると
 根が酸欠状態になってしまうからです。


移植作業090523-5.JPG
 ケンガイ鉢用の穴掘りでは、
 空いた鉢約3個分の土を掘り出して
 苗木移植で約2個分を使い、1個分強が余るのですが
 余った土は左の万能土の袋などに入れて車で持ち帰り、
 自宅でのプランターや黒ポリポットなどでの
 種植えや植え替え作業で使っています。


次回からは黒ポリポットの3年程度の苗木の中で
大きい苗木や弱っている苗木を優先的に
移植することになるのですが
過酷な穴掘り作業が、穴の大きさが小さくなる分だけ
少しですが過酷さが解消されるはずですから
移植をずっと待ちわびている苗木たちのためにも
まだまだ頑張らないといけないのです。

移植作業090523-6.JPG
 撮影した場所は少し傾斜地になっていて
 移植が終わった苗木を
 上から下の方に向かって撮影しました。
 このずっと下のほうはバナナロードです。
 この苗木はアマレロ種だと思うのですが…


移植作業090523-7.JPG
 こういった手法で当日は延々と作業し、
 それでもついにケンガイ鉢苗木の
 植え付けは完了できました。
 コーヒーは7〜8mにもなる木で、
 直根を地面深く伸ばして
 さらに横に毛根を含めた根を張り出す木ですから
 ケンガイ鉢に苗木をいれたままでは
 根を充分に伸ばせず、
 窮屈な生活を強いることになって
 やがて根が鉢の中で
 根がグルグルと巻き始めて
 そのうちパンパンに張りつめ
 その後成育不良になって病気がちになる、
 というのは私が前に経験していますから、
 コーヒー山でも何とか早く植え付けをして
 伸び伸びと楽に開放してあげたかったのです。
 作業中リュウキュウアカショウビンの鳴き声が
 近くで聞こえるのですが、
 警戒色が強い野鳥なので今日は姿を見せませんでした。


また、苗木を植えるために来月には
伐採作業も再開しなければなりません。
コーヒー山での伐採とは、
樹木を全部伐ってしまう「皆伐」ではなく
森林に新たにコーヒーを仲間に入れてもらって
仲良く共生してもらうことが目的ですから
残すべき木と伐るべき木を選択して
伐るべき木とみなされたものだけを
チェーンソーや草刈機でやむを得ず伐って
森林の内容を整えるための「択伐」を常に心がけて
生物相が豊かな現状を
維持させなければいけないと考えています。

新簡易雨水貯水システム090523-1.JPG
 現在は梅雨だから水やりの心配は要らないのですが
 問題は梅雨明け後の盛夏の乾期の水やりなのです。
 昨年の盛夏の乾期は伐採作業と移植作業に追われて
 日照りの1ヶ月半近くも水やりが出来ずに
 重機の道の「竹の広場」より
 南側に移植した苗木たちには
 暑さと水不足でずいぶん苦しい思いをさせてしまい
 葉焼けや落葉などで一時弱ってしまったのです。
 そのためにプール状の小形貯水池も
 栽培拠点の頂上付近に造りたいのですが、
 それは移植作業を中断する冬季に行うことにして、
 とりあえずは安価に簡単に
 貯水率を向上させる手段として
 廃材で枠組みをした中にブルーシートを入れる
 新方式を試作することにしました。


新簡易雨水貯水システム090523-2.JPG
 今までここで使っていた容積45リットルのペールは
 この新方式の隣に置きますから、
 単純に今までの3倍の貯水率になるのですが、
 強度的に廃材枠が崩れ落ちることも有り得るので
 試作はこの1つで様子をみたいと思います。
 次回問題がなければ、当面はこの方法で
 貴重な雨水を確保してゆこうと思っています。


posted by COFFEE CHERRY at 19:31| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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