2009年10月22日

コーヒー山のリョクモンエダシャク?

やんばるのコーヒー山では
翅の裏面が枯れ葉のように見える
コノハチョウ(木の葉蝶)との出会いを
いつも期待しているのですが、
今週19日(月曜)にコーヒー山に行ったときに
米空軍のステルス戦闘機F22ラプタ−を
イメージさせるような蛾が
大事なコーヒーの葉に貼り付いているのを見つけました。

リョクモンエダシャク091019−1.JPG
 ちょうど目線の高さの葉の上に
 見事に擬態した蛾が静止してました。
 どこにいるか判りますか?



こういうステルス戦闘機のような蛾は
シャクガ科エダシャク亜科の蛾の静止した姿が特長で、
「エダシャク」
とは、
「枝尺」
つまり
 ・「枝」は幼虫は樹木の枝などに擬態
 ・「尺」は尺取虫のこと
で、
エダシャク亜科の蛾の幼虫(=尺取虫)は
広葉樹の葉を好んで食べるようです。


リョクモンエダシャク091019-2.JPG
 山のふもとには柑橘系の果樹園が多くあるので
 最初はミカンコエダシャクかと思ったのですが
 大きさがミカンコの2倍以上あり、
 翅のデザインも違うので
 「リョクモンエダシャク」と思われます。


リョクモンエダシャク091019-3.JPG
 翅の裏側がどうなっているのか、
 枝を揺さぶって蛾を飛ばしてみようかとも思いましたが
 予想に反して私に向かってくることもあるので止めました。
 葉に同化しているつもりのようで
 近づいても微動だにしませんでした。



「リョクモンエダシャク」
は、
ふつう翅のデザインが
枯れかけた葉のような模様をしていて
回りが淡褐色、中が緑色の大きな斑紋があるのですが、
色や斑紋の変異が大きいことや
幼虫は、南西諸島から台湾に分布する
シロミミズの葉を食べるらしく、
シロミミズとコーヒーノキは同じアカネ科ですし、
擬態に適した葉を選んでペッタリと止まって
ほとんど動かないという特長も同じなので
「リョクモンエダシャク」
じゃないかな、と判断しました。


伊江島090920.JPG
 コーヒー山から、
 東シナ海側(西側)を見た風景です。
 右のリュウキュウマツの根元に
 バナナロードが南北(画像では左右)に走っています。
 水平線の方に見える突起物は
 伊江島のシンボル・城山(ぐすくやま)です。


コーヒー090920.JPG
 テスト圃場のコーヒーの成木には
 たくさんの実を付けています。
 この画像を撮影したのは先月の9月20日ですから
 現在はもっと膨らんでいます。


posted by COFFEE CHERRY at 17:10| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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