2012年02月22日

天然記念物のクロイワトカゲモドキと遭遇

我が家を起点にすると半径15kmには信号もありませんし、
もちろんコンビニも郵便局もありません。
また、隣家まで500m以上は離れている自然過多の環境のために、
国の天然記念物ヤンバルクイナが安心して庭に入り込んだり
ブロック塀を歩いたりするのは、
すっかり見慣れた光景になりました。


昨年と2年前の台風で倒壊したモクマオウなどをノコギリで切り
雨が降りそうな日はコーヒー山での作業がしにくいので
そういう日はバナナ園の防風林を手作りで作り上げたり
雑草刈りやタネ植えなどをしています。

バナナ園111213.JPG
 朽木を担いだり、一輪車で土を運んだりという手作りの土方作業です。
 この画像は昨年12月中旬の東側で、
 現在はすでに土塀は高さ約1mに完成してあり、
 現在は北側に同様な土塀を構築中です。


バナナ園の防風対策は、
東側と北側に高さ1m程度の土塀を築き、その土塀の上に
ハイビスカスやカボックなどを植えようと計画しています。
土塀の両側を丸太で補強し、土を固め
さらに雨水で土が流れないようにすると同時に
丸太はやがて朽ちて土に還りますから、
ナイスアイデアだと思っているのですが、
問題は暴風下での防風林の強度ですね。
もし倒壊してしまうようであれば、
またもう少し工夫すればいいと思っています。

昨日は、ブロック塀の外側に、
倒壊してそのままになったモクマオウの残骸を切って運んだり
雑草を刈ったりする作業の中で、
朽ちたトタンを捨てようと持ち上げたら
クロイワトカゲモドキを見つけたのです。

クロイワトカゲモドキ120221-1.jpg
 撮影技術が未熟なうえに夕方撮影したので、
 実際の色と少し違います。
 ホンモノは黒や赤、白色がはっきりしていました。
 全長20cm前後とトカゲ並みの大きさです。


グロテスクでシッポに毒がありそうな小さい恐竜に見えますが、
よく見ると「トカゲモドキ」という名の通り
トカゲではなくてヤモリの姿をしています。

彼(彼女かも)は、奄美諸島から沖縄諸島までにしか
生息していない珍しいヤモリで
1978年(昭和53年)に沖縄県の天然記念物に指定されています。

沖縄の家の中に居る薄茶色のヤモリは手足に吸盤が付いているので、
垂直な壁やガラス戸でも自由に移動できるのですが
クロイワトカゲモドキには吸盤がないので、
木登りはおそらくムリで、夜行性なので夜に地面を徘徊して
昆虫やミミズ、ムカデ、地クモなどを捕食しているようです。

ヤモリとイモリは外見は似ているので
「同じようなものでしょ?」
と思いがちですが、
ヤモリの“ヤ”は「家」を、
イモリの“イ”は「井」(=井戸、つまり水)を指していて、
ヤモリは
「家を守る、爬虫類の益虫」
イモリは
「水を守る両生類の益虫」
なのです。

「イモリが益虫」
という意味は、
イモリは清水で生息したい動物ですから、
「イモリが居る=自然がある=自然を残しイモリの生息環境を増やしてあげたい」
という考えで、
益虫や害虫という区別は人間の勝手な都合で
自然界では、益虫も害虫もありません。
そういう意味で“益虫”にセレクトしておきました。

クロイワトカゲモドキ120221-2.jpg
 危険を感じると尻尾を持ち上げて揺り動かして威嚇するので
 「尾の先に毒がある」サソリのようですが、
 「無毒でおとなしい」というものの、触る勇気はありません。
 トカゲのように瞼(まぶた)があるようです。
posted by COFFEE CHERRY at 13:39| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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