2012年07月17日

いつしかセミの声が大きくなってきました

沖縄は6月28日に梅雨明けして、
その後2週間好天が続き、“雨乞い”を意識し出すと、
先週初めからは時々にわか雨が降るようになり、
今日は台風台風7号の影響で昼から雨が降っています。

オキナワヒラタクワガタ20120717.jpg
 沖縄でふつうに見られるのがオキナワヒラタクワガタです。
 クワズイモの葉の裏側に隠れているのを見つけました。
 体長約6cmの成体オスです。


台風台風7号は、奄美大島付近を通過した頃と思いますが
沖縄本島最北端の辺土(へど)岬と奄美大島は
約230kmも離れていて、
これは東京駅を起点とすると
東海道新幹線では掛川駅までが229.3km、
東北新幹線では郡山駅で226.7km、
上越新幹線だと燕三条駅で237.4km、
と、
沖縄本島と奄美大島は近いようですが
けっこう離れているのです。
そういうわけでやんばるでは
風速5m程度の風雨で台風の影響はないのです。

羽化したリュウキュウアブラゼミ20120717-1.JPG
 今朝、自宅庭でリハビリ中のコーヒー苗木に
 リュウキュウアブラゼミが無事に羽化して休憩していました。
 羽化中は無防備ですから、アリやトカゲなどに襲われないように、
 暗くなってから羽化を始めるようです。



沖縄に移住して13年目を迎えましたが、
今のところ最も雨量が多い夏で、植物にとっても快適なはずです。
それでも九州北部豪雨の被災をニュースで見ていると
雨は降らなくても困るし、降りすぎても困るし、
なかなか五風十雨のようにはいかないものです。

羽化したリュウキュウアブラゼミ20120717-2.JPG
 成体後の天敵は主に野鳥やコノハズクなどになりますが、
 成体での寿命は1カ月無いといわれていますので
 精一杯生きてほしいところです。
 リハビリ中のコーヒー苗木たちは、リハビリ期間が終わり次第、
 随時自宅に隣接するバナナ園に定植していますが、
 この苗木はもうしばらくリハビリが必要です。


四国から関東でも梅雨明けして
群馬県館林市では、なんと39.2℃が観測され
35℃以上の猛暑があちこちで続出し、
熱中症で多くの方が搬送されたようですが、
沖縄は31℃程度でも、近年では最も暑い夏だと実感していて、
暑さは気温だけでもなさそうですね。
沖縄は例年35℃、最高でも36℃までしか観測されていないはずです。

ナガマルコガネグモ20120716-1.JPG
 南西諸島に生息するナガマルコガネグモに
 セミが捕まっていました。これは昨日撮影しました。
 ゲゲゲの鬼太郎のちゃんちゃんこをイメージさせるようなデザインで、
 体長約25mmのメスです。
 捕まったセミの種類は、糸でグルグル巻きにされていて
 判別不能、救助も不能でした。


今年の沖縄の盛夏は例年に比べても暑く、
やんばるでも日中の農作業は厳しくなりました。
青い空、白い雲、てぃーだかんかんと照りつける暑い陽射し、
海や風の音に加え、
いつ頃からだったか、セミの声が響き渡るようになりました。
しかも何種類もが合唱しています。

ウルトラマンシリーズのダークヒーロー・バルタン星人も
セミ系怪獣らしいです。
「母星が兵器開発競争によって滅んだため、移住先を求めて地球にやってきた」
という設定で怪獣の名を検討している時に、
当時ヨーロッパの火薬庫といわれ、
紛争の絶えなかったバルカン半島にちなんで
バルタン星人と命名された、
と、何かの本で読んだ記憶があります。

ナガマルコガネグモ20120716-2.JPG
 セミの下側に付いてる小さい蜘蛛は
 ナガマルコガネグモのオスです。
 ジョロウグモも同様ですが、オスが極端に小さく、
 種を残すためには必要不可欠なものの、
 エサがかからない非常時は、オスはメスに食べられてしまう
 居候以下の厳しい関係なのです。
 そのためオスは何匹もいるようです。



「雨ニモマケズ」
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい


あまりにも有名な宮沢賢治の詩です。
中学生の頃は、国語の授業で無理やり暗記させられたものです。
その当時は苦痛でしたが、
その後、宮沢賢治の本などを読むうちに
いかに素晴らしい内容なのか
何となく少しずつ理解出来てきました。

宮沢賢治のご両親は彼に
「人間というものは、人のために何かしてあげる為に、生まれて来たのス」
と、口癖のように言われていたようです。

この世に生まれて来たのは、自分の欲を満たすためではないことを、
また、布施をすることこそが人生の最高価値であるという
智慧(ちえ)を授かったことで
人間としての生きる意味を実践しようとの思いが
描かれた内容になっているのですが、
凡人の私は、まず夏の暑さに負けず、
ひたすら定植を続けなければいけません。


posted by COFFEE CHERRY at 17:39| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。