2013年03月01日

ヤンバルクイナの救助

2月21日(木曜日)朝の犬散歩の途中で、
ひん死のヤンバルクイナに出会い、
すぐに野生生物保護センターに届けました。

ひん死のヤンバルクイナ20130221-1.JPG
発見時は、カラスの死骸かと思ったのですが、
よく見るとヤンバルクイナでした。
時々、羽をバタつかせようとするだけで身動きが取れない状態でした。
目は生き生きとしていたので助かると思い救助することにしました。


ひん死のヤンバルクイナ20130221-2.JPG
 国の天然記念物ヤンバルクイナに触るのは私もさすがに初めてでしたが、
 軽いのとヒンヤリした感じが印象的でした。
  かなりなダメージを受けているのか、まったく無抵抗でした。


ひん死のヤンバルクイナ20130221-3.JPG
 ヤンバルクイナを保護した辺りは、
 野生化した捨て犬の群れの縄張りエリアなので、
 発見が遅れていたら、間違いなく彼らの朝食になっていたはずです。
 沖縄ではペットを飼う人は多いのですが、
 マナーやモラルに欠ける飼い主も多く、
 やんばるには犬やネコを捨てに来る人がけっこういます。
 南城市大里の沖縄県動物愛護センターで
 二酸化炭素ガスで安楽死処分させられているのは、
 犬ネコ併せて平日50頭前後もいるのですが、
 これが可哀そうだと、やんばるに捨てる方がもっと残酷です。
 今までペットフードなどを与えられていた犬ネコが、
 飼い主の身勝手な都合で突然捨てられると、
 もともと野生ではないので、どうやってエサを取るのかもわからず、
 ほとんどの捨て犬やネコは飢え死にしてしまうのです。
 捨てた飼い主は善人気取りなのでしょうけど、
 捨てられるエリアでは、ヤンバルクイナも食餌の対象ですから
 生態系にも影響が出てしまうのです。
 我が家のエリアはヤンバルクイナの大生息区ですが、
 野犬の群れが動くたびに、ヤンバルクイナも移動しています。
 「ヤンバルクイナを守るため」という大義のマングース隊と呼ばれるマングース捕獲隊は
 実態は「我が家の生活費を稼ぐため」であってヤンバルクイナの保護は二の次ですから、
 ヤンバルクイナを食べてしまう野犬にも何の対策もしません。


ウフギー自然館20130301.JPG
 保護したヤンバルクイナは、段ボール箱に入れて、
 環境省やんばる野生生物保護センターに届けました。
 ちょうど見学に来ていた中部商業高校の方が
 運よくヤンバルクイナと対面出来ました。


琉球新報の記事20130301.JPG
 今朝の琉球新報の朝刊31面(社会面)の中央に
 28日(木曜)16時の放鳥の様子が出ていました。
 ウフギー自然館の方から、何度も電話を戴き、
 28日放鳥の立ち会いを頼まれましたが、
 マスコミが来る、というので「用事がある」ということにしてお断りしました。
 記事には「全身に激しい打撲があり、交通事故かも」と出ていましたが、
 交通事故ではありません。
 なぜ断言出来るかというと、県道70号線に近いといっても
 車が入れない場所だったからです。
 ただ野犬やカラスなら、打撲では済みませんし、
 本当の打撲の原因は判りません。
 それでも元気を取り戻し、放鳥してもらえたのは良かったです。
posted by COFFEE CHERRY at 21:38| 沖縄 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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