2008年06月15日

移植したコーヒー苗木に寄ってきた益虫ハナムグリ

移植しているコーヒー苗木が
山の昆虫たちにも認知されつつあるようで、
1ヶ月前に移植した苗木の葉にハナムグリが乗っていました。

オオシマアオハナムグリ1.JPG

一見するとカナブンやカメムシに見えますが、
コガネムシ科のハナムグリという昆虫で体長は約2cmです。

体表面の白い模様が少ないことで、
彼はアオヒメハナムグリという種類の沖縄亜種、
「オオシマアオハナムグリ」
という名前のようです。

カナブンが樹液を吸うのに対して、
ハナムグリは「花潜」と書くように
花にもぐって蜜をなめる昆虫なので、
体中が花粉まみれになることで
「受粉の手助けをする」
とされていて、
人間界に都合の良い“益虫”に認定されているのです。

オオシマアオハナムグリ2.JPG

ハナムグリの幼虫は
広葉樹の腐植を食べて育つといわれていますから、
コーヒー山にはあちこちに
腐朽の進んだ広葉樹の立ち枯れや倒木があるので、
成育環境は最適なわけです。

沖縄には4種のハナムグリ固有種、
 ・ オオシマアオハナムグリ
 ・ リュウキュウツヤハナムグリ
 ・ リュウキュウオオハナムグリ
 ・ オキナワシロテンハナムグリ

が生息しているのですが、
ロッキード事件のあった1976年ごろに
台湾から沖縄に侵入したサカイシロテンハナムグリが
上記の沖縄在来固有種と交雑しているようで
生態系の変化も危惧されているようです。

posted by COFFEE CHERRY at 18:25| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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