2008年06月26日

コーヒー苗木で休息中のリュウキュウアブラゼミ

梅雨の間は雨がほとんど降らなかったのに、
梅雨明け後、一昨日あたりから
待望のにわか雨雨が降るようになり
水不足でへばっていたコーヒーの苗木たちも
元気を取り戻してくれることでしょう。

沖縄では初春の頃からイワサキクサゼミや
GW頃からクロイワニイニイというセミが
鳴き出しているのですが、
そういえば梅雨明けあたりからか、
いつしか自宅やコーヒー山では
リュウキュウアブラゼミの鳴き声が
騒がしく聞こえるようになっていて、
暑くて長い夏晴れの到来を実感させてくれています。

リュウキュウアブラゼミ1.JPG

アブラゼミというと、
本土でも一般的なセミで鳴き声が大きく、
「ジィ、ジィ、ジィ〜〜…」
という鳴き声の音が油で揚げている音に似ていることから
アブラ(油)ゼミと命名されたと言われていますが、
本州の近縁種である沖縄のアブラゼミは
羽の色がやや薄かったり、
緑色の模様がはっきりしていたりと、
本州のとは微妙に違っていて、
方言で
「ナービカチカチ」
といって、
昔、薪で煮炊きした鍋底にこびり着いた煤(すす)を
かき落とすときの騒々しい音から
ナービ(鍋)カチカチと命名された、
といわれています。

リュウキュウアブラゼミ2.JPG

アブラゼミの成虫は
サクラ、ウメ、モモ、ビワ、ナシ、リンゴなど
バラ科樹木の樹液が好物のようですし、
コーヒーの木は、樹液が豊富とは思えないような
乾燥した木で幹も細いですから、
コーヒーの木にとってのセミは
害虫でも益虫でもなく「タダの虫」で、
コーヒー苗木に止まっていたリュウキュウアブラゼミは
樹液を吸うためでなく、
たまたま休憩中だったのだと思います。

リュウキュウアブラゼミ3.JPG

幼虫では6年間も土中にいて、
7年目にようやく羽化して成虫になるのに、
成虫は1ヶ月ほどで死んでしまうようですから、
クモ、カマキリ、キノボリトカゲ、鳥、猫、人間などの
天敵に遭遇しないで
寿命を全うしてほしいと願いたいところです。


2年前には、自宅のクロキで
「セミの羽化」
を見つけましたので、
ご興味のある方はこちらをご覧下さい。


posted by COFFEE CHERRY at 14:01| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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