2008年07月27日

コーヒー山の環境は移植の順番を待つ苗木たちも元気にさせてしまいます

台風8号台風が、
八重山諸島方面へと西側に進み出したことで
沖縄本島では2日前から待望の雨雨
一時的でも降るようになりました。

そのために、
土曜か日曜に予定していたコーヒー山作業は
数日間延期することになりました。

ポットの上に腐葉土をのせて置く.JPG
 左のヒョロ長い苗木は
 すでに移植して1ヶ月近く経ちますが
 右側の低いポット苗木は移植待ちの段階で
 山の腐葉土を載せてあります。


4日前の7月23日(水曜日)は
18回目の移植作業を行いましたが
今までコーヒー山に搬入した苗木たちは、
到着後すぐに苗木置き場までまず持ち運び、
小休止後に伐採や移植作業をして、
夕方に苗木置き場に戻り
豊富な腐葉土をかき集めて
気前良く、
「これでどうだ、持ってけ泥棒exclamation
というくらいに
ポットや鉢の上に両手で一杯
腐葉土を載せてやり、
雨水システムで溜めた水を
ジョウロでかけてあげる、
というのが当日の作業のエンディングとなっています。

雨水システム0723.JPG
 ブルーシートとポリペールの雨水貯水池は
 シートを張る場所とシートの角度、
 ポリペールの転倒防止策など、
 ポイントがいくつかありますが、
 ボウフラやオタマジャクシなどの
 養殖池でもあるわけです。


コーヒー山のあちこちには、
移植の順番を待つ苗木たちが
少しずつ置いてあるのですが、
山の気温や木漏れ日、風などの環境が影響しているのか
腐葉土の栄養バランスが良いのか
好気性微生物のおかげなのか
じきに露地植えしてもらえることを察知してるのか
待機している苗木たちが目に見えて元気になってゆくのです。

ポットから抜いた苗木1.JPG
 ポットから苗木を抜くと
 新しい元気な白い根が伸びているのが判ります


朽ちた木.JPG
 山のあちこちでは、大きな木が
 台風や日陰、虫に喰われたり病原菌に侵されたりして
 倒壊し朽ちて土に還ろうとしている姿を見ることが出来ます


移植作業では
デリケートな毛根を切らないように、
ポットごと水に沈めて土に水分が充分に浸透してから
苗木をポットから引き抜いて植えるのですが、
コーヒー山で待機している苗木が、
現地で新たに根を伸ばし始めて
移植の順番を静かに待っているわけです。

ポットから抜いた苗木2.JPG
 白い元気な根は、コーヒー山に来てから伸びたものです。
 苗木の土がグレーっぽいのは、培養土ではなく
 本島南部のジャーカル質土壌を使っているからです。


植える穴をあらかじめ掘っておき、
移植する穴の近くでポットから苗木を引き抜いて
植えてあげるのですが、
深く植え過ぎると、苗木が酸素欠乏になるので、
深植えには気をつけています。

苗木と移植する穴.JPG
 苗木の根周りの土は水漬けしたことで
 すでに水分は充分ですから、
 植えた直後の水やりはしません。


移植で注意するのは、
深植えと根回りを強く踏まないことです。

移植された苗木が新しい環境に慣れるには
大変なストレスと、それに打ち勝つ頑張りが必要ですから、
空気が吸えるすき間は必要不可欠なのです。

そのために、移植して幹がゆるゆるしそうだったり、
風の通り道で幹が倒れるような予感がするときには
伐採で切り倒したリュウキュウチク(琉球竹)を
「支柱」に使うことがあります。

移植作業.JPG
 植えるところはゆるやかな傾斜地ですから
 傾斜は無視して幹が垂直になるように注意します


支柱で補強した苗木.JPG
 支柱は真直ぐに立てる場合と斜めにしたり、
 2本にしたりする場合がありますが、
 支柱についてはまた後日お話ししましょう


移植した苗木の根周りには
新たに付近の腐葉土をかきあつめて覆うのですが、
「好気性微生物の増殖を促したい」
というだけでなく
「根回りの適度な湿度を乾燥させたくない」
という考えもあるのです。

奥間0719−7.JPG
 国頭村奥間ビーチ手前の国頭浜漁港近くの
 小さな海岸から見た東シナ海
 7月19日(土曜日)早朝撮影
posted by COFFEE CHERRY at 13:52| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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