2008年08月04日

コーヒー山で優雅に舞うトンボ@「オオハラビロトンボ」



昔の恐竜の本では、
原始人が槍とか石斧や弓矢やたいまつを持って
集団でマンモスを狩ろうとしている絵が
決まって描かれていましたが、
「ヒトは食べられて進化した  
   ドナ・ハートほか著 伊藤伸子訳」

という本によると、
「人類の祖先は勇敢な狩猟者どころではなく、
 人類はトラやライオン,ヒョウ,クマ,オオカミ,
 ハイエナ,ワニ,などの肉食動物に
 補食されていた脆弱な生き物で
 人は食べられる側だったからこそ進化した」

という、
これまでの「人類=ハンター」という常識を覆す
衝撃的な人類史が書かれていて
この進化論に1票を投じたくなりました。

オオハラビロトンボ1.JPG

アフリカのサバンナで撮影された野生動物のTV番組では
シマウマとかガゼルとかインパラが
ライオンに追いかけられていますが、
ひと昔前までは
人間が追い掛け回されていたのかもしれませんね。

アフリカ人の走る速さには、
そういったDNAが残っているのかもしれないと
想像してしまいます。

オオハラビロトンボ2.JPG

人類がトラやライオンなどの肉食動物に
追い回される前の恐竜の時代では、
人類はマンモスを倒すどころか、
スピルバーグのジュラシックパークのように
ひたすら集団で逃げまどうだけで、
捕まるとエサになるという、
「人類の天敵が恐竜」
だったのは間違いないところでしょう。

オオハラビロトンボ3.JPG

今から約6,500万年前に恐竜は突如として絶滅するのですが、
その理由の「地球環境の急変説」にも、
 ・ 小惑星が地球に衝突
 ・ 月や太陽の活動の変化
 ・ 火山群の噴火

など諸説があるようで
いまだに解明されていないようですが、
恐竜のエサだった人類は、
その天敵が滅亡したおかげで、
逃げるための4本足が不要になり
直立歩行するようになって霊長類に進化し
前足は手腕になって道具を作り文明をつくり
動物や植物をエサとして、
地球の生物界で圧倒的な地位を築き
世界の人口は今日現在で66億9千万人に達し、
さらに1年で6千万人が亡くなり
1億4千万人が生まれているように
世界人口は拡大を続けているわけです。

オオハラビロトンボ4.JPG

6,500万年前に起きた恐竜絶滅が
「地球の環境の変化」
にあるとすれば、
地中に埋蔵されていた石炭や石油等の
化石燃料を大量に掘り出して、
それを燃焼させて文明を発展させ、
その反面自然環境を破壊し、大気を汚染して
絶滅した恐竜とある意味同じ運命を
人類が歩みつつあるわけですね。

オオハラビロトンボ5.JPG

昆虫類は化石によると
絶滅した恐竜よりもはるか前から生存していたようで、
3億年前の古生代にはイトトンボの仲間がすでにいたようです。

琉球列島は火山や地震によるサンゴ礁の隆起と沈降
(地続きと島の分断)の歴史があって
現在の形になったといわれていますから、
琉球列島がユーラシア大陸と陸続きだった時代
(150万〜170万年前の氷河時代)に、
当時のハブ属のヘビや旧石器人が
大陸から台湾を通って北上して来る前には
琉球にはすでにトンボは棲息していたと思われます。

オオハラビロトンボ6.JPG

コーヒー山の中腹の「竹の広場」と命名した
リュウキュウチク(琉球竹)を伐採した広場で
優雅に舞う
「オオハラビロトンボ」
と出会いました。

体長5cm程度のこのトンボは、
九州南部から以南、南西諸島で棲息していて
腹部の幅が広く平べったいことで
「腹広(ハラビロ)」
の名が付いているように
本土の「赤とんぼ」とは違うのです。

メスは腹部が黄色っぽく、
オスは成熟するにしたがって
鮮やかな赤に体色が変化しますから
コーヒー山で出会ったオオハラビロトンボは
「成熟したオス」
が多かったようです。

オオハラビロトンボ8.JPG

トンボのオスは一定区域の縄張りを持ち
そこに入り込んでくるトンボを追い出したり、
 ・ 蛾(ガ)
 ・ 蝿(ハエ)
 ・ 蚊
 ・ 蝶(チョウ)
 ・ 他のトンボ
 ・ テントウムシなどの飛翔昆虫

などを空中で捕食するそうですから、
トンボは害虫ではありませんが、
完全な益虫でもなく、
「益虫に限りなく近いタダの虫」
という分類にしておきましょう。

自宅のアラマンダ0804.JPG
 ツル性の低木植物で、トランペット形の筒型をしていて
 亜熱帯らしい黄色い花です。

posted by COFFEE CHERRY at 19:38| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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