2008年09月11日

コーヒー山のアナコンダ?

沖縄本島には台風台風13号が接近していますが、
昨日は気圧が不安定の中、コーヒー山に行きました。

与那海岸から見た山.JPG
 国頭(くにがみ)村与那の海岸から、
 内陸の山の方の空模様は、
 恵みの雨雨が降りそうなどんよりした雲曇り
 覆われてきましたが、
 これは台風台風13号の影響ではなさそうです。


与那海岸0910.JPG
 台風台風13号の北上で八重山諸島は暴風域に入りましたが、
 沖縄本島と宮古島は「東京と名古屋」の距離ほど
 離れていますし、
 石垣島は「東京と大阪」くらい離れているので、
 与那海岸から見た昨夕の東シナ海は
 シケるどころかご覧のように
 “凪(なぎ)”の静かな状態でした。


来週の15日(月曜日)「敬老の日」が満月ですから、
昨日は「満月の5日前」にあたり、
「種植えに最適な日」
になるのですが、
昨日はいつもと同じように
 ・ 山に置いてあるポット苗木の移植
 ・ 新しい苗木置き場のエリアの間伐

を行いました。

コーヒー苗木の移植0910.JPG
 昨日コーヒーの苗木を移植した北山山頂の北側スロープ
 ここは木漏れ日も入りますが、
 湿り気が多くてキノコもたくさん生えています。
 多くのヤンバルヤマナメクジが木にへばりついているのも、
 このエリアです。


先週まで晴天晴れ続きで雨雨が振らないことで
コーヒー山で移植の順番を待つ苗木たちの
「水不足による葉のしおれ現象」
が顕著になってきたことで、
新たな苗木搬入は少なめにして
山に置いてあるポット苗木の移植を優先して作業しています。
暑い8月以降は特にこの形態で移植をしています。

水槽内のオタマジャクシ.JPG
 簡易雨水貯水システムの水槽内には
 オタマジャクシやボウフラが棲息しています。
 トンボも多いのでヤゴだって居るかもしれません。


ポット苗木の移植では
苗木をポットから抜き出すときに
「細根(毛根)を切りたくない」
ことと、
コーヒー山にひんぱんに行けないので
「移植時に水を効果的にあげたい」
ことで、
苗木ポットを雨水の入ったバケツなどに沈めてしまうという
見ようによっては無鉄砲な方法を取っているのですが、
コーヒー山の北山山頂の雨水貯水システムの水槽に
苗木ポットを沈めて、
手袋をした右手を入れてポットを外そうとしていたところ、
土で濁った水槽内に何やら動く気配が感じられました。

簡易雨水貯水システム0910.JPG
 「簡易雨水貯水システム」とは
 青いシートの四隅を勾配に注意しながら樹木に縛り、
 ペールやバケツに雨水を流し込む方式ですが、
 木が入れてあるのは、
 キノボリトカゲやシリケンイモリなどが溺れないように
 「命の逃げ道」としているのです。


雨水貯水システムの水槽には、
どこも例外なくオタマジャクシが棲息しているので
「カエルがいるのかなexclamation&question
と思っていたら、
ヘビが濁った水面下を
映画で見たアナコンダのように
猛スピードで8の字型とか縦横無尽に動いて
オタマジャクシを次々に捕食していたのです。もうやだ〜(悲しい顔)

ガラスヒバァ1.JPG
 「ガラスヒバァ」という変な名前のヘビですが、
 ガラスは黒っぽい体色から
 「烏(カラス)」の意味のようです。
 水槽内にポット苗木を漬け込んでしまっているので、
 土で雨水が濁ってヘビがいることには気づきませんでした。


ガラスヒバァ2.JPG
 「ガラスヒバァ」は水辺に棲息していて、
 カエルやオタマジャクシ、シリケンイモリ、
 トカゲ類などを捕食するようです。
 水面から頭を出していても擬態しているようで
 判りにくいですね。


ガラスヒバァ3.JPG
 模様の入ったホースのようなのが
 「ガラスヒバァ」の胴体で、
 水中を俊敏に自在に動いていました。


ガラスヒバァ4.JPG
 白い衣装ケースに雨水を貯めていたので、
 最初からヘビが水槽に入っていれば判ったはずですが、
 ポット苗木を何度も出し入れを繰り返して
 水が濁ってから彼は食事にやってきたようで、
 まさか水中にヘビがいるなんて思いもしなかったのです。


ガラスヒバァ5.JPG
 ヘビは私を無視して
 水中のオタマジャクシの捕獲に真剣になっています。


時々休憩なのかオタマジャクシを確認しているのか
潜水艦の潜望鏡というか
ネッシーが頭を出した写真のような状態で
水面下を見つめているのです。

ガラスヒバァ6.JPG
 潜水艦の潜望鏡のように頭を出して、
 私に感づいて様子を伺っているところです。
 この時にテレパシーで「写真だけ撮らせてね」と
 お願いしたことで、
 以降移植作業を継続してポット苗木をこの水槽に
 漬けたりしても彼は出てきませんでした。


ガラスヒバァ7.JPG
 「ガラスヒバァ」は細長くて頭も小さいし、
 目がくりっとしてなかなか愛くるしいのですが、
 毒蛇なので触ることは出来ません。


ガラスヒバァ8.JPG
 水槽から出たり、また入ったりを何度も繰り返していたので、
 この水槽専門にやって来る“常連”さんなのでしょう。


ガラスヒバァ9.JPG
 彼は沖縄本島でもっとも数が多いヘビで、
 絶滅危惧種ではないのです。


ガラスヒバァ10.JPG
 彼は水槽に出たり入ったりを繰り返していましたが、
 水槽から出た時の様子では体長は約1mありました。
 私が彼の存在に気づく前から、
 私が不用意に水槽に手を入れても
 彼は私に攻撃態勢に入らなかったのですが、
 ポット苗木を水槽で抜く時に
 誤って彼に触れていたら咬まれていたでしょうかexclamation&question


彼は
「ガラスヒバァ」
という南西諸島に棲息する細長く俊敏な毒ヘビで、
沖縄では珍しくもなく、
水辺であればどこでも出会えるヘビなのです。


また、昨日だけでなく
毎回コーヒー山の特に日差しの強いエリアで見かける
「リュウキュウアオヘビ」
もご紹介しておきましょう。

リュウキュウアオヘビ1.JPG
 南西諸島にしかいない「リュウキュウアオヘビ」です。
 沖縄で「アオダイショウ」と呼ばれるのはこのヘビです。


リュウキュウアオヘビ2.JPG
 彼はトカゲ類やカエル、ミミズ、オタマジャクシ、
 昆虫などを食べているようです。


リュウキュウアオヘビ3.JPG
 彼らは昼行性で臆病で、いつも彼らがいち早く私を発見し
 俊敏に逃げ出します。


リュウキュウアオヘビ4.JPG
 彼は子供なので黄緑色が薄いのですが、
 成体は色が濃くなって動く宝石のようできれいなのです。


リュウキュウアオヘビ5.JPG
 彼もガラスヒバァ同様に絶滅危惧種ではなくて、
 沖縄ではあちこちで見られる珍しくないヘビです


リュウキュウアオヘビ6.JPG
 文献では「ミミズが主食」と書いてありましたが、
 コーヒー山ではオタマジャクシやトカゲを食べていたので、
 雑食性のはずですよ。


リュウキュウアオヘビ7.JPG
 毒蛇ではないようですが咬まれたくはないです。

昨日は満月(=大潮)の5日前のせいか、
コーヒー山のあちこちで3〜4種類の
約10匹のヘビに出会えた日でした。もうやだ〜(悲しい顔)

アカマタ0909.jpg
 コーヒー山に向かう林道で死んでいたアカマタという
 攻撃性の強いヘビです。
 体長は2m近くありましたが、首をカマで切られていました。
 もう少し早ければ「ハブ対マングース」ならぬ
 「アカマタ対農夫」ショーがタダで見られたのですが…


ヘビの住まい.JPG
 コーヒー山で見かけたヘビで、
 キレイな黄緑色をしているリュウキュウアオヘビは
 土手の亀裂に逃げ込むのですが、
 まだ撮影出来ていないハブっぽいヘビは
 画像のような木の根元の祠(ほこら)に
 入り込んでしまうのです。
 でも根元に祠(ほこら)がある樹木は多くて、
 移植や間伐作業をするときも、
 ヘビがいつ出てくるのか心配ですし、
 作業中に顔や手に樹木の葉が触れたりしても
 身体中に電気が走ったように驚いてしまうことがある反面、
 作業に集中しているとヘビのことを
 すっかり忘れていることもあるのです。もうやだ〜(悲しい顔)


コーヒーの成木0809.JPG
 苗木が生長して成木になると、
 幹を中心に枝葉が1〜1.5mも伸びて
 こんな感じになるのですが、こうなると、
 この近くの樹木の根元の祠(ほこら)に棲むヘビが
 コーヒーの木の下の薄暗い場所に移動して
 潜んでいる可能性も考えられて、
 それを考えると少し怖いですね。


週末の本島は台風台風13号の影響がありそうですが、
コーヒー山の「風の向き」を出来れば確認したいので、
山に行きたいのですが、台風台風の進路はどうなるでしょうかexclamation&question

今回の台風台風13号は本島の西側ですから
台風台風の風は時計と反対回りの左回りなので
東から西に吹き付ける風になるのです。

アセロラの花0909.JPG
 自宅庭のアセロラも今年は豊作で
 実が落下しているのもあります。
 レモンの約35倍のビタミンCを含有しているのですが、
 それほどの酸味もないかわりに、美味しくもありません。
 実は見た目にはサクランボがゴツゴツしたような感じで、
 5〜10月という、コーヒーと逆の時期に
 収穫期を迎える果樹です。
 左上にまだ未熟の実が、右下に赤い実が見えるでしょうかexclamation&question


アセロラ0911−1.JPG
 実の付き方はこんな感じです。
 実の中には大きな種が3〜4個入っているのですが、
 種植えは難しく、挿し木で増やすのがふつうです。
 コーヒー山にも挿し木してあります。


アセロラ0911−2.JPG
 サクランボのような実の付き方でしょうか。
 完熟すると鳥に穴を開けられてしまいます。


アセロラ0911−3.JPG
 実の傷みが早く、収穫後3日くらいまでがせいぜいです。
 収穫後は冷蔵庫で保管します。
 見た目は美味しそうですが…
 食べるとまずくも美味しくもありません。
 苗木を植えて放任栽培で成長しますから
 沖縄では庭で栽培している家は多いはずです。

 



posted by COFFEE CHERRY at 23:32| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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