2008年11月26日

コーヒー山のキチョウ

翅(はね)が白色から黄色の地色に
黒斑を伴うものが多い中型蝶であるシロチョウ科の
モンシロチョウやキチョウは
全国でふつうに見られる特別珍しくもないチョウですが、
本島南部の南風原(はえばる)町の自宅庭やテスト圃場、
やんばるのコーヒー山では
この時期でもキチョウによく出会います。

キチョウ0811−1.JPG
 ハイビスカスの葉にとまったキチョウ、
 前翅長は約2cmでした。


キチョウには
「本土と南西諸島では種が違う」
というDNA研究説があり、これによると
本土のキチョウは「キタキチョウ」で
南西諸島のキチョウは「ミナミキチョウ」というそうで、
さらに南西諸島には本土の「キタキチョウ」も混在していたり、
八重山諸島には「タイワンキチョウ」がいますし、
モンキチョウやウスキシロチョウといったキチョウも
沖縄本島にいて…
一見しただけでは素人では種の特定が難しいです。

キチョウ0811−2.JPG
 コーヒーの葉の裏でキチョウが休息しているところです。
 亜熱帯気候の沖縄では
 キチョウには周年出会うことができます。


キチョウの幼虫は、
今までコーヒーの木では見かけたことがありませんし、
マメ科植物に多くつくと聞いていますから、
コーヒーの葉が食害される心配はないでしょう。

キチョウ0811−3.JPG
 キチョウの前翅の外側の黒い模様の赤の部分の角度が
 90度以内は「タイワンキチョウ」で、
 90度以上かとがらないのが
 「キタキチョウかミナミキチョウ」
 という説や、
 前翅・翅表の縁毛は黄色で黒色が
 混ざらないのが「キタキチョウ」で
 混ざるのが「キタキチョウかミナミキチョウ」
 という説もあるのですが、
 黒い模様も個体で少しずつ違うので
 素人には判別しにくいです。


コーヒー山は雑木林ですから
梅雨前のイジュの白い花以外は花らしい花がなく、
そのためにせっかく蝶が飛来しても
時期によっては吸う蜜がありませんから、
今後年間を通じて
花が咲き乱れるようにしてゆきたいと考えています。

キチョウ0811−4.JPG
 ハイビスカスの蜜を吸いにやってきたキチョウです。
 キチョウの秋冬型は
 前翅の黒い模様が薄く消えかかるようですが、
 画像のキチョウは撮影時にフラッシュを焚いたので
 色が薄くなってしまいました。


キチョウ0811−5.JPG
 雑草・タチアワユキセンダングサの
 蜜を吸いに来たキチョウです。
 隣にはミツバチも蜜を吸いに来ていました。
 コーヒー山では1年中花が咲き乱れるようにして
 できれば養蜂も手がけてみたいところです。
 特に春に咲くコーヒーの白い花の
 蜂蜜を作ってみたいのです。


posted by COFFEE CHERRY at 14:49| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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