黒斑を伴うものが多い中型蝶であるシロチョウ科の
モンシロチョウやキチョウは
全国でふつうに見られる特別珍しくもないチョウですが、
本島南部の南風原(はえばる)町の自宅庭やテスト圃場、
やんばるのコーヒー山では
この時期でもキチョウによく出会います。
ハイビスカスの葉にとまったキチョウ、
前翅長は約2cmでした。
キチョウには
「本土と南西諸島では種が違う」
というDNA研究説があり、これによると
本土のキチョウは「キタキチョウ」で
南西諸島のキチョウは「ミナミキチョウ」というそうで、
さらに南西諸島には本土の「キタキチョウ」も混在していたり、
八重山諸島には「タイワンキチョウ」がいますし、
モンキチョウやウスキシロチョウといったキチョウも
沖縄本島にいて…
一見しただけでは素人では種の特定が難しいです。
コーヒーの葉の裏でキチョウが休息しているところです。
亜熱帯気候の沖縄では
キチョウには周年出会うことができます。
キチョウの幼虫は、
今までコーヒーの木では見かけたことがありませんし、
マメ科植物に多くつくと聞いていますから、
コーヒーの葉が食害される心配はないでしょう。
キチョウの前翅の外側の黒い模様の赤の部分の角度が
90度以内は「タイワンキチョウ」で、
90度以上かとがらないのが
「キタキチョウかミナミキチョウ」
という説や、
前翅・翅表の縁毛は黄色で黒色が
混ざらないのが「キタキチョウ」で
混ざるのが「キタキチョウかミナミキチョウ」
という説もあるのですが、
黒い模様も個体で少しずつ違うので
素人には判別しにくいです。
コーヒー山は雑木林ですから
梅雨前のイジュの白い花以外は花らしい花がなく、
そのためにせっかく蝶が飛来しても
時期によっては吸う蜜がありませんから、
今後年間を通じて
花が咲き乱れるようにしてゆきたいと考えています。
ハイビスカスの蜜を吸いにやってきたキチョウです。
キチョウの秋冬型は
前翅の黒い模様が薄く消えかかるようですが、
画像のキチョウは撮影時にフラッシュを焚いたので
色が薄くなってしまいました。
雑草・タチアワユキセンダングサの
蜜を吸いに来たキチョウです。
隣にはミツバチも蜜を吸いに来ていました。
コーヒー山では1年中花が咲き乱れるようにして
できれば養蜂も手がけてみたいところです。
特に春に咲くコーヒーの白い花の
蜂蜜を作ってみたいのです。


