2009年01月05日

コーヒー山の「ヤンバルマイマイ」

カタツムリはもちろん、殻のないナメクジも
陸上で棲息する貝類は
「陸生貝」
といいます。

沖縄には外来種のアフリカマイマイという
植物防疫法で有害動物指定を受けている
10cmを超える世界最大の陸産巻貝もいるのですが、
沖縄ではこれに次ぐ2番目の大型陸貝として
沖縄本島北部、
山原(やんばる)のイタジイ林にだけ棲息するといわれる
「ヤンバルマイマイ」
を、
コーヒー山でもよく見かけます。

ヤンバルマイマイ0901−1.JPG
 コーヒー山に棲息する「ヤンバルマイマイ」です。
 殻径は約5cmと大型ですが、
 ナメクジより動きが速いです。


沖縄本島中南部に分布する
シュリマイマイという約30mmの陸貝の亜種といわれていて
湿度が高い日などに
地面を徘徊活動しているのを見かけますが、
大型なので樹には登らない(登れない?)ようで
落ち葉や新葉、新芽、落ちた花などを食べるようですから
山の掃除屋さんの仲間であることは間違いないでしょう。

ヤンバルマイマイ0901−2.JPG
 体表はゴワゴワしているようですが、
 エイのような姿がキモいですね。


沖縄でのコーヒー栽培では、
台風の脅威はもちろんですが、
春から秋にかけて小形のマイマイが枝葉に取り付いて
新芽を食べてしまうのが困るのですが、
「ヤンバルマイマイ」
は、大型のためにこれが出来ないので
コーヒー栽培にとっては無害なのです。

ヤンバルマイマイ0901−3.JPG
 コーヒー山には「ヤンバルマイマイ」の
 中身の無い殻もあちこちで見かけますが
 成長に伴なって、より大きな殻に移るのか
 食べられてしまっているのかは不明です。


エスカルゴ(escargot)は
フランス語でカタツムリの意味のようですが、
実際にはカタツムリではなくて
リンゴマイマイという陸生貝のようです。
「ヤンバルマイマイ」の内臓を除去して加熱し、
パセリやニンニクをみじん切りして
バターとからめれば、
ヤンバルバージョンのエスカルゴ風になるはずですが、
直径5cmの殻が大きすぎて、たこ焼き器には入りませんし、
どなたか食べてみる勇気がある方はいますかexclamation&question

ナナホシキンカメムシ0901.JPG
 「ナナホシキンカメムシ」が
 コーヒーの葉の上で休息していました。
 この虫はタマムシのように綺麗なのに
 カメムシであることが残念です。
 沖縄の寒い冬の中で、
 仲間とはぐれてしまったのでしょうか、
 背中にどこか“哀愁”を感じさせますね。


posted by COFFEE CHERRY at 10:17| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。