2009年04月19日

アマレロの自生え苗を大量に抜きました!

コーヒー山のオーナーにご挨拶に行くのが
週明けになったことで
昨日の土曜日は、
急きょ黄色い実を付けるアマレロの木の下の
自生苗を抜き取る作業を行いました。

週明けには、コーヒー山で
昨日の自生苗を黒ポットに1本ずつ植え替える予定です。

アマレロの木の下090418−1.JPG
 コーヒーの成木の下には、
 自然に落ちた種が自生えしていることが多々あり
 種植えとは別に、手軽に苗を増やすことが出来るのです。

 
コーヒーの実の収穫では、どうしても見落としがあり、
自然に落ちてしまう実がわりとあって
それが木の下で自身で発芽してくるのですが
これは人が介在しない自然の発芽ですから
苗は元気一杯なのです。

アマレロの木の下090418-2.JPG
 ムンド・ノーボの木の下でも、
 もちろん自生えしていますが、
 昨日は「アマレロ」に限定して
 自生え苗の抜き取りをおこないました。
 コーヒーの木は赤と黄色の実を付けるのは
 ご存知のことでしょうが
 双葉や苗木の段階で品種の違いを見分ける技術が
 まだ私にはなくて
 そのために昨日は“アマレロ”だけに限定したのです。


コーヒーの木の根は
「直根(ちょっこん)」
といって、
タンポポの根のように
真直ぐに地中に伸びる太くて長い根が特長で、
樹高が高くなると、
それに比例して直根も地中深く伸びているわけですから
コーヒーの木が成長するにつれて
根を傷めないで掘り出すのが困難になるので、
コーヒーは苗木のうちに移植してあげるのがいいのです。

アマレロの自生え苗090418.JPG
 プランターに次々に
 「アマレロ」の自生え苗を載せていきました。
 何とプランター5個も山積みにexclamation


種が落下して自生えした苗の状態でも
もちろん「直根」で
木の下では、発芽したばかりの双葉状態のものや
1年を経過して高さが10cm程度まで成長している苗木まで、
成育度合いがバラバラで自生えしているわけですから、
クローバーや芝生などの
「散根(さんこん)」タイプの
根が浅く横に広がる植物のように
シャベルやスコップで
一網打尽式に取ることが出来ませんから、
1本1本、白髪を抜くように丹念に吟味しながら、
シャープペンシルの芯のように細い
コーヒー苗の主幹の地表部分を
親指と人差し指でつまんで、
 「お願い、切れないでねexclamation
  コーヒー山に引越しするんだからexclamation

と、真心と勇気を持って真上に引き抜くのです。
(成功率98%以上exclamation

アマレロの自生え苗090418-2.JPG
 握り寿司を作る板さんの要領で
 手の平にあらかじめ土を載せて平たくし
 その上に自生え苗を10本くらい載せ、
 その上から、また土を載せて、
 集団の根を丸ごと包むような“団子”状態にして
 プランターの端から押し込んでいったのですが、
 少し余ってしまい、鉢に1つ入れました。
 自宅の2階ベランダに通じる外階段は陽が当たらないので、
 コーヒー山に搬送するまでは
 ここに仮置きすることにしました。
 溜めている雨水をあげて、みんな元気一杯です。


「ずいぶん乱暴なことをするもんだなexclamation
と思われるかもしれませんが、
今までこの方法で自生え苗を抜き取って
問題なく元気に成育しましたし、
自生え苗を抜く作業は前日が雨降りで、
地面が適度に湿っている頃合いも考慮しています。

移植に混ぜる土090418.JPG
 園芸センターではいろいろな土が売られていますが、
 私は出来るだけ安いながらも内容の良さを追求しますので
 そういうのはなかなか無いのですが、
 唯一画像の「万能土」だけを使っています。
 自生え苗をプランターに入れるときももちろん、
 コーヒー山でも、国頭マージと混ぜて
 黒ポットに入れるつもりです。


昨日の自生え苗抜き取り作業は、
時間的には約2時間でしたが、
しかも蚊の執拗な攻撃の中で
腰をかがめたり、歩伏前進のような不安定な格好で
ひたすら雑草の中から
コーヒーの自生え苗を選別して抜き取るのですから、
腰が痛くなったり単調さに眠くなったりで、
中学校の漢文の授業で暗記させられた
漢詩を思い出しました。


 春暁

 春眠不覺曉
 處處聞啼鳥
 夜来風雨聲
 花落知多少


(読み)
春暁(しゅんぎょう)
春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず、
処処(しょしょ)啼鳥(ていちょう)を聞く、
夜来(やらい)風雨(ふうう)の声、
花(はな)落(お)つること知る多少。


(訳)
春の夜のこころよい眠りに、夜が明けたのも気づかない。
夢心地の身に、あちこちに小鳥のさえずりが聞こえてくる。
そういえば、昨夜は風雨が強かったから
庭の花はどれくらい散ってしまったのかな?


作詞の「孟浩然(もうこうねん)」が生きた時代は、
日本ではその頃平城京が都で
大宝律令という税金制度が確立し、
日本書紀や古事記が完成した奈良時代の頃、
中国では楊貴妃が皇妃だった唐の時代の詩人でしたね。

アマレロの自生え苗090418-3.JPG
 仮置き階段の一番上の段のプランターを
 上から撮影した画像です。
 画像右側は、発芽したてや双葉、四葉の
 まだデリケートな自生苗です。


アマレロの自生え苗090418-4.JPG
 仮置き階段の上から2番目のプランターを
 上から撮影した画像です。
 幼い自生苗も、黒ポットに移植すると
 みるみる元気に成育してきますよ。


アマレロの自生え苗090418-5.JPG
 仮置き階段の上から3番目のプランターを
 上から撮影した画像です。
 数は少ないように見えますが、
 集団で根をまとめていますから、
 相当な数量ですよ。


アマレロの自生え苗090418-6.JPG
 仮置き階段の下2段のプランターと
 鉢を上から撮影した画像です。
 「全部アマレロexclamation」と断言したいところですが、
 「ムンド・ノーボ」と「アマレロ」が
 隣接している地面から生えている自生苗も取りましたから、
 きっとムンド・ノーボも混じっているはずですが、
 今回の1,000本前後の自生え苗の95%以上は
 「アマレロ」のはずですexclamation
 これを明日にはコーヒー山に搬送して
 全部黒ポットに植え替えてあげるつもりですが、
 明日の天気は大丈夫でしょうかexclamation&question


昨日の自生苗は、黒ポットで約1年成長させて
来年以降コーヒー山に植えてあげる予定ですが
これらが実を付けるようになるのは4〜5年先のことです。
種植えの頃からのコーヒーの付き合いは
まるで自分の子供のようなものですし、
コーヒー山に植えてあげる目的で
丹精込めて育て上げていますから、
コーヒー専用の種苗センターでもなければ
コーヒー普及センターでもないので、
お問合せを戴くのはありがたいのですが、
現在はコーヒー苗木の譲渡はお断りさせて戴いています。

posted by COFFEE CHERRY at 18:12| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アマレロの大量の苗木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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