2009年04月26日

アマレロの自生苗の黒ポット移植(2回目)

先週の20日(月曜)に行った
アマレロの自生苗の黒ポット移植作業
の続きを
24日(金曜)に続行しました。

アマレロ自生苗移植の作業台090424.JPG
 アマレロの自生苗の黒ポット移植作業は、
 雨除けに青シートを天井として張り
 その下に段ボールを重ねて板を置いて
 簡易作業台を作りました。
 ブヨが多いのでやむなく、
 市販の農薬入り蚊取り線香を数個使いました。もうやだ〜(悲しい顔)


アマレロ自生苗090424−1.JPG
 先週の20日(月曜)に最初に行ったエリアです。

前回は雨が降る中の作業で、
415本の自生苗を黒ポットに移植したのですが、
今回は839本の移植を行いました。
(延べ415+839=1,254個)

アマレロ自生苗090424−2.JPG
 これも前回置いたものです。

チャールズ・チャップリンの
「モダン・タイムス(Modern Times)」
では、

近代化していく工場で、
非人間的な扱いを受ける労働者の姿が
描かれていましたが、
このネジ締め作業に匹敵するくらいに
移植作業を頑張ったものの、
またしても作業が完結せず
次回に持ち越しになってしまいました。

アマレロ自生苗090424.JPG
 プランター5個と鉢1個に満載したアマレロ自生苗は、
 2回目の作業終了時点では、
 画像上下のプランター2個と
 右の鉢が丸ごと残ってしまいました。


今回も前回同様に移植作業を2名、
100個ずつ置く作業を1名の合計3名で行い、
作業の実働を6時間とすると
 839個 ÷ 6時間 = 139.8本
1時間に2名で約140本ですから、
「1人で70本=51秒で1個」
しかも、時々国頭マージ入りの鉢を収集に
林床地を徘徊する時間も含めてですから、
ビデオの早送り映像状態で頑張り続けたのですが…

アマレロ自生苗090424−6.JPG
 当日は曇りの薄暗い日なのに
 フラッシュを焚かずに撮影したので
 ピンボケ画像ばかりになってしまいました…


アマレロの自生苗の残りは
少なくきてもまだ800本は充分にありそうですから、
自生苗の総数は2千本を超えそうです。

アマレロ自生苗090424−7.JPG
 この画像もピンボケですが、
 こういう要領で、100個の黒ポットを不定形で1箇所に
 強風が直撃しないような場所を選んで
 林床地内のあちこちに置きました。


アマレロが2千本超あるということは、
苗木の1割がダメになった残りが2千本として
これらが成木化したときの黄色い実が
「1本で1kgの収穫」
とMinimumで考えても
収量で2トン、
加工して水分が飛んで半分の1トンになり、
その後の選別調整での歩留まりを考えても
生豆生産量は800kgにはなりそうですね、
実際には
「1本で1kgの収穫」
ということは考えにくいですが
沖縄は“台風の通り道”である以上、
いかに自然の要塞のコーヒー山であっても
一部が被災することは
覚悟しておかなければならないのです。

アマレロ自生苗090424−8.JPG
 移植作業台から運んで来た黒ポットには
 完熟腐葉土になった黒い土や
 土着菌の白い“はんぺん”を載せて
 さらにその上に落ち葉をかけてあげるのですが、
 地表の落ち葉を除けるときには、
 神聖ですがすがしい土の香りがして、
 「ここならどんなに健常に育つのか」
 と嬉しくなってしまいます。


2回目の作業当日は午後3時頃まで湿度が高い曇りで
その後嬉しいことに小雨が降り出しましたので、
万葉集の
山振之
咲有野邊乃
都保須美礼
此春之雨尓
盛奈里鶏利


山振(やまぶき=山吹)の
咲きたる野辺(のべ)の
つぼ菫(すみれ)
この春の雨に
盛りなりけり


という、
野辺の緑色や山吹の黄色、
スミレの淡い紫色の色彩に
しとしとと降る春雨が重なる
まさに日本画のような情景が思い浮かぶような
高田女王(たかたのおおきみ)の歌(8−1444番)を
想い出しました。
黒ポットに移植出来た苗は
万物を成育させる恵みの“好雨”によって
引越しのダメージが癒されるひと時だったはずです。
次回に残された自生苗にしても
早く安どさせてあげたいものです。

“まばゆい春”の歌

posted by COFFEE CHERRY at 19:27| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アマレロの大量の苗木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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