2009年05月07日

「植物スプリンクラー」という目からウロコ的発想を発見!

GWの連休最終日に、
行楽ではなく、4日前に行った
「アマレロ自生苗の黒ポリポット移植最終回」
以降も、好天続きなので
急きょ“水やり”のために
コーヒー山に行くことにしたのです。

雨水貯水システム090506-1.JPG
 現在コーヒー山の「貯水」方式がこれです。
 簡単に見えるようですが、
 これでもなかなかコツがいるのです。


コーヒー山は広大で自然な“要塞”を誇りますが
「水がない」
ことだけが唯一の欠点で、
そのためにロビンソンクルーソー式発想の
「簡易雨水貯水システム」
という青シートを広げて雨水を容器に集めるという
原始的な方法でしのいでいるのが現状です。

雨水貯水システム090506-2.JPG
 こういうのがコーヒー山にどんどん増えています。
 「こんなもの」と思われるでしょうが、
 まとまった雨の日なら1日で
 容器いっぱいの雨水が取り込めるのです。
 この画像のは昨日新設しました。


今日は午前中図書館に出かけたのですが、
「現代農業」という農業誌5月号(105ページ)に
「植物スプリンクラー」
という聞きなれない考え方が載っていました。

「植物で植物を灌漑(かんがい)する」
という、
要するに
地中深くまで根を伸ばした植物が
植物が蒸散を停める夜に
土壌深くから吸収した水を
乾いた表土に放出することで
他の植物の水不足が解消する可能性がある
という目からウロコ的な発想で、
「ホントかいなexclamation&question
と疑いたくなってしまいますが、
この方法で実効性があるならいいですね。


ブルークローバー090506-1.JPG
 ホームセンターで赤札の付いていた
 「ブルークローバー」を
 先週竹の広場に植えたところ、
 みごとに活着しました。
 表土の乾燥防止に試しに買ったのです。
 ブルークローバーは日本での流通語であって
 三つ葉でありながらクローバーではないのだそうですが
 マメ科植物で安心しました。


「植物スプリンクラー」
では、
マメ科植物の根が地中深く伸びる
白クローバーやアルファルファ、
キマメなどの利用を推奨されていますが、
もともとマメ科植物は、根に共生する根粒菌が
チッソを固定することで農地を肥沃にしてくれて、
さらに養分を吸収しやすいようにしてくれるので
「マメ科植物との混植」
はコーヒー山でも実践していましたから、
今後、ますますマメ科植物を注目したいところです。

アマレロ自生苗090506-1.JPG
 アマレロ自生苗は予想外に元気でした。
 といっても、まだ移植したばかりですからね。
 ついでに自生苗の安置エリアには
 プレートを打ち込んでおきました。


アマレロ自生苗090506-2.JPG
 プレート左側中央の“4”とか“7”の数字は
 設営順を意味していて“4”は「400個目」のことで、
 全部で「18」まであります。
 コーヒー山は広大なので、こうやって
 ポットを適当な場所を選んで置けるという
 恵まれた環境ですが、
 1,744個の15cm径ポットの総面積は
 約40u(12坪)にもなり
 実に畳24枚分に相当する広さになるのです。


日照りが続いても、
森林が枯れることはめったにありませんから、
コーヒー山に移植したコーヒーは早く根付いて
在来の樹木と共生が出来れば
多少の好天続きでも
それほどの心配は要らないと思いますが、
現状はコーヒーの木が新しい環境に馴染もうと
必死で頑張っている状態で、
水は“ガソリン(燃料)”に匹敵する考えで
マメな供給は当面必要だと考えています。

昨日は“水やり”がMAIN EVENTなので
午後3時頃には作業が終わってしまったので
名護市の大湿帯(おおしったい)という
名護市と東村の境界あたりの
源河(げんか)集落に出向きました。

しゃし・くまーる090506-1.JPG
 店名の「しゃし☆くまーる」は
 インドの言葉で「月の息子」という意味だそうです。


この集落の「しゃし☆くまーる」というカフェが
「自家製の沖縄コーヒーを出しているようで先日行った」
と、
コーヒー山のオーナーから先日伺って
ぜひ行ってみたかったのです。

しゃし・くまーる090506-2.JPG
 大湿帯は1982年(昭和57年)に電気が開通したという
 沖縄で最後(=日本で最後)に
 文明開化した“秘境”なのです。


「大湿帯(おおしったい)」
といっても
昔は水田があったようですが、
大湿原地帯のことではなく、山に囲まれた盆地で
方言の“ウーシッタイ”の当て字のようです。

しゃし・くまーる090506-3.JPG
 GWの連休最終日といっても
 観光客が複数訪れて忙しそうだったので、
 コーヒーの木のルーツなどは伺えませんでしたが、
 ここから一番近いのは東村のヒロ・コーヒーなので、
 足立さんから譲渡して頂いたのかもしれません。


お店の両サイドに2本ずつコーヒーの成木がありましたが、
オーナーの奥様(智子さん)のお話では
 「忙しくてとても手が回らないので、
  コーヒーの赤い実は放置している」

 「コーヒーは有機栽培のブラジルを出している」
ということで、残念でした。

しゃし・くまーる090506-4.JPG
 オーナーご家族が静岡県から移住したのが
 15年前だそうですから
 コーヒーの木の樹齢も
 10〜15年あたりなのだと思います。


沖縄ではせっかくコーヒーを栽培して実がなっていても
その後の加工方法などが解らないで
放置している方が多くいてもったいないことです。

ご自身が育てたコーヒーの実を、
有償になりますが生豆などに加工させていただくことも
今すぐではなく先々ですが、
行っていきたいと考えています。

次回の移植予定090506.JPG
 本来ならコーヒー山に置いてあるケンガイ鉢や
 黒ポリポットの苗木の植え付けに全力を挙げている時期に、
 アマレロ自生苗の黒ポリポット移植作業は
 急に割り込みで入った作業ですから
 次回からまた大き目の苗木を
 最優先で植えつけないといけません。
 バナナロードに置かれた画像のケンガイ鉢は
 ここだけで54個、林床地に10個ありましたから
 次回1日だけでは終わらないかもしれません。


posted by COFFEE CHERRY at 19:17| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 移転準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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