2009年07月02日

コーヒーの葉が緑色の理由を考える

恐竜が絶滅する少し前の白亜紀末期、
約6,500万年前に霊長類が出現し、
人類が地球に登場したのは
700万年前ごろといわれていますが、
植物が地球に誕生したのは
それよりも遥か前の数億年前ともいわれ、
原核の藻類は30億年の歴史があるといわれています。

テスト圃場1-090621.JPG
 先月中旬のテスト圃場の成木です。
 梅雨の恵みの雨を充分に浴びて元気そうです。


植物は花や幹、枝、根以外は基本的に緑色をしていて、
もちろんコーヒーも同様なのですが、
コーヒーの葉を見つめていると、
「緑色であることが何か特別な理由を持っているのかなexclamation&question
と思ってしまうのです。

テスト圃場2-090701.JPG 
 昨日7月1日のテスト圃場の成木です。
 沖縄地方は6月28日(日曜)に梅雨明けしましたので、
 これからの長くて暑い夏の間の
 “命の水”の補給が重要な課題になりますが、
 本土にかかる梅雨前線の影響で
 今日は午前中ににわか雨があり、
 夜からは雨50%予報で、
 恵みの雨を期待しているところです。


光の三原色「赤・青・緑」の中で、
植物の葉の色素は
このうち赤と青の波長の光を良く吸収し、
緑の波長を持つ光を反射することが
植物が緑色に見える理由なのですが、
原始の植物が地球上に初めて登場した時には、
赤でも黄色でも青色でも、何色でも選べたはずなのに、
コーヒーを含めた世界中の植物が
示し合わせたように緑色を選んだのは、
逆に考えると
「葉は緑色の光をあまり必要としない」
つまり
「光のエネルギーを取り入れて糖を生産(光合成)するのに、
 緑色の波長領域のエネルギーを捨てた」

ことを意味するのですが
地球に届く太陽光の強さと波長との関係では、
緑色の光に強さのピークがあるらしく、
ということは最強の緑色光を植物が優先的に取り込めば、
太陽が顔を出さない曇りや雨の日でも
光合成が可能になって、
その方が植物にとって明らかに効率的なはずですが、
植物は最も強い光を、
なぜか意図的に捨ててしまっているのです。

コーヒー山090622.JPG
 6月22日のコーヒー山の林床地です。
 日経の取材は、この日の午前中に無事?終了しました。
 掲載予定日は決まり次第連絡があるそうですが
 どう書かれるのでしょうか?
 あちこちのコーヒー農園の情報も
 お聞きすることが出来てとても参考になりました。


この理由が、
地球の気象的あるいは環境的なものからそうなったのか、
植物が成長するスピードと関係があるのか
私にはよく解かりませんが、
コーヒーが地球に誕生したのは
どんなに遅くとも
人類より以前なのは間違いないでしょうから
コーヒーには尊崇の念を持って
接してあげないといけないと思うのです。

キノボリトカゲ090622.JPG
 日経の記者の方が次の取材先ヒロ・コーヒーに
 向かわれた後に現れたキノボリトカゲです。
 取材の時に出てきてくれれば良かったのに…。
 彼はまだ青年のようですが視力は相当良さそうですね。

posted by COFFEE CHERRY at 17:13| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーから学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>この理由が、地球の気象的あるいは環境的なものからそうなったのか、植物が成長するスピードと関係があるのか私にはよく解かりませんが、コーヒーが地球に誕生したのはどんなに遅くとも人類より以前なのは間違いないでしょうからコーヒーには尊崇の念を持って接してあげないといけないと思うのです。

・・・「緑色」への考察興味深いですね。「地上の覇者」植物は、なぜ最も効率の良い緑色を撥ねつけたのでしょうか?命は不思議で、人智の及ばない領域にありますね。人は驕らず、地上の間借り人である事を認識してこそ、自然との共生がはかられるものと信じます。
岡田さんの真摯な活動姿勢が日経の記事に反映されるといいですね!
私の当たり障りのないコメントも載るような事を記者氏からご連絡いただきました(恐縮)

Posted by ボーンチャイナ at 2009年07月02日 20:48
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