2009年08月11日

コーヒー山の台風一過

2年ぶりに沖縄本島に接近した台風台風(8号)は
本島の南海上を西に先島諸島方面に進み、
先島や台湾に大きな被害を与え、
また、あいにく夏休み期間中でもあり
観光客や観光業界などにも影響が出ています。

090805-2.JPG
 林床地外側の雨水貯水システムですが
 このままだと容器が強風で吹き飛ばされたり
 ブルーシートが風であおられたりするので
 台風前にブルーシートを外してたたみ、
 吹き飛ばされそうなものは固定する
 簡単な台風対策を直前に行いました。


090805-1.JPG
 ブルーシートは外して、
 近くの木に巻きつけておきました。


今回も不思議に沖縄本島は
台風台風の被害から免れたものの、
永年台風台風の通り道としての沖縄で
強風に弱いコーヒー栽培をするということは
台風台風をただ恐れおののくのではなくて
「台風台風にどう備え、挑むのか」
を常日頃考えて
台風を克服しないといけないのは
至極当然のことで
「備えあれば憂いなし」
は、
毎年のように台風が襲来する
沖縄の農業や観光のためにあるような
格言だと思えますし、
その対策も出来る限りコストをかけずに
質的向上を図るように心がけたいところです。

090805-3.JPG
 コーヒー山の北山山頂にある雨水システムです。
 コーヒー山には全部で10箇所の雨水システムがあり
 台風の直前に、全てのブルーシートを外しておきました。


090805-4.JPG
 風でブルーシートがあおられても
 自然にヒモが外れないように
 固く締め付けてあるので
 ヒモをほどくのも面倒な作業になりました。


コーヒー山でのコーヒー栽培は
ある意味、自然の要塞のような
恵まれた森林の中での栽培ですから
森林栽培がある程度完成された状態であれば
被災度はかなり軽微と思うのですが
なにしろ昨年の年初から
間伐をしながらコーヒー苗木を植樹していて
現在までに約1,500本を移植しながら、
なお数千本の苗木が残っている志半ばですし、
しかも少人数で作業を行っているので
台風対策までとても手が回らない状況ですから
コーヒー山の台風対策としては
直前に雨水貯水システムのブルーシートを外しただけで
台風台風を迎えることになりました。

090805-5.JPG
 林床地内のスイカなどを食べる休憩ポイントにある
 雨水貯水システムです。


090805-6.JPG
 画像右上の明るい部分はバナナロードで、
 雨水貯水システムのある林床地は
 約1m高くなっていますが、
 画像からだと判りにくいでしょうか。


台風一過後のコーヒー山では、
「どこにどの程度の被災があったのかexclamation&question
という被災状況確認から
コーヒー山の個々のエリアで
「どうすればよいのかexclamation&question
という具体策を熟慮して
次回の台風に備えるつもりでしたが、
台風8号台風は本島南の海上を
東から西に横切っただけで
ヤンバルは強風が吹き荒れただけの様子で
高木から折れた枝葉が落下してきた程度の
ごく軽微な被災だけで済みました。

近所のキビ畑090809.JPG
 台風一過の近所のサトウキビ畑も
 北東の風が吹き荒れましたが
 本島南部でもこの程度で済みました。
 サトウキビはこの曲がった状態のまま放置され
 先端部分が太陽に向かって垂直に延び出すのです。


090810-1.JPG
 北山山麓のコーヒー苗木に
 高木から落下してきた枝が引っ掛かっていました。
 コーヒーの枝葉が傷つかないように気をつけて
 枯れ枝を外してあげます。


090810-2.JPG
 これも北山山麓のコーヒー苗木ですが、
 苗木は不思議に直撃を免れています。


090810-3.JPG
 林床地のコーヒー苗木です。
 このように高木から落下してきた枝が
 引っ掛かっていたコーヒー苗木は
 全部で数十本ありましたが、
 直撃して枝葉が折れたコーヒー苗木は
 不思議に1本だけで、
 しかも10cm程度の被害で済みました。
 重機の道では倒壊した苗木も1本ありましたが
 起こしただけで修復出来ましたから
 今回の被災はごく軽微で済みました。


といっても、
沖縄は海水温度が高い10月上旬までは気を許せないので、
雨水貯水システムのブルーシートを
台風が接近するたびに外したり
張りなおしたりするのも面倒ですから
付け外しが短時間で出来るように
今後、徐々にヒモをフック形式で
固定するようにしようと考えています。

090810-6.JPG
 北山山麓の東側で黄緑色が美しい
 「リュウキュウアオヘビ」と遭遇しました。


090810-7.JPG
 彼は体長約1mの青年で、
 雨水貯水システムの水槽の中にウヨウヨいる
 オタマジャクシがカエルに変態した頃に
 食餌としているようです。


090810-4.JPG
 奄美大島以南に棲息する
 タイワンハグロトンボの琉球列島の固有亜種
 「リュウキュウハグロトンボ」の成体のオスで、
 カワトンボ科の仲間です。
 青年はコバルトブルーで、
 成熟するにつれてグリーンメタリックになるのです。
 メスは黒い羽に白い紋がありますし、
 また少女は褐色、Ladyは黒褐色で
 明らかにオスの金属光沢と違うので
 画像のハグロトンボは成熟したオスと判るのです。


090810-5.JPG
 本島では中北部の樹林帯の水辺で
 見かけることが出来ますが
 沖縄は開発が進んで生息域が限られて
 「リュウキュウハグロトンボ」も
 希少種になりつつあるようです。
 体長は約65mmです。


090810-8.JPG
 林床地で休憩中、スイカを食べていると
 絶滅危惧種に指定されている
 「ホントウアカヒゲ」がツガイで近寄ってきます。
 スイカの赤い実が好物のようで
 1〜2mのところまで無警戒で舞い降りてきます。
 一見スズメに似ていますが、
 スズメよりも赤褐色でひと回り大きいと思います。
 胸元が黒いのがオスなので、
 画像のアカヒゲはメスですね。



posted by COFFEE CHERRY at 23:26| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 台風の被害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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