2010年08月01日

沖縄に向くコーヒーの品種を再考する@

沖縄で栽培されているコーヒーの品種は、
昨年104歳で亡くなられた和宇慶朝伝先生が
ブラジルに移住していた親族から
戦後ブルボン種のタネと苗木を沖縄に持ち込んで
約200人に行ったコーヒー(栽培)教室を経由して広まった、
というルートのブルボン種と、
そのコーヒー教室で習った方々が次々に失敗して行く中で、
ただ一人残った恩納村の山城武徳先生が
最初は和宇慶先生から譲渡されたブルボン種を植えていたものの
「収穫が少ない」
ことから、山城先生の親戚が
やはりブラジルでコーヒー農園を経営している関係で
ムンド・ノーボ種とアマレロ種のタネを送ってもらい、
それを発芽させて生育させて自身の農園と
コーヒー苗木が欲しい方々に譲渡したというルートの
ムンド・ノーボ種とアマレロ種の3品種が主流になっていて、
私も和宇慶先生と山城先生から
それぞれ譲渡していただいたので、
上記の3品種はすでにコーヒー山に植えてあります。

なお、山城先生は、
 ・ニューワールド1号
 ・ニューワールド2号

というユニークな言い方を沖縄で命名し、
それが沖縄で広まっているのですが、
コーヒーのどんな文献を探しても
「ニューワールド」という品種名は出てきませんから
「ニューワールド(New World)」
は、
ブラジルの母国語であるポルトガル語の
“Um mundo novo(新世界)”
を指していて、
「2号は実が黄色い」
ことから
・ニューワールド1号=ムンド・ノーボ種
・ニューワールド2号=アマレロ種
だと私は確信しています。

また、ハワイ島のコナ地区で栽培されている品種の中に
「モッカ種」という品種があり、
これを栽培している方が沖縄本島南部にいるのを知りました。
その方からモッカ種の苗木やタネを大量に譲渡していただき、
すでにコーヒー山では植え付けの準備に入っていますが、
コーヒー山では、昨秋
台湾コーヒー(品種不明)のタネも植えてあります。

国頭村では、品種は判りませんが
極小粒のコーヒー豆を栽培している農家もあり、
沖縄県内のコーヒー栽培の全容解明は
なかなか難しいところがあるのです。


次回に続く
posted by COFFEE CHERRY at 20:24| 沖縄 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーの品質を高めるための考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブラジルのコーヒー豆は世界のコーヒーの中でも比較的小さく、沖縄は、北限も北限、海抜0mと言っても過言ではなくブラジルよりも大きく(種)なるわけがないのです。、たとえば、りんごの種を大きくできますか?と言うことです。たとえ肥料を与えてもです。スマトラにアジアの中ですばらしいコーヒーがありますので探していては如何ですか。今の沖縄にあるコーヒー豆はすべて小さい種です。山城さんをなぞっても進歩はありません。さらなる挑戦を期待します。

Posted by santa at 2010年08月03日 23:21
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