2010年09月12日

最近よく出会うヤンバルオオフトミミズ

アマレロ苗木ポットの、ひと回り大きな黒ポットへの
移し替え作業を継続していますが、
今日は植え替え用の土に腐葉土を混ぜ込んでいると、
紫色のヤンバルオオフトミミズが現れました。
最初は2年前に出会ったのですが、
その後ひんぱんに出会うので
撮影していませんでした。


林床地では、地表の落ち葉をはらうと
ミミズの糞団粒を見ることが出来ます。

ヤンバルオオフトミミズの糞団粒0912.JPG
 高さが4〜5cmもある黒山は
 ヤンバルオオフトミミズが地表に積み上げた糞です。
 ふつうのミミズの糞団粒の高さは1円玉程度ですから
 ひと目で巨大なミミズのものだと判ります。
 注意深く地表を観察すると、
 あちこちに糞団粒があることが判って
 嬉しくてニヤけてしまいます。


ミミズは地表の落ち葉などの植物残さを地中に引き込んで
植物残さの養分に土の粒子を加えた糞を地上に盛り上げるのですが、
「窒素・リン酸・カリウム・マグネシウムなどの含有量が
周囲の土壌に比べて高い」

といわれていますから、
ミミズは有機農法や自然農法ではありがたい存在なのです。

また、ミミズが地中に掘ったトンネルは、
土の中に空気が通る道になって
微生物が活発になって有機物の分解が早くなりますし、
雨の日は表土の雨水を地下へ運ぶ排水路(保水トンネル)にもなる
といった具合に、良いことずくめなのです。

一般に、ミミズが1日に食べる落ち葉などの植物残さの量は、
「体重と同じくらい」
で、
1日に出す糞の量は、
「体重の1〜2倍」
といわれていますから、
ヘビのようなヤンバルオオフトミミズの食べる量や糞の量は
30〜40グラム前後はありそうですね。
ミミズコンポストのように大量に増えてほしいところですが、
イノシシが地面を掘り返してミミズを食べるのが問題なのです。
ヤンバルにはイノシシが出没し、
コーヒー山でもウリ坊を含めた家族を何度も目撃していますし、
コーヒー山への通勤途上の林道でも何度も出会っていますから
生まれながらにして狩猟のDNAを持つ
「琉球犬を飼う?」
ことも考えましたが、
コーヒー山は蚊やブヨが多いので…。

ヤンバルオオフトミミズ0912.JPG
 体長約30cmくらいで小指の太さもあるヤンバルオオフトミミズの青年です。
 大きいのは体長40cmにもなります。
 ヘビのような大きさですが、意外に俊敏で
 力強く土の中に入っていきます。
 このミミズは移し替えの黒ポットの中に入ってもらいました。


タイワンハンノキ0912-1.JPG
 沖縄本島中北部のタイワンハンノキは
 初夏に大発生したカブトムシの仲間の
 ハンノキハムシの成虫と幼虫に
 葉を全部食べられて丸坊主になってしまい
 「ハンノキは夏に落葉するの?」
 と錯覚するほどでしたが、
 ご覧のように2カ月経って復活してきました。


タイワンハンノキ0912-2.JPG
 ハンノキは、強力な防臭・防腐効果があることや
 最近ではインフルエンザに効く成分があることが研究されていたり、
 放射線と共生して、根の周辺に窒素を固定することで
 やせた土壌を肥沃にして、他の植物の生長促進にも役立つようなことが
 自然農法の福岡正信さんの本にも出ていましたね。


posted by COFFEE CHERRY at 19:01| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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