2006年05月27日

“安全”にこだわるなら、「鶏糞」は使えない

養鶏で「60」という数字は、
ふつう、食用肉鶏の孵化から出荷するまでの
飼育期間の日数の目安もことを言います。

正確には食用肉鶏は
「45〜60日」くらいで出荷しています。

ケンタッキーフライドチキン用の鶏肉は、
クリスマスなどの繁忙期は
ブラジルや米国などからも輸入されますが、
通常は国内の各都道府県の契約養鶏場から調達しています。

良心的と言われる「60日出荷」に対して、
ケンタッキーは「42日出荷」です。

この差は、みなさんがご存知のように
“薬漬け”のエサによるものです。

“薬”とは、
・ 抗生物質
・ ワクチン
・ ホルモン剤
などのことを言います。

「“薬”を入れたい」
というより、
鶏は孵化〜ヒナの幼少期の頃は病気にかかりやすく、
養鶏で大量の鶏を飼育することで、
伝染してしまうことを予防するために、
「“薬”を入れざるをえない」
のが現状のようです。

「鶏糞」という肥料の大きな特徴は、
・ 肥料の3要素以外に数々の微量要素が豊富に含有している
・ “遅効性”(ゆっくり長く効果がある)
・ 安価
で、
化成肥料や牛糞、米ぬかなどと混ぜて、
より有益化を奨励する人も多く、
沖縄県内のコーヒー栽培でも、
山城先生や足立さんも使われています。

コーヒー栽培というより、
「 “鶏糞”なくして沖縄農業なし」
というほど、沖縄では重宝されています。

そんな“鶏糞”の何が問題なのかというと、
鶏は、
「食べたエサの6割を未消化で出してしまう」
ことにあります。

畜産飼料、特に養鶏飼料では、
上記の“薬”が大なり小なり配合され、
病気を寄せ付けずに出荷を早めているわけですから、
「エサの6割を未消化で出す」ということは、
“鶏糞”を肥料にすると
「残留抗生物質」
が、
土壌に入ってしまうことになるのです。

コーヒーの木が「残留抗生物質」を吸い上げるのかexclamation&question
あるいは、
コーヒー豆に「残留抗生物質」が影響するのかexclamation&question
ということまでは、私には分かりませんが、
「安全」という観点から考えれば、
疑わしいものは使用しないに限るのです。

鶏糞がダメだというのではなく、
「養鶏飼料(エサ)に問題がある」
と思っています。

そのため、私は“鶏糞”を使わないのです。

 苗木と支柱、ヒマワリ.JPG

posted by COFFEE CHERRY at 06:58| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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