2006年06月04日

コーヒーの葉面散布

当たり前の話ですが、
樹木に必要な養分は根から吸収し、
幹や枝を通って、葉や花など木全体に行きわたりますから、
ふつう施肥や水やりは土に施しているはずです。

ところが、肥料(液肥)や水分は、葉の気孔からも吸収します。

コーヒーの場合、
他の植物と比較すると、特に葉面からの吸収性が高いです。

根からの吸収が数日かかるのに対し、
葉面からは数時間で吸収されます。

根から吸収するのと違って、葉面からの吸収は
「養分が移動する時間がかからない」
という速効性があるので、
水分が特に必要なコーヒー栽培においては、
スプリンクラーや噴霧機の利用を考えがちですが、
木の立場からすると
「根を張ってゆかなくても葉から水分や養分を吸収できる」
となると
根の張り出しが遅くなってしまうのです。

人間に例えると、一種の“過保護”の状態になるわけです。

そのため、
コーヒー栽培におけるスプリンクラー設置は、
その使い方によっては良し悪しになるでしょう。

人間が時々飲む栄養ドリンクや
疲労困ぱいでビタミン剤の点滴を病院でするのと
同じような考え方で、
・ 台風や長雨等で植物が弱っているときの養分補給
・ 害虫対策としての忌避剤
・ 塩類障害などで根からの養分吸収が十分でない時の養分補給
など、
どちらかというとTPOをふまえて、
予防効果や応急処置として多用しないことを原則に
考えた方が良いように思えます。

まず、木をよく観察することが肝要なのです。

 コーヒーの葉6.jpg
posted by COFFEE CHERRY at 08:42| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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