2011年03月15日

啓蟄なのでカエル、それとハブも登場

沖縄は日中気温が24度前後になり、
また草木が芽吹き始めて“春”を感じさせ
清々しく、また過ごしやすいです。

ハロウェルアマガエル110228.JPG
国頭村の自宅外の給湯器の上で
スヤスヤと安眠していたハロウェルアマガエルです。
大きさは約4cm。
沖縄県レッドデータブックでは「準絶滅危惧種」となっています。
撮影日2001年2月28日


コーヒー山にも2月中旬以降、
雨水貯水地ではオタマジャクシが多数うごめいていますから
自宅の給湯器でアマガエルを見つけても驚かないのですが、
生態系の“食物連鎖”という考え方では
「カエルがいる=それをエサにするヘビもいる」
ということになるのです。
もちろん20〜30cmのヤンバルオオフトミミズも
コーヒー山には多数出てきていて、
リュウキュウイノシシが食べに来ています。

10日前になりますが、
3月6日(日曜)は二十四節気の
「啓蟄(けいちつ)」
で、
「寒い冬に冬眠していた虫たちが、地面に這い出して来る頃」
とされています。
漢字で「うごめく」という字が
「蠢(うごめ)く」
と、
“春の虫たち”
という構造になっているのもうなづけますね。

沖縄ではヘビだって“冬眠”はせず、
ただ寒くて動きが極端に鈍くなり、
鉢の中や落ち葉の中、木の根の祠(ほこら)などに潜んでいるのですが、
暖かくなるにつれて、エサになる動物や昆虫なども登場してくると
本打ち登場とばかりに、ヘビも出没してくるのです。

ハブ110312−1.JPG
先週末の12日(土曜)朝に新聞を取りに行くと
自宅から30mほども草むらにヘビが居るのを発見。
(我が家は過疎の中の過疎にあるので、
  ハリウッドの豪邸並みに新聞受けは約100mも外にあります)


ハブには頭が切り取られていないし、
誰かが鎌などで胴体などを引き裂いた跡も無いので
ハブは生きている可能性があり、
私は自宅の納屋に引き返して剪定バサミを持ち出して
ハブの首部分を挟んだところ、
どうやらハブはすでに何者かに殺されていたようで幸いピクリとも動かず、
すでに絶命していました。
いくらハブでも殺生は本心では避けたいのですが、
昨年は油断して台所にアカマタの子供ヘビが3匹も入りこんでいましたから、
咬まれると困るのでヘビと人との共生はなかなか難しいのです。

ハブ110312-2.JPG
 死んでいるハブの長さを測ってみると約166cmで、
 人間の大人の身長くらいの成体ですが、
 ハブの大物は2mを超えるので、このハブはまだ青年だと思います。
 ハブの頭は逆三角形が基本型ですが、
 この頭の模様は典型的なハブの模様です。
 胴体の黄褐色の地に黒い不規則で複雑な模様も典型的なハブですが、
 琉球絣(かすり)は、このハブの模様をヒントに
 作られたといわれていますから
 沖縄での人との関わりの歴史も考えさせられるところです。


コーヒー山にはいろいろなカエルのオタマジャクシが多数いるので
今までに
 ・アカマタ(凶暴だけど無毒)
 ・リュウキュウアオヘビ(無毒)
 ・ガラスヒバァ(神経毒?)
 ・ハイ(コブラ属なので毒性)

とは出会っていますが、
ハブやタイワンスジオなどは山にいるはずですが
今のところ不思議に対面がありません。
先方も同様に人と会いたくないはずで、人を早目にキャッチして
移動してしまうのだと楽観的に考えているのですが…。

以下は、昨秋11月ごろですが、
自宅のウッドデッキで、
ハナサキガエルがアカマタに食べられる場面に遭遇したときの残酷画像です。

ハナサキガエルは、
沖縄本島の大宜味村、東村、国頭村の北部3村だけに生息している
アカガエル科のカエルで、大きさは成体で6cm前後と大きいカエルで
沖縄県レッドデータブックでは絶滅危惧TB類、
環境省レッドデータブックでも絶滅危惧U類に選定されているように
珍しいカエルです。

アカマタは無毒ですが短気で凶暴で、
俗に
「アカマタが居るところにはハブはいない」
といわれています。
・アカマタが凶暴でハブを丸のみする
・ハブの骨が硬くてアカマタに骨を折られる

というのが理由のようですが、
我が家の庭ではアカマタとハブの両方を見かけていますから
これはあまりアテにならない迷信のようです。

以下の画像のアカマタは体長が約120cmの青年ですが、
昨年まだ小さい頃から見かけています。
カエルやネズミを食べているのでしょうが、
そのうち2m級の成体になったとしても
今まで退治したり追い出したりしない“恩”を
覚えておいてもらえればいいのですが…。

ハナサキガエル対アカマタ1011−1.JPG

ハナサキガエル対アカマタ1011-2.JPG

ハナサキガエル対アカマタ1011-3.JPG

ハナサキガエル対アカマタ1011-4.JPG

ハナサキガエル対アカマタ1011-5.JPG

posted by COFFEE CHERRY at 22:29| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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