2006年07月04日

コナ・コーヒーと日系移民の関わり〜その9

1800年代中頃、
米国とカリブ海諸国の奴隷制の廃止により、
ハワイを基点とする砂糖プランテーションの経営者たちは、
世界中の砂糖に対する渇望を満足させるために、
中国を手始めに、日本、フィリピンなどから
安い労働力を輸入しました。

移住労働者の流入は、
島のデリケートな生態系だけでなく、
ハワイの社会に対しても深刻な影響を与えました。

プランテーションの経営者たちが、
砂糖を植えるために低地の多雨林を伐採した一方で、
移住労働者たちは、
新しい土地で自分たちが必要とする食糧と薬を維持するために、
新しい穀物を導入してゆきました。

その中でも特にサトウキビ産業は、
1850年代にアメリカ本土からの需要が増大し、
ハワイ経済を支える第一産業にまで発展を遂げました。

しかしその一方で、外国人のもたらした伝染病により、
ハワイ原住民の人口が急激に減少してしまいました。

そのためプランテーションのオーナーは、
安い賃金で働く労働者を
外国に求めなければならなくなったのです。

これが、ハワイが多民族社会となった要因であり、
移民の始まる原因なのです。


次回に続きます。

  コーヒー苗とヒマワリ.JPG
posted by COFFEE CHERRY at 17:36| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ハワイのコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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