2011年05月26日

コーヒー山の益虫・シマササグモ

コーヒーの葉の上に居る小さなシマササグモを見つけました。

ふつう、クモ(蜘蛛)というと、
“網”を張り巡らして
昆虫や蝶、蛾などを捕獲して
腹部後端から出す糸で
虫をグルグル巻きにする造網性のクモをイメージしますが、
ササグモやユウレイグモ、ハエトリグモなどは
網を張らないで徘徊して虫を捕食する徘徊性のタイプもいるのです。

シマササグモ110526-1.JPG
 ササグモ科ササグモ属ササグモ(笹蜘蛛)種の
 南西諸島に生息する「シマササグモ」です。
 腹部からするとメスのようですね。
 眼を左右2個ずつ、4個も持って
 獲物を見張っているのです。
 卵から孵化し幼虫から子グモになると
 以降兄弟姉妹はバラバラで単独行動し
 肉食性で自分とほぼ同じ大きさの虫まで
 捕食することが出来るようです。


画像の彼女の大きさは全長約10mmと
ミニモニsizeですから、
アブラムシやハダニ、毛虫、ハエ、蚊、バッタの子供、アリ…
といった小型の虫を捕食するのでしょうが、
ミツバチ、テントウムシといった益虫まで
食べてしまうのが難点ですが、
造網性のクモに対して徘徊性のクモの方が
害虫の天敵としての効果は高いとされているようですし、
シマササグモはコーヒー山では立派な益虫なのです。

画像の彼女も、
ふだんは草や樹木の枝や葉の上などを歩き回って獲物を探していて、
ひとたび目標を定めると、
サバンナのチーターがガゼルやインパラを捕獲するように、
というより、スパイダーマンのように
彼女も敏捷で、跳躍も巧みに
獲物に飛びつくように捕獲するのでしょう。

シマササグモ110526-2.JPG
 彼女の鋭い針状の毛が多数ある、
 たくましい足を見ていると、
 「九州は熊本人吉、姓は矢野、名は竜子。
   人呼んで緋牡丹のお竜と発します」
 というセリフで有名な
 昔の藤純子( 現・富司純子)主演による
 「緋牡丹博徒」シリーズ映画を思い出しました。
 明治の中期頃に時代設定をしていて、
 父を殺した犯人を捜しに、
 お竜さんが渡世修行の旅を続けて、
 正義のために活躍する姿が描かれている
 水戸黄門や遠山の金さんと同じような
 悪因悪果、勧善懲悪の映画でしたね。


最大瞬間風速が75mの猛烈な台風2号は
どうやら2週間前にやってきた台風1号と同様な進路で
沖縄本島の西沿岸部を北西の九州南部に向かって進むようです。
コーヒー山は自然の要塞なので大丈夫と思いますが
昨年8月末の台風7号の襲来では
ヤンバル一帯が2日半も停電になりましたから、
そっちの方が怖いかも。
posted by COFFEE CHERRY at 23:29| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは、いつも楽しみにさせて頂いております。
今日の記事、3部とも同じ内容ですね。何かトラブルでも?

シマササグモ、変わった姿ですがきれいですね。
毒を持っているのでしょうか。

22日のサツマニシキも、なかなかカッコイイ戦闘機ですね。
サツマニシキとは、焼酎の名前の様でも有りますが、お茶の名前にも有りそうですね。

お茶と言えば当地北関東では、原発事故の影響でお茶がアウトです。
スーパーマーケットでは、知覧茶が品切れに。
今までそれほど買う人はいなかったはずですが。

それではまた。
Posted by まめこがし at 2011年06月02日 02:49
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