2006年09月29日

コメ銘柄偽装を見て、コーヒーを想う〜A

私たちが、ふだん何気なく飲むコーヒーですが、
その裏では、お米の産地偽装と同じように、
一部の悪徳業者が産地を偽装したり、
安物と混ぜたりしています。

この種の話はタブー視されて、表には出てこないのですが、
業界内には、いろいろな悪いウワサがあるのも事実なのです。

“業界の信用”を高めるには、
悪徳業者の公表・追放が早道なはずですが、
なぜか、安物混入のウワサ話は口を閉ざしてしまうために、
何となく、モヤがかかった業界でもあるのです。

生豆を見ても、似ている形状の豆を混ぜたら、
なかなか識別が困難ですから、
「この生豆は、本当にピュアなのかなexclamation&question
と、思うこともたびたびあります。

コーヒーの生豆は国際取引されていますが、
コーヒーはインスタントコーヒーや、
リキッドを含めた液状コーヒーなどでも取引されています。

コーヒーには、代換物を混ぜようと思ったら、
容易に混ぜることが出来ますし、
コーヒーの豆も、多くは専門業者が独自にブレンドし、
焙煎して販売されています。

焙煎豆を液状のフレーバー溶液に漬けて加工もできますし、
粉末品には、カフェオレやカプチーノのように、
乳製品などを混ぜたものもあります。

東京銀座“カフェ・ド・ランブル”のオーナー・関口一郎氏は、
スターバックスについて、
「エスプレッソの店ではなく、ミルクコーヒーの店だ」
と言われたり、
安部司著『食品の裏側 みんな大好きな食品添加物』
(東洋経済新報社)には、
「コーヒーフレッシュには、牛乳やミルクは入っていない」
ということが書かれていました。

この本によると、コーヒーフレッシュには、
牛乳は1滴も使われておらず、
水とサラダ油と
“乳化剤”という名の界面活性剤など
6種類の添加物で作られているのだそうです。


コーヒーの最終製品は多岐にわたりますが、
末端価格は生産地の生豆に比べるとベラボーに高いですから、
永年にわたって悪徳業者が存在したことが想像できます。

藤田哲著『新訂版 食品のうそと真正評価』
(エヌ・ティー・エス刊)によると、
イギリス農水食料省(旧)が、1996年に行った
インスタントコーヒーの真正検査結果では、
全試料344中の50例(約15%)が、
市販品検査では257試料中43例(約17%)に
偽和品が発見されたそうです。

インスタントコーヒーの形態別では、
粉末タイプ  28%
顆粒タイプ   7%
凍結乾燥タイプ 3%
が、
偽和品だったのだそうです。

日本では、インスタントコーヒーに、
西洋野菜のチコリやトウモロコシを混ぜたものがあったそうです。

次回へ続く。

posted by COFFEE CHERRY at 11:49| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | コーヒーは昔からニセモノが多い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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