2006年10月16日

コメ銘柄偽装を見て、コーヒーを想う〜F

焼き鳥やウナギの焼かれている煙の香りに誘われて、
ついフラフラと店頭まで引き寄せられてしまい、
さらに炭火で焼かれる様子を見てしまうと、
つい店内に入りたくなってしまうものです。

コーヒー生豆も焙煎すると、
集客効果十分の甘く香ばしい癒しの香りが漂います。


産地や品種がパッケージに表示された
風味豊かな焙煎されたコーヒー豆にも、
一部の悪質業者によるいろいろな偽装が明らかにされています。

抽出されたコーヒーの風味は、
・ コーヒーの産地
・ 品種、鮮度
・ 焙煎の程度、時期
・ 粉砕の方法
・ 抽出の方法
で、異なりますから、
人の五感による「官能的判定」は困難ですし、
豆でも産地や品種の判断がつきにくいのに、
焙煎後粉砕されていれば、
なおのこと品種の形態的な特定や判断は不可能になります。

焙煎挽き割りコーヒーの偽装は、
安物コーヒー豆を混入させるものだけではなく、
もっと原価の低いコーヒー以外の“代替物”で
行われているようです。

コーヒー豆も農産物ですが、
基本的に植物の産物は、焙煎が可能で粉砕出来ますから、
以下のような農産物が
コーヒーに混ぜられていたことが判明しているのです。
・ チコリ
・ 大麦
・ ライ麦
・ コーン
・ コーヒーのハスク(外皮)
・ ココア殻
・ 大豆
・ カシューナッツ殻
・ イナゴ豆
・ ドングリ
・ イチジク
・ テンサイ
・ 砂糖とカラメル


これに関連して、
1976年〜1980年までの38,280例の、
ブラジル産焙煎挽割コーヒーの分析(顕微鏡観察)結果では、
・ カラメルまたは、それに大麦などを加えたもの 278例
・ コーンを加えたもの             171例
を含み、
全体での偽装は610例もあったそうですから、驚きですね。

「コーヒーとは…」
なんて、うんちくを語っていた愛好家も、
意外とこんなニセモノ混入コーヒーを
飲まされていたのかもしれません。

現在、チコリやタンポポなどは、
安物コーヒー豆より原価が高くなったようで、
独自に“コーヒー”として商品化されたり、
また、飲めるカフェもありますが、
やはり“コーヒー”とは近そうで遠いような味がします。

posted by COFFEE CHERRY at 15:22| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーは昔からニセモノが多い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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