2006年11月06日

コーヒー園の害虫・益虫・タダの虫〜B

昆虫と人類との利害関係
人類が登場する前の山林原野では、
すべての生物はあまり増加することなく、
お互いの均衡を保ちながら共生していたようです。

紀元前5千年頃、
メソポタミア文明でムギ栽培が行われたのが
“農耕の起源”らしいですが、
以降人類による農耕が進歩するにつれて、
食用価値のある植物だけを集中的に栽培するようになり、
また自然林を代伐して人工林に変えてきました。

自然環境改変の始まりです。

植物相の単純化は生態系のバランスを壊し、
特定の昆虫の大発生を招来するようになりました。

近年でも自然の山林が切り開かれてゴルフ場に変貌し、
豊かな生態系が壊れたことで、
芝草の害虫(蛾やコガネムシの幼虫)が多発するのも当然で、
そのため農薬(殺虫剤)を撒き、
環境汚染を招きながら、昆虫は抵抗性系統が進化して、
殺虫剤では死ななくなる、
という悪循環が繰り返されています。

「害虫化」はつねに、
昆虫と人間社会とのかかわりによって起こってきました。

害虫・益虫という区分は、
「人間にとって有益かどうか」
という、一方的な見方で分類されたものであって、
昆虫界にとっては、はた迷惑な区分でしかないのです。

posted by COFFEE CHERRY at 20:20| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの害虫・益虫・タダの虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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