2012年09月06日

アオカナヘビを見て自然環境を考える

今日はコーヒー山の苗木定植の休憩中に、
南西諸島の宝島、奄美大島、喜界島、徳之島、沖縄島、久米島などに
生息するアオカナヘビと出会いました。

アオカナヘビ20120905-1.JPG
 どこに居るか判りますか?
 綺麗な緑色や白、褐色が迷彩色のようで
 動かないとなかなか見つけにくいトカゲです。


和名は
「青金蛇」
といって“蛇”と書きますが
手足があるように、ヘビではなくてトカゲです。

コーヒー山では冬以外はよく出会う昼行性のトカゲですが、
とにかく俊敏で警戒心も強く、緑色の保護色をしていて
体長が30cm弱でヘビのような体形をしているので、
なかなか撮影しにくいのですが、
今日はたまたま彼が小さな昆虫を食べるのに集中していたことで
20枚以上を撮影出来て何とか数枚がきちんと写っていました。

アオカナヘビ20120905-2.JPG
 とにかく俊敏で、チョロチョロと動いたかと思うと止まり、
 止まるとどこにいるのか判りにくくなり、撮影しにくいので、
 「このへんだろうな」と思うあたりで何度もシャッターを下ろして
 何とか4枚だけ撮影に成功しました。


アオカナヘビ20120905-3.JPG
 30年前には本島のどこでも見られたようですが、
 近年は腐葉土の多いやんばるや大きな公園などでしか見かけられないようです。
 南西諸島の日本固有種なので越冬ももちろん可能ですが、
 地表温度が15℃を切ると堆積した落ち葉の中に潜り込み
 沖縄のヘビのように動きが鈍くなって春までほとんど捕食しないようですから、
 そういう腐葉土がある環境が減っていることが
 彼らを見かけなくなったことと大きく関連しているようです。


アオカナヘビ20120905-4.JPG
 出会ったトカゲがどうして“彼”と判るのかというと、
 体側の白線の上に褐色のラインが入るのがオスだからです。
 メスには褐色ラインがないので、すぐに見分けがつきます。
 全長の7割以上が尾で、
 この尾を草や枝などに巻きつけることで低木などに登り、
 肉食性で、昆虫類や接触動物、ミミズなどを食べますが
 MAX2cm程度の小動物しか食べられないようです。
 また、彼らの生息には充分な湿気が必要不可欠のようで、
 厚い落ち葉の層は保水力が高く、温度変化も緩やかですが、
 コーヒーベルトがバナナベルトと同等なように
 アオカナヘビの生息区域はリュウキュウヤマガメとも同等だといえそうです。
posted by COFFEE CHERRY at 00:19| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
岡田さん、一枚目の写真はどこに彼が居るのか確信が持てません。
二枚目からは老眼の私にも判別出来ます。
所でなぜ“彼”と思っていましたが、最後に種明かしが有りました。そうなんですか。

バナナ園は大被害でしたね。
コーヒー山の方はどうですか。
新しく取り入れた種の苗木は大丈夫でしたか。

今年も猛暑や台風で大変ですが、北関東以北ではキャベツや白菜が取れ過ぎで
出荷調整するそうです。
我が家の鉢植えコーヒーの木は、暑さでグロッキーになっています。
私と同じで加齢が進んだのも原因かもしれません。

コーヒー山の台風対策、確立出来ると良いですね。

追)
ホームページアドレスが無いとコメント書き込み確認でERRORとなりました。
残念ながら私はホームページの持ち合わせが無いのでした。
Posted by まめこがし at 2012年09月08日 06:16
1枚目の写真では「尾」が見つけられれば判るのですが、判りにくい画像を載せてしまい申し訳ありませんでした。
Posted by 岡田康子 at 2012年09月08日 08:45
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