2012年10月12日

Batman現る

相次ぐ大型台風で吹き飛ばされるのは屋根や家屋、車両の一部だけではなく、
昆虫なども吹き飛ばされています。

そのため、野鳥やヤンバルクイナ、ヘビ、トンボなどが
エサを求めて駆けずり回っている光景を、
台風一過後によく見かけるようになっています。

我が家に隣接するミニバナナ園や、
そこから約40m海抜が高い大バナナ園は
残念ながらほぼ壊滅してしまいましたが、
自宅の庭周辺では奇跡的に約10本のバナナが残りました。

午後のまだ明るい時間なのに、私の頭上を飛んでいくオオコウモリが
イスラエルバナナに向かって行きました。

オリイオオコウモリ20121012-1.JPG
 沖縄本島とその周辺の離島に生息する
 「オリイオオコウモリ」
 で、両腕を広げた大きさは、子どもの傘くらいありました。
 この画像は背中側で、台風でかろうじて残ったイスラエルバナナの果実を
 食べているところです。
 黒いエプロンを腰のあたりで締めているように見えますね。


オリイオオコウモリ20121012-2.JPG
 彼は私の気配に気が付いて、
 タヌキのような頭を私に向けて、私の様子を伺っているところです。
 私は「ただ撮影しているだけだから何もしないよ」と想念を送りました。


オリイオオコウモリ20121012-3.JPG
 私の撮影がヘタなので画像がはっきりしないのですが、
 彼は再びバナナの熟れた果実を食べ始めました。


オリイオオコウモリ20121012-4.JPG
 どうも集中できないようで、
 「バナナを食べたいけど、ヒトが気になるし…」
 と思案しているところです。


オリイオオコウモリ20121012-5.JPG
 再び私と目を合わせ、彼は直後にバタバタと飛び立ってしまいました。
 彼の首の周りがエリマキのように白っぽくなっていますが、
 これが沖縄のオリイオオコウモリの特長です。



日本に生息するオオコウモリは2種類あり、
1つは小笠原諸島にオガサワラオオコウモリ、
もう1つは南西諸島の奄美諸島以南のクビワオオコウモリです。
昔はオキナワオオコウモリが本島に生息していたらしいのですが、
現在は見かけたことも死骸を発見することもなく絶滅したといわれています。

沖縄本島とその周辺に生息するオリイオオコウモリは、
クビワオオコウモリの亜種で、
奄美大島周辺に生息するエラブオオコウモリ、
北大東島と南大東島に生息するダイトウオオコウモリ、
宮古島から西の八重山諸島に生息するヤエヤマオオコウモリという
それぞれ首周りが白っぽくなっているクビワオオコウモリの4種の亜種が
南西諸島のそれぞれに分布しているようです。

オリイオオコウモリは沖縄県レッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているものの、
本島内では低地の林から山地まで見られ、
日中は樹木の枝にぶら下がって休息し、
ふつうは夜間に活動するのですが、
度重なる台風で食餌が少なくなっているようで、
日中の午後にバナナを食べに来たのでしょう。

花の蜜や昆虫なども食べるようですが、
彼らの主食は果実で、バナナが大好物です。
彼らのためにもバナナ畑を復活させないといけません。
posted by COFFEE CHERRY at 20:47| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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