2012年10月24日

コーヒーの挿し木が難しい理由を考える

西川勢津子さんの著書によると、
ご自身でコーヒーを鉢栽培されていて、
挿し木で増やしているという記述がありました。

コーヒー栽培のデメリットの最たるものは
「タネ植えから実が取れるまで約5年という長い時間がかかる」
という、
原田知世主演映画『時をかける少女』の
「桃栗3年柿8年、ゆずは9年で成り下がり、ナシの馬鹿めは18年」
というセリフに、
コーヒーも混ぜて欲しいくらいの辛抱さが必要なのですが、
収穫までの時間短縮のために、
こぼれタネからの自生苗の利用や、
挿し木を検討する生産者は県内でも多いはずです。
私もそうでしたから。

キノボリトカゲ20121023.JPG
 我が家のアルミ製の門の近くに出てきたキノボリトカゲです。
 ふだんはすぐ近くのハイビスカスあたりにいて獲物を狙っているのですが、
 台風一過後、涼しくなり、ひなたぼっこをしているのかもしれません。


ところが、県内での挿し木テストは思うような結果が出ず、
私も
「100回やっても1回成功するかどうか」
というような、マグレに近い低確率ですから、
今はウサギと亀の競争のように、無難に
「挿し木はせず、毎年コツコツとタネ植えをする」
ことに徹底しています。

私の挿し木テストでは、
挿し穂の状態、剪定バサミでの切り方、
剪定バサミを事前に火で炙(あぶ)り殺菌するとか、
葉を落としたり葉を半分に切るとか、春から秋までの
満月や新月などの時期とか、
メネデールやHB101を使うとか、
およそ私が考えられるやり方はすべて行ったのですが、
結果は骨折り損の繰り返しばかりでした。

そのため、西川勢津子さんが挿し木で増やしたという記述を読んで、
驚いたと同時に興味深く感じたのです。
「コーヒーの挿し木って、出来るんだ」
と。

キノボリトカゲ20121024.JPG
 恐竜を連想させるキノボリトカゲは私は大好きです。
 今日のコーヒー山で撮影しました。


実生(みしょう)苗と挿し木苗を比較して考えると、
タネ植えからの発芽苗、つまり実生苗は、種子の栄養分を利用して生育しますが、
挿し木苗は切り枝に蓄えられている栄養分で発根し生育することになりますから、
両者の比較では発根と根の生育に時間的差があり、
初期成長においては
「実生苗の方が良好」
と、一般論では考えられています。

コーヒーは他の樹木に比べて
幹や枝が細いのが特長ですから、
挿し木にした場合の、切り枝内の栄養分がもともと少なく、
発根しにくいことは充分考えられるはずです。

また、挿し木が根付いたとしても、
その後の生育や寿命にどう影響するのか、
また品種や土壌、日照、その他栽培環境によっても傾向が違うでしょうし、
そうなると、仮に挿し木自体の成功率が高まったとしても
積極的に取り組むべきではない、と私は思うのですがいかがでしょうか。


ヤンバルクイナ20121023-1.JPG
 台風21号の後、初めて昨日の明け方に
 まとまった降雨がありました。
 相次ぐ台風でヤンバルクイナもエサ探しが大変なようで、
 昨日はあちこちで見かけました。


ヤンバルクイナ20121023-2.JPG
 約10m先の雑草群の中に入り込もうとしているヤンバルクイナです。
 雑草群でも、出入り口や、その中の通路はほぼ決まっているようです。
 ケモノ道のようなヤンバルクイナ専用の通路が踏み固められていますから。
 これも昨日の撮影です。


ヤンバルクイナ20121024.JPG
 これは今日の撮影でピンボケですが、これでも最も良かった画像です。
 動きが俊敏なので、私のようなデジカメ音痴では
 ピントが合う前に慌ててシャッターをきってしまうので、
 実は撮影数は多く、ほとんどがゴミ箱行きなのです。
 8月頃から野良犬が群れになって近くに来ることがあり、
 ヤンバルクイナたちも、それを警戒して生息地を移動しています。
 犬たちは夕方から夜にかけて近くに来るので
 ヤンバルクイナは日中は安心して出てくるのです。
 「ごめんね、もう飼ってあげられないの。何とか元気に生き延びてね」
 という、犬猫を捨てる飼い主の気持ちも解からないではないですが、
 それは優しさではありません。
 捨てられた犬猫たちには残酷な結果しか残されていないのです。
 飢え死にするか毒まんじゅうをたべさせられるか、
 あるいはいずれ捕獲されて
 動物愛護センターのガス室送りになるかでしょう。
 返って苦しませることになるのに元の飼い主は気づかないのです。
 野良犬軍団は近隣の養豚の番犬やヤギにも危害を加えているようです。
 今のところ我が家のRIUと鉢合わせすると、野良犬は逃げて行きますが…。
 困ったものです。

posted by COFFEE CHERRY at 23:27| 沖縄 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーの品質を高めるための考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
岡田さん

沖縄では色々な問題で揺れていますね。

ところで、挿木についてですが育種(種の保存)上重要な技術として使われている様です。
何でも手を付けたがる私は、度々の失敗に一度は諦めたのですが育種目的とは言え事業
として行われていると聞き及び何とかしたいと思っています。

一応、薬品など使用せずナチュラルで行っています。
当地では生育適期が短く一方結果が出るまでの期間が長いので数をこなす事が出来ません。
今年は色々トラブルが有ったので2本だけ行いました。

1本は枯れもう一本に今新しい芽が育ち小さな葉が展開しその中央にも小さな芽が確認出来
ます。同じ木の反対側にも小さな芽が有り、そろそろこちらも展開しそうです。
本来片側は取り除く方が良いのだと思いますがそのままになっています。

来年の事を言うと鬼が笑うと申しますが、来春には別の方法を試してみたいと思っています。
Posted by まめこがし at 2012年10月25日 19:08
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/298878423
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。