2014年07月07日

台風8号が明日沖縄本島に最接近

東京都台東区の入谷鬼子母神の境内などで
下町に夏の訪れを告げる「入谷朝顔市」が始まったようです。


朝顔を売る露店が並んで、特に夕方以降は電球が点いて風情があり、
私も東京に居た頃には何度も行ったことがあります。
雰囲気に飲まれて一度だけ威勢の良い露店で鉢を買ったことがありましたが、
F1種で観賞用の“使い切り”のため、
朝顔市の直後に行われる「ほうずき市」同様、
「ひやかしで見るだけ」参加が恒例になりましたね。

朝顔は、実が膨らんで、枯れたように茶色くパリパリしてきたら
黒いタネを取って、翌年の春ごろに播種(はしゅ)をするのが楽しみなのに、
命を観賞用にしてしまうのは、ちょっとね。


さて、明日昼ごろに、
沖縄には「非常に強い」勢力の台風8号が
現時点では久米島の西側を北東に進む予報が出ています。
(進路は微妙に西よりに変わり、徐々に西側の宮古島に近づきつつあるような)

久米島と沖縄は約100kmも離れていて、
これは東京を起点とすると水戸や箱根、甲府、宇都宮のあたりに相当します。
なので、台風の中心が通過する久米島や座間味諸島では大変ですが、
沖縄本島の、しかもやんばるは今回の台風は
それほど脅威ではなさそうと楽観視しています。

といっても、今日はさすがにコーヒー山には行けず、
自宅周辺の台風対策をしています。

コーヒー苗木20140707-1.JPG
 こういう鉢は暴風の当たらない場所に一時避難させるか、
 鉢を横にして台風通過後に起こす、というモノグサ対策もあります。


移植したバナナ子株20140707.JPG
 最近移植したバナナ子株。
 これは暴風で折れたら「しょうがない」と
 あきらめざるを得ません。


豚糞堆肥と国頭マージ20140404.JPG
 コーヒー山の地主が自ら我が家の近くまで
 わざわざ運んでいただいた国頭(くにがみ)マージと豚糞堆肥です。
 この画像は4月初めに撮影。


豚糞堆肥と国頭マージ20140707.JPG
 上の画像のままだと豚糞堆肥は大雨でドロドロに流出してしまうので、
 頂上に穴を開け、米ヌカと糖蜜などを入れて
 ブルーシートをかけて発酵させているのですが、
 暴風で吹き飛ばされるので、
 画像のように、周りを押さえたのですが
 どうなるのかな、少し不安。


台風の大まかな進路が判れば、
時計と逆回りに吹く暴風がどっちの方角からか、
あらかじめ判るので、
そういう対策をするのです。

沖縄タイムス台風8号記事画像20140707.jpg
沖縄タイムスの台風8号の記事に出ていた画像です。

朝日新聞DIGITALの記事(2014年7月7日13時20分)を以下にコピペしましょう。
台風8号「沖縄に特別警報の可能性」 気象庁が警戒促す
 大型で非常に強い台風8号は7日、
勢力を強めながら沖縄の南海上を北上し、
8日午前には中心気圧が910ヘクトパスカル、
最大風速が55メートルの猛烈な台風になって沖縄に接近する恐れがある。

気象庁は7日夜にも沖縄県に特別警報を発表する可能性があるとの見通しを発表。
「7月としては過去最強クラスの台風。最大級の警戒が必要」
と呼び掛けた。

 気象庁によると、台風は7日正午現在、
沖縄の南海上を時速25キロで北北西へ進んでいる。
中心気圧は930ヘクトパスカル、最大風速は50メートル。

沖縄では8日にかけて風が強まり、久米島や宮古島で最大風速55メートル、
沖縄本島で50メートルの猛烈な風が吹き、
総雨量は500ミリに達する恐れもある。

 台風は沖縄に接近した後に進路を東寄りに変え、
8日午後には九州南部も風速15メートル以上の強風域に入る見込みだ。
その後も非常に強い勢力を保ったまま9日から10日にかけて西日本に近づく見込みという。

 台風の特別警報発表の指標は沖縄では
中心気圧910ヘクトパスカル以下か最大風速60メートル以上。
仮に特別警報発表となると、
昨年9月の大雨で京都、福井、滋賀の3府県に出されて以来となる。

となっています。

聞きなれない「特別警報」とは、
昨年8月末から適用された最大限の警戒警報ですが、
久米島周辺はともかく、本島北部のやんばる地区としては、
2〜3年前に5回もやんばるを縦断したり大接近した大型台風の方が
威力が凄まじかったので、
「それを超えることはないだろう」
と、
そういう意味で楽観視しているのです。

WEATHERNEWSによると、
現在の台風の速度は時速25km、
これは
100m14秒=1500m3分36秒、
日本陸上競技連盟のHPの「日本記録」によると、
男子1500mは3分37秒42、
これだと速さがよくわかりにくい、
高校女子1600mリレーの日本記録が3分37秒86(大阪・東大阪敬愛高校、2009年)、
要するに
「原付バイクの法定速度は時速30kmなので、それよりちょっと遅い速さ」
で進んでいるわけです。

2〜3年前のやんばるを襲った大型台風は、
あちこちの林道崩落や北部の漁港などでもかなりの被災がありましたが、
やんばるの森も、いまだに復調途上なのです。

恩納村の山城武徳先生が現役で頑張っていられた頃は、
台風の翌日に農園がどの程度被災するものなのか、
アポも取らずに見学に何度も押し掛けたものです。
今から考えると、身勝手さが恥ずかしいですが、
山城先生は嫌がりもせず、
後片付けをしながら親切に丁寧に教えていただきましたが、
懐かしい想い出です。

当時は、
私がまだテスト圃場用地も借りられない時期で、
「コーヒーが風に弱い」
といっても、どのくらい弱いのか、
台風が来たらどうなるのか、
防風林はどのくらい持ち堪(こた)えられるのか等々、
未知なことが多く、台風のピークにさえ、
コーヒーがどういう状況なのか、どのくらいで主幹が折れるのか、
現場で見たいと思っていたものです。

コーヒー山は、今回の大型台風は、まず問題ないはずです。
春に中島さんと井上さんにアドバイスを頂いて、
日照を入れるために、一部を少し切り開いたのですが、
それが今までとどう違うのか、あるいは大差ないのか、
その結果を早く知りたいところです。


今日は7月7日で七夕ですが、
http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/yurai/
「台風の被災がないように」
とかは願いません。
もちろん、被災が無く無事でありたいですが、
そういう意味ではなく、
「沖縄は台風が年に4〜5回は接近、または上陸」
と、
台風を受け入れる気構えがないと
何も出来ないということなのです。

4〜5月にかけて赤い花を咲かせるデイゴの出来をみて
今年の台風は多いとか少ないとか、言う人がいます。
「デイゴが見事に咲くと、その年は台風の当たり年だとか、
 天災(干ばつ)に見舞われる」

という迷信が沖縄にはあるのです。

THE BOOMの「島唄」の歌詞の出だしは
デイゴの花が咲き 風を呼び 嵐が来た
デイゴが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
繰り返す悲しみは 島渡る波のよう

ですが、
これは迷信に基づくものです。



「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
と、
靴飛ばしの天気占いをするより、
「年に4〜5回会う、海外の南方の友」
と視点を変えると、
別に海外の友ではなく、国内の友だとしても
これはもう相当親しい仲になるはずです。
毎年4〜5回も会うなら、
相手の気心も充分に理解する必要がありますよね。
多少、気まぐれで乱暴なところがあっても、
それを受け入れられる度量を、
天から試されているのだと思うのです。

そう考えると、
沖縄でのコーヒー栽培の場所は
おのずから判ると思うのです。

コーヒー苗木20140707-2.JPG
 自宅の庭のブロック塀の外側に置いてあるコーヒー苗木。
 ここはバナナが植えてあるように
 コーヒー苗木は遮光されていますが、
 同時に暴風の被災は受けにくいです。

コーヒー苗木20140707-3.JPG
 これも上記と同様です。
 画像上部の黒いグチャグチャしたのは
 バナナの花の果軸に付いた花苞ですが、
 2〜3年前の大型台風でやんばるバナナは
 すっかり疲弊してしまい、昨年は収穫ゼロ、
 今年に入り、ようやく開花し始めましたが、
 房の段数も例年の3割程度で、
 バナナは復調途上ですね。


ライバル視以前の問題で、
沖縄で真剣にコーヒーを栽培している人たちからすると
ただただ迷惑なだけなのですが、
海外産を沖縄産と偽装している悪名高い業者、
ここはどんな大きな台風が来ても
毎年豊作のことでしょう。
posted by COFFEE CHERRY at 17:53| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの品質を高めるための考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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