2007年05月09日

南城市玉城の知念コーヒー園

南城市玉城に、
「10年くらいコーヒー栽培をしている人がいる」
というので、
その親戚の方を道案内に今日午前中に伺ってきました。

0509知念コーヒー1.JPG

0509知念コーヒー2.JPG

あいにく知念さんは、
コーヒー園や、ご自宅でも不在でしたので、
 ・ コーヒー苗木の入手経路
 ・ 収穫量
 ・ 精製加工方法
 ・ 焙煎方法
 ・ 販価、販路
 ・ 病害虫
 ・ 肥料
 ・ 農薬使用の有無

などについては、
次回訪問させて戴いた時に伺うとして、
今日はコーヒー園内を見学させて戴きました。

0509知念コーヒー3.JPG

0509知念コーヒー4.JPG

この農園は、恩納村の山城武徳先生と同様に、
・約7m間隔に、香港カポック(ヤドリフカノキ、
 正確には「シェフレラ・アルボリコラ」)を
 約2.5mの高さで植えて防風林にしている
 (山城先生は原種のアカバナーを防風林にされていて、
  私も同じです)
・その7m間隔に、2本のコーヒーを並列に植えてある
・天井などに防風ネットは張らず、コーヒーは日照に当てる

というスタイルで、
雑草が生えていたところをみると、
除草剤は使っていないように見受けられました。

左はカポックの防風林.JPG
      左側はカポックの防風林です

知念コーヒー園は南城市玉城ですから、
沖縄本島南部特有のジャーカル土壌(アルカリ性)ですが、
土壌改良をしているのか、
コーヒーは驚異的な成育ぶりで、
山城先生のコーヒー園を
初めて見せて戴いた様な衝撃度でした。

0509知念コーヒー5.JPG

0509 知念コーヒー6.JPG


黄色いアマレロタイプの実をつける木もありました。
アマレロタイプ2−1.JPG

アマレロタイプ2−2.JPG

沖縄コーヒーの祖・和宇慶先生が
具志川市兼箇段(かねかだん)の
ご自宅で栽培されていた品種より、
花芽や花托(かたく)が多く、
恩納村の山城先生や東村の足立さんから、
南城市玉城の知念コーヒーのお話は、
一度も出ていませんので、
苗木はこれらのルートでもないようにも思えます。

花芽と花托1.JPG

花芽と花托2.JPG

花芽と花托3.JPG

花芽と花托4.JPG

沖縄コーヒー栽培は、ほとんどが
この3名からのルートなのですが、
また別の品種なのか、興味が出てきました。

0509知念コーヒー7.JPG

沖縄コーヒー栽培者は、
今のところ零細規模ばかりですが、
そのためか県は全体を把握する気がまったくなく、
コーヒー栽培者は横の連携もないために、
孤立無援の持久戦をしいたげられていて、
新たな栽培者を見つけるのは至難の業で、
悪い例えですが、不発弾を発見するようなものなのです。

私の調査では、県内のコーヒー生産者は、
今日で10人になりました。

0509知念コーヒー8.JPG

将来的には、
沖縄コーヒーの栽培技術の向上や
品質の底上げ化を図るためには、
組合や協会などの組織化も必要になろうかと思います。

0509知念コーヒー9.JPG

posted by COFFEE CHERRY at 17:59| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄のコーヒー栽培 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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