2007年05月18日

5月11日講演会の内容A「海外産との差別化戦略は?」

今、「食の安全・安心」が問われる時代になりましたが、
キャッチフレーズで「安全・安心」を使う企業が多く、
消費者は混乱しています。

イオンのトップバリューは、
「OEM(委託生産)による自社製品」
というだけで、
「環境品質にこだわっている」
というものの、原材料のほとんどは中国製です。


実は、今飲んでいるコーヒーも
安全なものとは言えないのです。

コーヒー豆を輸入する時には、
焙煎する前の生の“生豆”の状態で輸入されるのですが、
生の豆には虫がついていることが多く、
検疫検査で虫が発見されると、
輸入されたロット全てが、
発がん性が指摘される臭化メチルガスで、
くん蒸処理をされているのですが

「輸入されるコーヒー生豆の約半分が、くん蒸処理されている」
といわれています。

また、海外の生産地では農薬がふんだんに使われていたり、
ポストハーベストなどの問題もあって、
安全とは言えないのです。

また、インスタントコーヒーの大手メーカー・ネスレでは、
期限切れ製品を回収して、
再利用していたことが報道されていました。

宣伝やキャッチフレーズ、
企業イメージなどに踊らされることなく、
「“真摯に良いモノ=ホンモノ”も求められている」
時代ですから、
 ・ 除草剤や農薬を使用しない自然農法での栽培に徹する
 ・ 沖縄産は国産なので、生豆で出荷しても
   臭化メチルで、くん蒸処理されることはない

という“安全”こそが、
海外産との決定的な差別化になるのです。

海外の有機認証は、
各国で基準がバラバラで判りにくいうえに、
有機栽培ではない農産物に、
JASの有機認証シールを貼って
偽って販売されていることも横行されていて、
こうなるとおコメの偽装と同様で、
JASの有機認証シールが貼ってあっても
商品に全幅の信頼は出来ないことになるのです。

はちみつ商品に関する適正表示を推進する社団法人
「全国はちみつ公正取引協議会」
がお墨付きをした「純粋はちみつ」ラベル貼り付け商品に、
人工甘味料などの混入が疑われる商品が、
過去7年間で延べ120点、
検査対象の約2割に上りながら、
同協議会が、違反した業者名や商品名の公表を
隠匿していた問題でも、
消費者からは、はちみつ業界の信頼が損なわれるだけで、
ホンモノを追求していたメーカーが落胆する結果となりました。

沖縄の数少ないコーヒー生産者の中でも、
少なくとも4名は、
海外産との「混ぜもの」をしていますが、
この中で、正直に
「海外産とブレンド」
を表示しているのは1人だけですから、
沖縄産コーヒー全体のモラルの底上げは、
残念ながら先々の課題になりそうですね。もうやだ〜(悲しい顔)

「安全・安心」にとことん“こだわる”ことは大事なことですが、
「安全だけどマズい」
のでは売れるはずはありませんから、
「安全・安心は当たり前」
で、しかも
「高品質で美味しい」
ことで、
海外産との差別化が充分出来ると考えているのです。


070517 ハイビスカス.JPG
昨日の自宅庭のハイビスカス画像

国頭村の土地視察は、今日になりました。
posted by COFFEE CHERRY at 00:04| 沖縄 | Comment(0) | TrackBack(0) | Business Plan Contest | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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