2007年07月14日

台風4号の被害「テスト圃場」

コーヒーのような果樹栽培は、
弱酸性土壌が適しているのですが、
現在のテスト圃場は南風原町にありますから、
アルカリ土壌のジャーカル(クチャ)で
栽培テストを行っています。

ここでは、主に
・ ハイビスカスの防風林の高さ、
ブロック状に囲った時のコーヒーへの影響、強度、剪定など
・ コーヒーの木の浅植え・深植え、剪定
・ 鉄筋や竹などの支柱の有無
・ コンパニオン・プランツの相性
・ 害虫の種類とコーヒーへの影響
・ コーヒー苗木を移植後、根付くまでの期間
・ ぼかし肥料のまく時期や量、コーヒーへの影響

などをテストしています。

土壌がジャーカルなので、
日照りが続くと、カチカチになって地割れになって、
コーヒーの根を切ってしまったり、
大雨になると、土の粒子が細かい粘土状で保水性が良いために、
ドロドロ、グチャグチャになるなどの欠点もあるのですが、
昨日の大型台風4号の猛威で、
成育過程で、しっかり剪定をしなかったハイビスカスの防風林が、
一部倒されかけていたり、
そのために、そこから風が
ハイビスカス垣根のブロック状の中に入り込み、
コーヒー苗木の一部が倒されてしまいました。

0714 ハイビスカス1.JPG

0714ハイビスカス2.JPG

0714ハイビスカス3.JPG

土壌がジャーカルで、地盤が軟弱だったことで、
コーヒー苗木やハイビスカスが倒されても、
幹が折れなかったのは、不幸中の幸いでした。

0714コーヒー苗木1.JPG

0714コーヒー苗木5.JPG

そのため、木を起こせば復元出来るわけですが、
少しずつ作業をすると、
約1週間程度かかってしまうかもしれません。

0714コーヒー苗木2.JPG

「島バナナが強風で倒されて、
 それがコーヒーの木の先端部に直撃して枝葉が落ちる」

という災難が1本ありましたが、
これはコーヒーの近くにバナナを植えた、という人災で、
バナナを植える場所やバナナをロープで縛るなど、
対策を行えば被害はなくなるはずです。

0714バナナ被害1.JPG

0714バナナ被害2.JPG

0714バナナ被害3.JPG

今回の台風の教訓は、
・ 風の通り道には、フクギ、イスの木などの
  堅い樹木を植えて防風林にする
・ 時間的に早いハイビスカス、カボックなどを防風柵にして、
  剪定を充分に行い、強度を増強しておく

  (テスト圃場のハイビスカスは、
   高さを優先したので剪定は不充分で堅牢ではない)

という、
しっかりした“防風対策”を構築する必要性が
改めて感じられました。

0714コーヒー苗木3.JPG

台風4号は、沖縄から遠ざかりましたが、
3年前は、沖縄本島に5回も襲来したのですから、
2回目、3回目と繰り返しやって来る台風にも
対応できる堅固な“防風対策”を、
人工的な防風ネットと使わずに構築したいのです。

0714コーヒー苗木4.JPG


0714 防風ネット.JPG
  簡易な防風ネットは役に立たないし見栄えも悪い

posted by COFFEE CHERRY at 19:04| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 台風の被害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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