2006年07月20日

コーヒーの若木は、水が特に必要

コーヒーの若木は、一般の果樹と比較すると、
水が特に必要なことが特徴的です。

水分が不足すると、
葉にその症状が現れます。

水不足の葉.jpg

水分が充分な若木は、葉がピンと張りますが、
日照りが続いて、水分が不足した若木は、
葉がしな垂れてしまいます。

水やりが充分な葉.jpg

雨の後のコーヒーの若木は、元気一杯になります。

posted by COFFEE CHERRY at 22:56| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

コーヒーの白い花

コーヒーの白い花が、また咲き始めました。

コーヒーの花7月17日)(.jpg

コーヒーは、開花後6ヵ月後に、赤く熟して収穫期を迎えます。

沖縄では、冬の時期がコーヒーの収穫期に当たります。

posted by COFFEE CHERRY at 17:06| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

台風の後遺症

沖縄は台風台風の通り道ですから、
特に風に弱いコーヒー栽培では、
“台風台風対策”は欠かせません。

コーヒーの木は、強風に当たると、
しなることが出来ずに折れてしまいます。

折れる前には、
強風で激しく枝葉がこすれあう状態になっています。

このこすれあう状態の中で、
花芽や小さな実、こすれた葉が落ちてしまうのです。

コーヒーのタ(7月16日).jpg
  緑の豆と白い花

葉が茶色くなっているのは、強風で葉がこすれた後遺症です。

茶色くなった部分は、もう元に戻ることはありません。

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2006年06月19日

やっかいな“地割れ”

沖縄は、先週までの集中豪雨で土砂災害がテレビ報道されました。

5月下旬〜6月中旬までの短期間で見ると、
降水量は平年の10倍もありました。

沖縄本島南部の土壌は、
「ジャーカル(クチャ)」
という、粒子の細かい粘土状の土です。

雨が降ると、粘土状になるのですが、
「ジャーカル(クチャ)」は、
乾季になると“地割れ”になります。

昨年は、
沖縄本島には不思議に台風が来ませんでしたが、
夏場は1ヶ月以上も雨がない日照り状態が続きました。

    地割れ.jpg
この“地割れ”が問題なのは、
土壌の弱い部分で最初に小規模で発生し、
地中に深く、また亀裂が入りやすい部分に向かって
ジワジワと伸びて行きます。

コーヒーの木は、
風や低温を除くと、わりと強い果樹ですが、
成長に時間がかかる果樹でもありますから、
移植をすると、根付くまで2年近くかかるのです。

大きな木ほど、活着まで時間がかかります。

“地割れ”は、
コーヒーの木を移植した方向に向かって亀裂が伸びてきます。

移植の「穴掘り」をしてあるために、
強度の関係だと思われます。

“地割れ”の亀裂が、
コーヒーの根を切ってしまうことが困るのです。

微生物は、
有機肥料をよく分解して吸収しやすいように
してくれる役目をしています。

リン酸やカリウム、ミネラルも吸いやすくしてくれるので、
新しい根の毛根のまわりには、
微生物がたくさんすみ着いているのですが、
この毛根を“地割れ”の亀裂が
引きちぎってしまうことになりますから、
コーヒーは水不足だけではなく、
一時期栄養失調状態になり、
葉を落として延命するように指令してしまうのです。

そのため、露地栽培においては、
コーヒーは特に水やりには注意しなければなりません。

また、土中の水分が蒸発しないように、
土の表面には“マルチ”対策も必要です。

粉砕したバガス(サトウキビの搾りカス)を撒いたり、
雑草を刈って撒いたり、
クローバーによる葉っぱマルチもしています。
 クローバーマルチ.jpg
私はパーマカルチャー的な考えで栽培していますから、
雑草は少しくらい生えていても
“共生”している、と捉えています。

posted by COFFEE CHERRY at 17:58| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

コーヒーの双葉

6月2日に記載した「コーヒーの発芽」の、
同じ播種発芽プレートでの“その後”です。


文献では、
「発芽後20〜30日で双葉が出る」
と書いてありますが、
これは中南米のコーヒー大生産地の事例です。

 0616コーヒーの発芽1.jpg

6月2日を“発芽”としたときに、
その後先週一杯、沖縄は豪雨続きで撮影出来なかったのですが、
その最中にすでに双葉になっていましたから、
沖縄では、
「発芽後1〜2週間で双葉になる」
と考えても良さそうです。

 0616コーヒーの発芽2.jpg

発芽〜双葉になり、
その後「本葉」が出てきます。

播種発芽プレートでなくても、
プランターや発砲スチロールの箱でも
播種は可能ですが、
この頼りない状態の中で怖いのは、
“マイマイ”による軟らかい双葉の食い荒らしと
“ネコ”による踏み荒らしです。

 0616コーヒーの発芽3.jpg
左奥に見えるのは、恐怖の「アフリカマイマイ」です。
(アフリカマイマイについては後日書く予定です)


posted by COFFEE CHERRY at 17:25| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

コーヒーの葉の出方の特徴

コーヒーの葉は、両手を合わせ、拝むように出てきて、
だんだんと両サイドに開いてゆきます。

 コーヒーの葉2.jpg

そのため、コーヒーの葉は、
枝に対して“対”の状態になっています。

 コーヒーの葉3.jpg

コーヒーは熱帯果樹ですから、
沖縄の冬では“冬眠”状態になり、
ほとんど動きを見せませんが、
春先から初夏にかけて、
成長が目に見えるようにグングンと葉を出してきます。

 コーヒーの葉1.jpg
よく見ると、
小判やサンダルの裏のような形にも見えますよね。

こういう葉の出始めの柔らかい状態のときに、
マイマイに食べられてしまうと、成長速度が遅くなるので、
雨降りや明け方などでも、
マイマイが葉に付いていないかを、
時々チェックしなければなりません。

posted by COFFEE CHERRY at 09:51| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

コーヒーの木の意外な強さ

しなりが出来ないコーヒーの木ですから、
当然台風には弱いのですが、
折れる前に、
「強風で枝葉同士がこすれあって葉や花芽、豆が落ちてしまう」
という現象があります。

実は、これが困るのです。

防風林で使うハイビスカスやカボックは、
台風の時は葉が吹き飛ぶのですが、
1ヶ月もすると、葉はまた元通りに復活してきます。

コーヒーの木は、一度葉が落ちたり吹き飛んでしまうと、
丸坊主になった枝からは少なくとも半年、
長いと1年以上かかって、ようやく葉が出てきます。

その間、冬になるとコーヒーの木は“冬眠”状態で、
動きが鈍りますから、
復活までにはよけいに時間がかかります。

移植をしても根付くまでは2年近くかかりますし、
コーヒーの木の独特な生理学的な特徴や
沖縄の気候風土や土壌の質的特徴を認識していないと、
沖縄ではとても大規模生産は出来ないでしょう。

そんな特異なコーヒーの木ですが、
水不足などで立ち枯れしたような半死の状態になっても、
“復活”することが多いのです。

 横から新しい幹が出てきた.jpg
画像のように、
幹の根元の横から、新しい主軸を出してくるのです。

幹の途中から出てくるときもあります。

このため、コーヒーの木の寿命が
40年とも70年とも文献では書かれながら、
100年以上の樹齢が存在するのです。

山城先生のコーヒー園では、
台風の被害や立ち枯れがあった場合は、
“スペア”のコーヒーの木(鉢植え)を移植して対応しています。

復活を待つより、新しい木を植え替えた方が、早いからです。

生産効率的には、もちろんその方法が正解ですし賛成ですが、
生き抜こうとするコーヒーの生命力に敬意を表して
出来る限り見守りたいのです。

鉢に植え替えて時間をかけると、
そのほとんどが葉をつけたり、
新しい主軸を出したりしてきます。

一般に果樹は、
自分がもう死にそうだと思うときに、大きな実を付けますから、
そういう意味では、
“リハビリ”を経験したコーヒーの木が、
どういう実を、どのくらい付けて、その質がどうなのかを
テストしようと思っています。

コーヒー農園にも
“リハビリ”研修センターが必要なのかもしれません。

posted by COFFEE CHERRY at 14:32| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

コーヒーの葉面散布

当たり前の話ですが、
樹木に必要な養分は根から吸収し、
幹や枝を通って、葉や花など木全体に行きわたりますから、
ふつう施肥や水やりは土に施しているはずです。

ところが、肥料(液肥)や水分は、葉の気孔からも吸収します。

コーヒーの場合、
他の植物と比較すると、特に葉面からの吸収性が高いです。

根からの吸収が数日かかるのに対し、
葉面からは数時間で吸収されます。

根から吸収するのと違って、葉面からの吸収は
「養分が移動する時間がかからない」
という速効性があるので、
水分が特に必要なコーヒー栽培においては、
スプリンクラーや噴霧機の利用を考えがちですが、
木の立場からすると
「根を張ってゆかなくても葉から水分や養分を吸収できる」
となると
根の張り出しが遅くなってしまうのです。

人間に例えると、一種の“過保護”の状態になるわけです。

そのため、
コーヒー栽培におけるスプリンクラー設置は、
その使い方によっては良し悪しになるでしょう。

人間が時々飲む栄養ドリンクや
疲労困ぱいでビタミン剤の点滴を病院でするのと
同じような考え方で、
・ 台風や長雨等で植物が弱っているときの養分補給
・ 害虫対策としての忌避剤
・ 塩類障害などで根からの養分吸収が十分でない時の養分補給
など、
どちらかというとTPOをふまえて、
予防効果や応急処置として多用しないことを原則に
考えた方が良いように思えます。

まず、木をよく観察することが肝要なのです。

 コーヒーの葉6.jpg
posted by COFFEE CHERRY at 08:42| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月02日

コーヒーの発芽

 コーヒーの発芽1.jpg
モヤシのように、
種を持ち上げてヒョロヒョロと頼りなく出ているのが、
コーヒーが発芽したところなのです。

 コーヒーの発芽4.jpg

4月3日に種植えしたコーヒーが、昨日発芽していました。

晩種から発芽までは平均約3ヶ月ですから、ずいぶん早いです。

文献は、中南米の大生産地を参考にして書かれていますから、
「40〜60日で発芽し、その後20〜30日で双葉が出る」
と書いてあるのですが、それは
・ 栽培地域
・ 播種時期
・ 土壌
・ pH(ペーハー)濃度
・ 品種
・ 水分
・ 日照
などの栽培環境によっても違いますし、
沖縄でも播種時期によって大きな差が出ます。

栽培実績をデータ化・統計化してゆくことが必要ですが、
多くの場合“永年の勘”に頼っているのが現状です。

 コーヒーの発芽3.jpg
頭に付けている種の殻は、
やがて自然に落下し、双葉になってゆきます。

双葉になると、
直根は地上部分と同じくらい伸びていて、
横からは毛根も出ています。

荒っぽい事例ですが、
この段階では、細い幹を持ち上げると、
途中で切れることなく一気に地面から抜き取ることが出来ます。

見た目は貧弱でも、コーヒーも果樹ですから、
双葉にさえなれば想像以上に強いです。

コーヒーの根は、
直根部分がとても重要で、これを傷付けるともうダメです。

発芽床の深さは約4cmですから、
双葉の段階で根は約3cmになっていますので、
根が長すぎてグルグルと発芽床の中を回らないうちに、
黒いビニール製のポットに移植して成育させます。

 コーヒーの発芽2.jpg

発芽床の土で、黒いのは炭、白いのはコーラルです。

コーラルは、カルシウム分とミネラル成分が主体ですから、
水やりや雨でこれらが微量に溶解しますので、
私は多用しています。

発芽したコーヒーの木から、赤い実が収穫できるのは、
早くて3年後のことなのです。


posted by COFFEE CHERRY at 11:54| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月29日

世界ウルルン滞在記「コロンビアコーヒー」を観ました

ぶどうのように、たわわに付いた実には驚かされました。
しかも1年中収穫できるとは…

具体的な品種や収穫量も気になりました。

典型的な、山岳地帯の傾斜地を利用したコーヒー栽培ですが、
約50ヘクタール(=1万5千坪)を
家族だけで管理しているのでしょうかexclamation&question

丈の高いバナナも植えてあるようでしたが、
特別シェードツリーのようでもなかったように見えました。

栽培面積を考えたら、多くに陰を作るのはムリですから、
密植にさせて陰を作っているのかもしれませんし、
コーヒーの高さが2m以上あったことから、
ピンチをしていない、
つまり人数的に管理が充分出来ないのかもしれません。

そのあたりは、よくわかりませんでした。


実の付き方や葉の形、枝葉の出方などが、
私が栽培している品種と明らかに違うようでしたし、
1年中収穫できるそうですから収穫量も多そうで
うらやましいです。。

持ち上げた麻袋が60sであれば、
買い取り価格が1万2千円ということは、
1kgあたり約200円になりますね。

買い取られたのが高品質なので2割高ということでしたから、
一般的には1kg当たり約170円なのですね。

1次加工した豆を屋上に持ち運ぶのが面倒にも思いましたが、
屋上で天日干しをして、
乾燥した豆は、
穴から落として袋詰めする様子は参考になりました。


村としてブランド化をする考えのようですが、
現状は農園ごとにバラバラで、
“栽培基準づくり”の必要性を説くのも時間がかかりそうなのは、
どこでも同じなのですね。

コーヒーがパスタなど料理にも使われていましたが、
日本でもカレールーにコーヒーを入れるくらいですから、
試していないだけで意
外といろいろ使えるのかもしれませんね。

コーヒーの生産現場は、
なかなか映像で観ることができませんから、
とても興味深く観ました。

私は、アジアのコーヒー栽培についての現状を
ますます知りたくなりました。

沖縄でのコーヒー栽培は、
「いかに栽培管理して品質を高めるか」
にあるかが、改めて理解させられました。

0603コーヒーの成木.jpg
posted by COFFEE CHERRY at 12:58| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

沖縄でのコーヒーの防風対策

沖縄は台風の通り道である以上、
“防風対策”は必須条件になります。

過去、多くの人がコーヒー栽培を断念・撤退したのは、
コーヒーの栽培よりも、
この「台風対策」に対する考え方の問題にあります。

防風対策の種類
・ 人工防風ネット
・ ビニールハウス(ネットハウス)
・ 鉄骨ガラスハウス
・ 防風林(ハイビスカス、カボック等)

防風ネットは、コストアップになるわりには、
その効果があまり期待できません。

また、台風の風は、
ネットを丸ごと持ってゆくだけの破壊力がありますから、
防風ネットを支えるための支柱も、
深さ1m以上に、コンクリートブロックを付けて設置するなど
しないといけません。

そうまでしても、その効果自体が期待できないのであれば、
使う意味はありません。

ビニールハウスは、
大型台風ではアルミパイプを押しつぶすくらいの
破壊力がありますから、万全とは言えません。

ビニールの代わりに防風ネットを貼り付けたハウスは、
風の通気性もありますから、
それなりの効果は期待できそうですが、
コストアップになります。

鉄骨ガラスハウスは、最も台風対策には優れていますが、
コスト的にも最大ですから
よほど資金力がないと出来ないはずです。

となると、残るのは、
「防風林(ハイビスカス、カボック等)」
による防風対策になります。

山城先生は、
「自然(台風)には、自然(防風林)で立ち向かえ」
「人間は知恵を使え」
という主義で、
台風対策が万全とはいえないまでも、
それなりの効果を出しています。

山城方式
ハイビスカスやカボックの垣根を、
台風の風の向きに垂直に作り、
この垣根を平行に並べて、その間にコーヒーを植える、
という方法です。

・ 垣根の幅は70cm、高さ2.5mという、
  ベルリンの壁を連想するような大きな垣根です。
・ 垣根は7mおきに、平行に並べるように作ります。
・ 間の7メートルにコーヒーの木を2列に植えてゆきます。
・ コーヒーの木の高さは、手を伸ばした高さ(=約2m)で、
  ピンチしてそろえます。

以上が、山城先生が考案された独自の防風対策です。

この方式は、それなりに効果があるのですが、
1つ大きな弱点があります。

それは、農地の3割近くが
防風柵の面積になってしまうことにあります。

でも、台風の通り道である沖縄でコーヒーを栽培するには、
私も山城先生の方法が最適だと思っています。

私は、さらに農地面積を減らすことになりますが、
山城方式をより堅固にした方法で、
「ブロック状に囲う」
ようにしています。

コーヒーの花芽.jpg

posted by COFFEE CHERRY at 13:01| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月27日

“安全”にこだわるなら、「鶏糞」は使えない

養鶏で「60」という数字は、
ふつう、食用肉鶏の孵化から出荷するまでの
飼育期間の日数の目安もことを言います。

正確には食用肉鶏は
「45〜60日」くらいで出荷しています。

ケンタッキーフライドチキン用の鶏肉は、
クリスマスなどの繁忙期は
ブラジルや米国などからも輸入されますが、
通常は国内の各都道府県の契約養鶏場から調達しています。

良心的と言われる「60日出荷」に対して、
ケンタッキーは「42日出荷」です。

この差は、みなさんがご存知のように
“薬漬け”のエサによるものです。

“薬”とは、
・ 抗生物質
・ ワクチン
・ ホルモン剤
などのことを言います。

「“薬”を入れたい」
というより、
鶏は孵化〜ヒナの幼少期の頃は病気にかかりやすく、
養鶏で大量の鶏を飼育することで、
伝染してしまうことを予防するために、
「“薬”を入れざるをえない」
のが現状のようです。

「鶏糞」という肥料の大きな特徴は、
・ 肥料の3要素以外に数々の微量要素が豊富に含有している
・ “遅効性”(ゆっくり長く効果がある)
・ 安価
で、
化成肥料や牛糞、米ぬかなどと混ぜて、
より有益化を奨励する人も多く、
沖縄県内のコーヒー栽培でも、
山城先生や足立さんも使われています。

コーヒー栽培というより、
「 “鶏糞”なくして沖縄農業なし」
というほど、沖縄では重宝されています。

そんな“鶏糞”の何が問題なのかというと、
鶏は、
「食べたエサの6割を未消化で出してしまう」
ことにあります。

畜産飼料、特に養鶏飼料では、
上記の“薬”が大なり小なり配合され、
病気を寄せ付けずに出荷を早めているわけですから、
「エサの6割を未消化で出す」ということは、
“鶏糞”を肥料にすると
「残留抗生物質」
が、
土壌に入ってしまうことになるのです。

コーヒーの木が「残留抗生物質」を吸い上げるのかexclamation&question
あるいは、
コーヒー豆に「残留抗生物質」が影響するのかexclamation&question
ということまでは、私には分かりませんが、
「安全」という観点から考えれば、
疑わしいものは使用しないに限るのです。

鶏糞がダメだというのではなく、
「養鶏飼料(エサ)に問題がある」
と思っています。

そのため、私は“鶏糞”を使わないのです。

 苗木と支柱、ヒマワリ.JPG

posted by COFFEE CHERRY at 06:58| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

桃栗3年柿8年、ゆずは9年で成り下がり、ナシの馬鹿めは18年

これは、原田知世主演映画『時をかける少女』のセリフです。

コーヒーも、種植えから3〜4年しないと最初の実が採れず、
待ち遠しい思いで管理しないといけません。

一般に、果樹は
・ 接木
・ 取り木
・ 挿し木
という方法で増殖できるのですが、
私が今までに行った実験では、
それぞれ成功率が1割程度しかありませんでした。

他の果樹では上手く増殖できるのに、
なぜかコーヒーは難しいのです。

そうした中で、
「挿し木」の方法を少し変えたところ、
成功率は格段に良くなった方法をあみ出しました。
(と、思います。)

せっかく成功した「新・挿し木コーヒー」の鉢が、
その後、他の鉢と混ざってしまい、
追跡調査が出来なくなってしまいましたので、
また落ち着いたらこの実験にかかりたいと考えています。

この方法がもし上手くゆけば、
コーヒー栽培では画期的なことなのです。

種から発芽・成育させると、
最初の収穫まで3〜4年かかるのが、
その半分程度になる可能性が見出せるからです。

以下は、コーヒー園の3年木の一部画像です。

 0605コーヒー苗木2.jpg
 
 0605コーヒー苗木9.jpg

 0605コーヒー苗木8.jpg

 0605コーヒー苗木5.jpg

 0605コーヒー苗木7.jpg

コーヒーの発芽方法と、
コーヒー以外の熱帯果樹の発芽・育苗方法が
画像で分かりやすく出ているサイトを
発見しましたので、お時間のある時にご覧下さい。
熱帯果樹の発芽と育苗

posted by COFFEE CHERRY at 15:11| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月14日

“コーヒーの栽培”自体は難しくありません

赤く熟したコーヒーの実を、
回転させるように枝から取り、
赤く熟したコーヒー豆をつぶします。
 手のひらでつぶしたコーヒーのタ.jpg

ふつうは、落花生のように
2つの種が合わさるように入っているのですが、
まれに1つしか入っていないことがあります。

 つぶしたコーヒーのタ.jpg


容器に水を入れ、コーヒーの種を入れます。

浮かぶものと沈むものに分離します。
 コーヒーの種を浮かべる.jpg
浮かぶものは「廃棄」、沈んだものだけを播種用にします。

私は容器にHB101を1滴入れ、
発芽剤の代わりにしています。

冷蔵庫で種を冷蔵する方法も試しましたが、
はっきりした違いが出なかったので今はしていません。


播種後、約3〜4ヶ月もかかって、
モヤシのように頭を持ち上げてきてから、双葉になります。

まさに「忘れた頃に発芽した」という感じです。

沖縄コーヒーの創始者・和宇慶朝伝さんから
「発芽までに9ヶ月かかったことがある」
とお聞きしたこともありました。

ただ、コーヒーの種の入手はなかなか困難なのです。

 1年目のコーヒー苗木.jpg
約1年後のコーヒーは、成長の差がありますが、
典型的な大きさは、このくらいです。


posted by COFFEE CHERRY at 11:12| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月11日

コーヒーの木の白い花

真っ白いコーヒーの花は、わずか3日間で散ってしまいます。

コーヒーの花.jpg
その間、雨に打たれても散ってしまうくらい
デリケートな花ですが、
花が咲いたところからは確実に実が付き、
約6ヵ月後に赤く熟して収穫になります。

画像のコーヒーの木は3年木ですが、
この頃から花が咲き始め、
以降木の成長と共に収穫量が増え、
10年木くらいでは収量は10s前後になります。

開花の時期は4月〜7月あたりです。

コーヒーの木の寿命は、
文献上では40年とも70年とも書かれていますが、
沖縄県内には100年を超えるコーヒーの木が
あちこちにあります。

posted by COFFEE CHERRY at 23:13| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの栽培日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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